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翌日、いつもの様に屋上に来ていた。
案の定会長の方が早く来ていて、
またからかわれている。
「今日も卵サンドなの?飽きないね〜 」
「まぁ、卵好きですから」
「私は黄身が好きかなあ。」
思考が止まる。
え?今なんて言った?
君が好き、と言ったのか。
驚いた表情をしていると。
「どしたの?」
「え、いや…今なんて言いました?」
「え、だから…卵の黄身が好きって話」
やばい。
さっきから心臓の音がうるさい。
君と黄身を勘違いしていた。
クソ恥ずかしい。
「ていうか、会長。」
「ん、なあに?」
「生徒会の仕事とか無いんですか?」
「あるよ〜」
「え、いいんですか?やんなくて。」
「別にすぐ終わるしいいのいいの。」
そんなにすぐ終わる物なのか、
結構大変そうだと思うけど、
確かに会長ならすぐ終わる物、なのか?
「ねぇねぇ揺不君。」
「なんですか?」
「私がさっき黄身が好きって言った時、なんで固まったの? 」
悪戯な笑みを浮かべながら顔を覗いてくる。わかって言っているだろこの人。
「いや…別に、少し考え事を」
「へ~?何考えてたの?あと顔赤いよ。」
追い打ちをかけるように一言付け足された。
最悪だ。
「授業の事とか…。 」
苦し紛れにそう思いついた言葉を口にする。
「じゃあさ?卵の黄身じゃなくて、君が好きって言ってたら、どうしてた?」
「え…えと、君って、部首が尹の方ですか?」
「うん。そっちであってるよ? 」
「で、どうしてたの?」
「ぇ…いや、わかんない、です。」
「優柔不断だなー。モテないぞ? 」
微笑みながら言ってくる。普通に刺さる。事実としてモテないんだからその言葉は効く。
「やめてくださいよ、本当にモテないので。」
「じゃあ揺不君」
「はい?」
「好きです。付き合ってください。」
「…嘘ですよね?」
ちょっと本気かもしれないと思ってしまった自分が悔しい。
「えーひどい!本当かもしれないじゃん! 」
「絶対違いますよ。」
「もー、可愛くない。せっかく愛を込めてあげたのになあ」
「その手は通じませんよ」
「あーあ!ノリが悪い後輩は辛いなあ!」
「ねぇごめんじゃん黙んないで!お願い!」
「まぁ許してあげます。」
「あ、今日も手繋いで帰る?」
突然そう聞いてくる。
いや、当然はいといいたい。
というか言わせてください。
でもね、こっちのプライドもあるんです。
ここはいいえと言うべき。
絶対に。
「やっぱり揺不君手暖かいね〜」
「…うす」
「照れてる時の反応じゃん。」
悪戯な笑みでこちらを見ている。
当たり前に照れますよそりゃ。
昨日も思ったけどちらちらとクラスメイトやら後輩やらに見られてるんだよなぁ。
「やっぱり手繋いでる時は本当に付き合ってる感
じしない?」
「し、しませんよ」
「え〜?でも私と付き合えてると思えるよ?」
「思えなくていいんですよ」
「酷〜い。冷たい男もモテないよ揺不君。」
「モテなくていいですよ別に。」
「あ、拗ねちゃった?可愛いね〜」
「本当に拗ねてるじゃん。」
めちゃくちゃ会長が笑っている。
何も言い返せないし、
この状況抜け出したい、
「撫でたげよっか?」
「子供じゃないんですよ?」
「え〜?私から見たら拗ねてる可愛い可愛い子供
なんだけどなぁ」
「じゃあ撫でてみせてくださいよ、届くなら。」
「あ!身長差はずるいよ揺不君!」
必死に俺の頭を撫でようと背伸びをし限界まで会長が近づいている。
やばいめっちゃいい匂いする。
というか胸が当たっている。
どうしようこれはいけない。
けど止めるのは少し、その。うん。
そう考えていると、
「あ〜あ、揺不君はそういうことする人なんだ
そーなんだ!」
そう言い放って背伸びをやめた会長は少し早歩きで前に進んでいく。
繋いでいた手が離れそうになり咄嗟に掴むと、
「っへッ?!」
「あ、すみません…つい。」
「びっくりした、」
「会長が早歩きするのが悪いんですからね」
「ごめんごめん。」
少し驚いた表情を見せた会長はすぐにいつもの様に笑顔でこちらを見た。
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どーだったでしょーか!
というか、この作品ですね、
会話文重視で作っているので、
チャットノベル感覚で見て貰えたらいいなと!
てことで、
気に入ってくれたら!
いいねとフォローよろしくです!
良ければ別シリーズもあるので、
そちらも見て言ってください!
それでは!
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めろんそーだ💚🎗️☘️