テラーノベル
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宮「え…、俺達は感動的とかそんな感じじゃないよ?」
渡「むしろ、暗い。俺は良いけどな…、涼太がしんどいなら止めとこう?」
佐「えぇ、そんなに?」
阿「無理に話さなくても…、」
宮「…いや、言う。せっかく友達になったんだし、あの時の翔太、かっこよかったし。」
渡「ばっ///」
宮「俺が話す、」
渡「無理すんなよ、」
宮「うん、」
俺達は同じ病院で生まれて、近所で育って、保育園まで一緒だった。毎日一緒に遊んで、俗に言う幼馴染ってやつ。でも、小中学校は地区が違ったから別々になった。翔太は小中学校が俺と別れる、と聞いて、俺に言ってくれた。
渡「俺の大切な人は、涼太だけだから!」
そう言って、頑張って編んだのであろう、少し不細工なミサンガを俺の手首に付けた。
渡「俺が、涼太を守る!」
あの時園児だった翔太は、そうそこで誓ってくれたよね。
…
最初は翔太と殆ど会わない生活に慣れなかった。毎日一緒に行くのが普通だったから、誰と一緒に登校すれば良いのか分からないし、クラスに居ても誰と話せば良いのか分からない。友達は出来るけど、話す程度、そんな物だった。
中学生になって、第2性の検査があった。結果はΩ。殆ど周りの人がβだったから、自分だけΩだったのが嫌だった。
俺が希少なΩと分かってから、αの人が俺を空き教室に呼び出すようになった。
宮「何、こんな所に呼び出して。」
ク「お前、Ωなんだろ?」
宮「…、」
ク「他のΩの人さ、もう番が居て、ヤらしてくれないんだわ。」
宮「…そうですか、」
ク「お前は番が居ない、って聞いたんだけど?」
宮「いや、居るけど…、」
ク「名前言えんのかよ、」
宮「えっ、と…、」
翔太は第2性何だったんだろう…。今ここで「翔太」って言ったらどうなるのかな。俺、翔太だったら番でも良いのに、
ク「まぁヤったら分かるか。おい、抑えといて!」
宮「嫌…、」
ク「うるせぇよ、」
…
クチュ、クチュ、クチュクチュ、
宮「やめッろ!///」
指を穴に入れられて、中をいじられる。逃げたいのに、抑えられていて逃げられない。
ク「きッ、つ、まさかお前、初めて?」
宮「くッ、///」
何で初めてがこんな奴に…、俺には翔太しか居ないのに…、
ク「初めてか。じゃあ番も居ねぇな。」
番が居ない事がばれて、その後はやりたい放題。後処理もせずに、満足したら帰っていく。
先生に相談しても、少し叱るだけで何の解決にもならなかった。俺は何度も何度も言い続けたのに、結局は「宮舘が強くなれ。」、って。
毎日呼び出されて、毎日泣いて帰って。そんな事が続いたから、母親も流石に気が付いて、声を掛けてくれた。
母「最近、学校大丈夫?…泣いて帰ってくるけど、」
宮「俺ッ、泣」
宮「…虐められてるのッ、泣」
宮「学校、行きたくないッ!泣」
遂に母親にいじめを報告した。母親は俺の味方になってくれて、学校を休ませてくれた。
ずっと不登校が続いた。だから、中学校の半分以上は学校に行っていない。でも中卒は将来が心配なので、独学でちゃんと勉強して高校受験をする事に決めた。
俺は努力の末、第1志望の高校に合格した。結構頑張って勉強して、レベルの高い学校にしたので、ろくに勉強もしていない俺をいじめてきた奴達は入って来れないだろう。
…まだ、翔太とは会えないまま。
…
4月、俺は入学式を迎えた。今日の予定は終わってもう放課後。誰も居ないクラスで、窓から見える景色を眺めていた。過去の事は忘れて、頑張るつもりだった。
ク「よう、久しぶり。」
あいつが現れるまでは。
宮「…何ッで、」
ク「お前、途中から学校来なかったろ。俺、寂しかったなぁ、笑」
宮「何で…、」
ク「俺ん家、金持ちなの。言ってなかったっけ?まぁ親のコネ?で入学できちゃうわけ。」
80
yuka
絶望だった。やっと学校に来れて、これから普通に過ごしていくつもりだったのに。
ク「この後、暇だよな?ヤらせろよ。。」
宮「…や、」
ク「あ?」
宮「…嫌、」
ク「つべこべ言うな!」
「もう駄目だ」、と思った。俺の高校生活も、もう終わり。また不登校の道が見える。
ガシッ
ク「あ…?」
渡「何、してるんですか?」
ク「お前、誰?」
渡「俺は、このクラスの渡辺です。」
ク「そんなやつ居たか?」
渡「まぁまだ1日目なんで。で、何してるんですか?」
ク「こいつ、Ωなんだよ。でさ、まだ番が居ないから、俺の性処理に付き合ってもらってんの。笑」
渡「…いつから?」
ク「中学生の時から?こいつと中学、一緒なんだ。」
渡「…、」
ク「お前、α?何なら一緒にする?笑」
渡「…αだけど。」
翔太、αなんだ…。
渡「ありがたく、参加しようかな。」
嘘、でしょ…、
ク「お、良いね!」
渡「お前をぶちのめすのに。」
ク「…は?」
ボコッ
コメント
2件
かっこいいじゃん💙😎

しょっぴーかっこいい😎