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コンコン
雨花「部長さーん。いる?」
「なんか緊張するな」
「部活なんて初めてだしな」
「歓迎されると良いよな!」
「そればっかりは分かんねぇぜ?」
妖怪たちが話していると……
「何……です……か……?」
「「ひぃ!!」」
雨花「どうしたの?部長さん。そんなに顔面蒼白になって」
「し、失礼。徹夜で予算について考えていてな。少し顔色が良くないかもしれない」
雨花「そうなんだね」
「な、なぁ。雨花」
雨花「ん?どったの?」
「この部長大丈夫なのか?体調悪そうだけど……?」
雨花「こういうのはいつものことだけど、止めても絶対やるからなぁ……」
「俺は大丈夫だぞ。気にするな。……それで何で妖怪がいるんだ?」
雨花「あぁ、この妖怪さんたちがテーブルゲーム部に入りたいんだって」
「な、何?!」
「「(やっぱりダメか……)」」
妖怪たちがそう想った瞬間……
「素晴らしい!!!!」
「へ?」
「ぜひ入ってくれ!大歓迎だ!さぁさぁ!どうぞ中へ。雨花さんも」
「あ、あぁ」
「変な奴だな」
「頭おかしいのか?」
「俺たちからしてみれば人間は全員頭おかしいけどな」
雨花「まぁまぁとりあえず入ろ?」
雨花と妖怪たちは部長に招かれ、部室へと入っていった。
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「実はな妖怪さんたちが入ってくれないかと想っていたんだ。妖怪さんたちが入れば新しいゲームの開発の良いアイデアが浮かぶと想ったんだよ」
雨花「新しいゲームの開発なんてやってるんだ。道理で予算がなくなるわけだ」
「それに妖怪さんは運動部に入ることが多いからな。多分文化部に妖怪さんが入るのは初めてなんじゃないか?」
雨花「イタズラ好きだから、体動かすのが得意な子が多いからね」
「じゃあ……!」
「俺たちが!」
「初めての……」
「文化部所属の妖怪なんだ!!」
「イェーイ」と万歳しながらタップダンスを踊る妖怪たち。
雨花「やっぱり大丈夫だったね。良かったね」
「じゃあ早速だが、入部届を書いてくれ」
「「はぁーい!」」
妖怪たちは入部届を書いている。
「うーん……それにしても」
雨花「どうしたの?」
「いや実はな。予算で買いたいゲームが二つあるんだ。一つはVRゲーム。そして一つは最新機器のゲーム機なんだよ」
雨花「……最新機器のゲーム機……?」
「なぁ妖怪さんたち。この最新機器のゲーム機を作れたりしないか?」
部長はスマホでそのゲーム機の画像をみせる。
「あぁこれは無理だな。人間が作るものは複雑すぎで妖怪の手には追えないんだよ。」
「実物があれば良いんだけどな」
雨花「……実物……?」
「実物さえあればコピーして複数に増やすことができるんだけどな」
「だから諦めてくれ」
「そ、そんなぁ……」
雨花「持ってるよ。わたしたち」
「へぇそうか持って……。!?な、何!?持ってるって言ったのか!?今!!」
雨花「うん紆余曲折あって手に入れたの。生徒会室にあるよ。妖怪さんたちに頼んで増やして貰えば?」
「じゃあ君たちの内コピーできる妖怪は誰だ?」
「俺。でもただじゃ動かねぇぜ」
雨花「あはっ!わたしそういうところ嫌いじゃない!」
「じゃあそのゲームが入った暁には、一週間そのゲームを貸切にしてあげよう。もちろん妖怪さんたち全員な」
「よっしゃ!やるぞ!」
「お前に託した!」
「ちょっとしんどいと想うけど頑張れよ!」
「ギャハハ!失敗すんなよ!」
「じゃあ早速生徒会室に行こう!」
【続く】