テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
756
醤油ラーメン☆低浮上.jp
1,323
366
大遅刻バニー百合。
◀ATTENTION▶
・ギャル百合
・R-15くらいの要素
・本番行為は描写なし
お泊りの日はお盆明けくらい。
今回のギャルのビジュ参考程度に置いときます。見辛くて申し訳ない。
「ただいま〜」
ガチャンと音を立てて閉まるドア、外とはまるで違う冷房の涼しい風があたしを迎えてくれる。夏は嫌いだけど冷房は大好き。
「あ、おかえり…てゆーか、おじゃましてます?」
やわらかな高い声。それは彼女の音葉のものだ。今すぐにでも抱きしめたい気持ちをこらえて洗面所へと向かう。風邪を引いていちゃいちゃするチャンスを逃がすわけには行かない。
「夏休み、うちでお泊りしよ」そんな思いつきだけで始まった今日からのお泊り会。一週間前から念入りに部屋の掃除をして、いつもは面倒くさくてサボっちゃうご飯の作り置きとかもして。彼女が来るというだけで行動を起こす理由は十分だった。
ついでに前から欲しかった自家用プラネタリウムも買って、夜見ながらいちゃいちゃしよう。なんて思いながら念入りに手を洗う。
「おとー♡いちゃいちゃしよ♡あれ、今どこ?」
そこにいるはずの彼女が見当たらず不安に思うと「あ、ごめんベッド。いま行くね」と少し焦ったように返される。「あたしが行くし。おとはそこで待ってて」
寝室の扉を開ける。
レースカーテンが閉まった、リビングよりも少し暗い部屋。
そのベッドの上に愛する彼女がいた
──ただし、見慣れない格好で
「へ」
間抜けな声が漏れる。脳がキャパオーバーを起こす。
綺麗な萌黄色の長い髪、驚くほど白い肌。そしていつも困りがちな少し太い眉におっきくって綺麗な瞳。それがあたしの大大大大大好きな彼女である音葉。なのだが、そんな彼女が今黒を基調としたバニーを着てベッドの上にぺたんと座っている。少し困ったような笑みを浮かべて頬を赤く染めている。大きな胸は溢れそうだが、なんとか耐えているようだ。
おと、誰にそんな事教わったの?うれしいけど、似合ってるし、すっごく可愛いしえっちだけど。いつも何も知らない彼女に一から教えるのが本当に楽しかったのに、誰かに奪われたんだと勝手に想像し、脳は止まることを知らず動き続ける。
「据え膳…みたいな」
いつもより熱を持った彼女の表情に何かが昂る。でも、それ以上につっかかる。
「なんでおとバニーなの?ていうかバニーなんて知ってたの?誰に教わったの?」
普段はそういう…えっちなことは何も知らないのに。不信感が募る。
「誰が音葉を?ね、誰に教わった?」
彼女の腕を掴む。
「ね、怖い。なんでそんな怒ってるの?ねぇ、澪凪ちゃ…」
別に怒ってるわけじゃない。いや、怒っているのかもしれないけど。誰かに純粋無垢な音葉を穢されたかもしれない事実があたしを振り回す。
それが、すっごく嫌なだけ。
愛してるから、好きだからこんな気持ちになるんだよ、分かってるでしょ?音葉も。
「聞いてるんだけど」
「澪凪ちゃが言ったんじゃん」
目にうっすらと涙を溜めて彼女は言った。
「澪凪ちゃがわたしに似合うって言うから…だから買ったのに、忘れちゃったの?喜んでほしかったのに。すっごく悩んだけど、結局買ったの。澪凪ちゃに喜んでほしかったから」
消え入りそうな声。そこまで言われてようやく思い出す。
それは8月2日のバニーの日のこと。お泊り会が楽しみで音葉と電話をした。という理由にしているけど、本当はなんとなく声が聞きたくって、話したかったから。
「ね、お泊り楽しみ」
目に光をいっぱいに浮かべてにっこりと微笑む音葉に軽く百回は惚れた。そんな彼女に少しいたずらをしようと、小さな出来心。
「てか知ってる?今日バニーの日らしいよ」
「バニーの日?」
「こーゆーやつ。おと着てよバニー。絶対かわいいし」
写真を送り反応を逃さないようじっと画面を見つめる。
「えっこ、こんなえっちなやつ…なの?」
何にも知らない音葉は画像を見て分かりやすくどぎまぎしている。
「そーだよ?絶対似合うよ音葉」
「え、う…んぅ……」
頬を赤く染め視線をずらされる。恥ずかしがってる彼女がすっごくかわいくってじーっと見つめる。
その後すぐに分かりやすく会話を変えられて、そしてその話が思いのほか盛り上がって、こんな会話をしたことなんてすっかり忘れてた。
でも、どうやら忘れてたのはあたしだけだったらしい。
「じゃあ、あたしのためにバニー調べて買って着てくれたってこと?えまってばかかわいいんだけど音葉♡♡♡」
「思い出してくれてよかった…」そう言って安心して胸を撫で下ろす音葉。
こうして原因が分かった今改めて状況を整理する。まずあたしのためにバニーを着てくれて、据え膳…これってつまりえっちしたいってことでは???
「……ね、一応確認なんだけどさ、据え膳って意味わかってるよね」
バチッと目が合う。分かりやすく視線を逸らされる。彼女の白肌は綺麗に耳まで赤く染められている。これってもう、そういうことでよくない?
ぎゅぅっと抱き締める。
「え、う、」としどろもどろな彼女がもっともっと愛しい。さすがに可愛すぎる。音葉の匂い。優しくって少し甘いかわいい匂い。おっきくって柔らかい胸の感触がダイレクトに伝わる。そして心音もバクバクと鳴っている。
「おと、かわい──♡」
耳元で囁いてやればびくっと震える。
「澪凪ちゃん…キスして?♡」
そう言って手を絡めてくる。きゅっと握られる。それに応えるように強くに握り返す。
普段誘われることのないキス。とびきり嬉しくて音葉にバードキスをめいっぱい降らせる。お互いのくちびるの感触を確かめるように食む。そのままにゅるりと舌をねじ込み彼女の反応が良いところを念入りに刺激してやれば、きゅっと目を閉じて、でも必死にあたしを求めるように舌を絡めてくる。
絡めた指も舌も、ずっとこのままが良いような気がして、すっごく幸せで。
どちらのか分からない──二人の混ざった唾液が口の端から零れる。呼吸が限界なようでで、とんとんと胸元を叩かれる。静かに離れれば銀糸がいやらしくあたし達を繋ぐ。
潤んだくちびる。欲を孕んだ瞳、いつもなら有り得ないバニー服。そしていつもは見えない胸元の黒子。全部が全部えっちでかわいくってどうしようもない程にこの手で彼女を愛して、乱したい。
「澪凪ちゃ♡私の事、好きにして♡♡」
細めた目に見つめられる。そんなにえっちな顔ができたの?本当に、どうしようもない位に可愛くて愛しくてしょうがない。
「言われなくても♡♡♡」
今夜はすっごく豪華なお子様プレートみたいだった。
コメント
7件
見るの遅れました!!!!!!!!😭😭 音葉ちゃんめちゃくちゃ可愛くて好きです…🫶🫶🫶🫶お肌白いの𝐵𝐼𝐺𝐿𝑂𝑉𝐸____困り眉の太眉がキュートすぎて…しかも襟のリボンが胸にむぎゅって挟まってる(?)のが非常にメロくて…🥹🥹🥹 豪華なお子様プレートって称すのめちゃくちゃお洒落で惚れました…💘💘💘😌😌 百合最高!!!!!! いつか音葉ちゃん描かせて頂きます…🙌
きゃーーーー!!!ギャルバニー百合!!! 毎度毎度思うのですが題材選びが天才的すぎませんか…もしかせずとも神ですね😌😌 お子様プレートで表すのめっちゃ分かります…お子様プレートって美味しいもの沢山乗っていてわくわくしますよね…
みぅだよ🤍🥀 「似合うって言ったから」、読んだよ…。澪凪ちゃんの嫉妬と独占欲、すごく伝わってきた。でも全部、音葉ちゃんが大好きだからこそなんだよね。最初は「誰に教わったの?」って詰め寄る感じ、ヒリヒリしたけど…音葉ちゃんの「澪凪ちゃが言ったんじゃん」って言葉で全部氷解する瞬間、めっちゃ好き。あのバニー、澪凪ちゃんのために悩んで買ったんだね…って思うと、もう愛おしすぎる。最後のキスシーン、甘くてえっちで、心臓がきゅってなったよ。お子様プレートの比喩、可愛くて笑った🌙 続き、すごく気になるよ。作者さん、素敵な作品をありがとうございます🤍