テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1月の下旬
受験までの日数が短くなっていた
そんな中、壮行会が行われた
1つ目はゼミの壮行会、2つ目は校舎の壮行会だ
ゼミの壮行会は、ゼミ最終日に行われた
体験談を話すために卒業生が制服で来ていた
そのあとには、円を組み、先生が真ん中で一人ずつ話していた
タイマーで何分以内なんてやって先生たちが意外とふざけていた
なんか寂しくなるなーなんて
最初は絶対に思わなかったであろうことを思っていた
1月の最後の週に校舎での壮行会が行われた
貴船先生と内藤先生がそれぞれ話すっぽい
貴船先生がなにかプリントを持って入ってきた
配られたものは、問題用紙だった
は?と思っていると、みんなも困惑しているようだった
貴船先生が最後に皆さんに問題を解いてもらいます的なことを言った
そして、その後続いて「これはできないとヤバいですねー」と
教室が困惑している中20分のタイマーが開始された
困惑より楽しさが勝ち、夢中で解いていた
そうすると、タイマーが鳴り、解説が始まった
そのあとは、付箋を配られ、受検に向けて一文字書くよう言われた
付箋を配られたときに、カバンから付箋をすべらせて、
床に落とした子がいた
周りの男子もその子も「あ、落ちた」「カバンから滑ってった」
みたいなことを言った、すると先生が
「はぁー!なんてこと言うんですか!下に行かれたって言いなさい」
と、めちゃくちゃにふざけていた
貴船先生と内藤先生が交代すると、残っている時間は僅かだった
本当は、時間を半分ずつ使う予定だったが、
貴船先生が使いすぎたらしい
内藤先生は、どっかの神社に行ったときに買ったらしい
合格祈願の金の鉛筆を配ってくれた
そして、いつも通りのクラスだった
誰かが変なことを言ったりして、みんなが笑っている
あともう一つ、受検する日数分のホッカイロを渡してくれた
そのときに、クラスの男子の1人が
これ先生の自腹ですか?と聞いて、うん、そうだよと返ってくると
「先生、太もも〜」と言って、みんなが笑っていた
太っ腹を言い間違えたようだ
時間はあっという間に過ぎて、帰る時間になった
塾に行くのが最終日ではないのに寂しかった
授業中に笑いすぎて涙が出た、笑いすぎたせいだ
自分でも信じられなかった、帰る途中に塾の建物を出ると
目が熱かった、泣きそうになっていた
さすがに、泣きながら電車に乗って家には帰れないので我慢した
シャワーを浴びていると、
シャワーの水なのかわからないものが顔を伝っていた
やっと気づいた、
ああ、あの場所があの人達が内藤先生が大好きだったんだなあ
#嫉妬・やきもち
ころころ
415
青池
6
31
コメント
1件
この話、めちゃくちゃ好きだわ。貴船先生が問題用紙配って「できないとヤバいですねー」って言い出すくだりとか、カバンから滑った付箋を「下に行かれたって言いなさい」ってふざけるところ、完全に先生のキャラ立ってる。内藤先生の自腹の金の鉛筆とホッカイロも泣ける。笑いすぎて涙出たって言ってたのに、実は別れが寂しくて泣きそうになってたって気づく流れ、心にじんわりきたよ🔥