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どうも、雪乃花です!
気づいたらハート増えてて嬉しいとともに焦りを感じてます
ちゃんと書いてあるんで大丈夫ではあるんですけど((
なんかやっぱり自分で納得いかない内容な部分があるので、、
とりま物語いきましょうか!
let’s go!!!
次の日。
今日は貴方と遊ぶ当日だ。
少し早めに集合場所に着いて待っていた。
でも案の定というかなんというか、貴方は遅刻している。
LINEの既読も、電話にも応答なし。
もう2時間が過ぎようとしていた。
そろそろ帰ろうか?
さすがに遅すぎるし、幾ら何でも既読すらつかないのは単純に心配。
まあ、単に寝てるんだとしても、この時間からここまで来てる間に時間がかかってしまう。
そう思い、ベンチから腰をあげ駅に向かって歩き出した。
その時一瞬、貴方の姿が見えたような気がしたけれど、きっと幻覚だろう。
だって、既読すらつかないのにこんなところにいるのは可笑しい。
なにより、俺が瞬きする間に、消えてしまったのだから。
、俺、疲れてるのか、?
幻覚なんて見たことなかったのに、、、
初めて見た幻覚が、相棒だったなんて、w
逆に運命かもしれない(((
な〜んて、意味のわからないことを考えてみる。
まあ、どっちにしろ早く帰って、幻覚じゃない方の相棒を問い詰めないとね、w
____おかしい。
いくらなんでも、5時間も連絡がつかないなんて、、、
もう午後3時だし、起きてないわけない、はず。
LINEだってもう100件以上送ったし、直近のトーク画面には「不在着信」の文字がずらりと並んでいる。
今だって、自身のスマホを耳に押し付けて、どうにか反応を得ようと頑張っている。
ツー、ツー、ツー、(応答無し)
再び断ち切られる通話。
さすがにこれは事件だと察し、急に心拍数が上昇するのを感じた。
汗が額から滲み出てくる。
貴方は無事なの?
急に心細くなってくる。
そんな時、ふと他メンのことを思い出した。
誰か、もしかしたら。
もしかしたら、何か知っているかも知れない。
そう思った時にはもう、メッセージを送っていた。
🍌「だれか、めんについて知ってる人いますか?」既読3
🦍「めん?ごめん、僕はちょっと知らないな、、、」
リーダーであるドズルさんも知らないのか、、、
本当に、何かあったのか、、、?
🍆「めんって、おんりーチャンの知り合い?どうかしたの?」
え、?
メッセージを見て、背筋が凍ったように感じた。
声が出ない。
⛄️「めんさん、?は、おんりーのお友達なん?どんな人なの?」
おらふくんまで。
もう、意味がわからない。
昨日まで、一緒に、5人で、、。
よく見たら、このグループラインも
“ドズル社メンバー(4)”
意味がわからない。
頭が追いついていない。
なぜ、?
どういうこと?
頭を埋め尽くす混乱をおさめようと、貴方へ連絡する。
いや、、連絡”しようとした”。
どういう訳か、貴方の連絡先は、俺の履歴から消えていた。
もう訳がわからない。
それでも、回らない頭で必死に思考し、友だち一覧から貴方を探すことにした。
それでも、貴方の名前はない。
何度も、何度も目を通した。
検索機能で名前を入れた。
それでも、貴方の名前はなかった、。
本当に、意味がわからない。
これまで5年間、ずっと。
一緒に話してきたのに。
これまで毎日。
笑い合ってきたのに。
昨日だって、
一緒に撮影して。
何気ない会話をして。
互いをばかにしたりして。
なのに、なのに突然。
何故か、この世界から
“貴方”という存在だけが、ぽっかりと消えてしまったようで。
彼がなによりも大切にしていたメンバーも、彼のことなんて覚えていなくて、、
ピコンッ♪
静まり返ったこの空気を切り裂く通知音。
毎日同じ時間に投稿される、自分たちの動画の通知だ。
そしてそれは、痛々しい現実を、俺にさらに思い知らせるものだった。
そう、5人で撮ったはずのあの動画。
映っているのは4人のみ。
いたずらでTNTを爆破させたのはぼんさん。
昨日、確かに貴方が爆破させていたのに。
出来事まで、塗り替えられているというの?
画面の俺は、俺の記憶にはない会話を、楽しそうにしている。
ドズル社公式サイトにも、あるのは4人の名前のみ。
____ああ、もう、、。
認めたくなかった、
目を背け続けていた、
胸を突き刺すような現実を、受け入れざるをえないんだと
理解してしまった。
いつのまにかスマホは手から滑り落ち、
部屋の床に力が抜けてしまったかのように座り込んでいた。
頬をなにか冷たいものが伝う感覚がした。
次に気がついた時には、もう全身の力が抜けていた。
そして、俺は涙を流しながら意識を手放した。
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