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アイマスク
1,194
#イラスト
/あずき/
3,551
冬奈
5,273
※刀也くんがろふまお修了してない設定(口調迷子)いろんなこと捏造あり。
見たくない人はUターン。
どういう所以か分からないけど、某ライバーの人たちとホラゲをすることになった。
どうやら向こうから所望?してきたらしい。
ぺいんとたち曰く圧力に負けた、とのことらしいけど。
俺の知らないところで話が進められていたものだから全く詳細不明だ。
「大丈夫かな…」
向こうはとてつもない人気者だし、そりゃ俺以外のみんなも人気者ではあるけど。
俺は裏方に徹しようかと思っていたのにあろうことか実況プレイをするように指名された。
「憂鬱すぎる…」
向こうのほうで打ち合わせしてるぺいんとたちとお相手さんたちを陰鬱とした気持ちで眺めていた。
「トラゾーさん!」
「うわぉあ⁈」
背後から突然声をかけられ驚いて大きな声が上がる。
「わ、すんません。びっくりしちゃいました?」
「し、心臓飛び出ちゃうかと思った…」
バクバクと心拍の上がる胸を押さえて改めて振り向く。
へらりと笑う竹刀を背負った制服姿の男の子。
「……謝るような態度には見えないけど」
「ん?いやートラゾーさんがあまりにも無防備に背中晒してるから、どれくらい驚くのか気になってー。そしたら思ってた以上の反応してくれたんで面白くて」
全くと言っていいほど悪びれたような言い方をしない高校生を睨む。
「…キミ、結構悪い子だな…」
「えー?俺…、僕そんなんじゃないけどなぁ。ボーッと無防備にしてるトラゾーさんの方が悪くないです?」
「うわ、責任転嫁してきたよこの子」
人当たりの良さそうな顔をして口が悪い。
リスナーとよくプロレスしてるらしいけど、口が回るということは頭もいいということだから変に揉めるのはやめておこう。
それにこの子らと無駄に揉めるとこっちが炎上する。
「いや、剣持くんが悪いでしょ。それに俺、無防備なんかじゃないし…」
「刀也でいいですよ。いやいやトラゾーさんは無防備でしょ」
「へ」
俺よりも僅かに低い刀也くんが更に距離を詰めてきて首筋を撫でできた。
「ひ、っ⁈」
「ほらこんな簡単に俺に詰められてんのに逃げてないとことか、さ」
包帯を巻く手で撫でられ肩が少し跳ねる。
弱点ではないけどあんまり触られ慣れてない場所だから体が強張った。
「ゃ…やめ、ッ」
突っぱねることもできるけど、もし何かあったらと思うとできない。
「…………かわい」
呟かれた単語に困惑と混乱をしていたら刀也くんがにこーと笑って更に距離を詰めようとしてきた。
「はぇ、?え、な、なに…ッ」
「トラゾーさ「こら何してんだお前」…うわ、邪魔しにきやがった」
俺から刀也くんを引き剥がしたのはさっきまでクロノアさんと話をしていた加賀美さんだった。
「すみませんね、ウチのクソガキが」
「おいこら誰がクソガキだって」
「ホント、こいつすごいはしゃいじゃってるもんですみませんね」
首根っこを掴まれて他の人たちのところへ引っ張られながら引きずられる刀也くんが加賀美さんに何か文句を言っている。
ついでに他の2人にもなんか言われてる感じだった。
「…俺にちょっかいかけて何が面白いんだ?」
変なのと首を傾げていたら両腕を引っ張られる。
「うわっ!!」
今度は誰だなんだと思って振り返ればいつの間にやらぺいんととしにがみさんが俺のことを睨み上げていた。
いや何故。
「お前はまた他人を誑かしやがって!」
「このあばずれ!淫乱!」
「ふしだら!」
「は⁈はぁぁあ⁈なんてこと言って…っ!」
誤解を招くような単語で詰られる。
俺が誰にでも股を開くような(断じて開いてないが)言い方に腹が立って2人を見下ろした。
「俺のどこがそんな、…い、淫乱に見えんだよ…ッ」
「「全部だよ!!」」
「んなっ⁈じゃ、じゃあそう思うお前らは変態じゃねぇか!!」
そんな目で俺のことを見ていたなんて信じられない。
どうしよう友達やめようかな。
なんて本気で友好関係を考え始めていた時。
「まぁまぁ」
「「「クロノアさん…!」」」
困った顔しながら仲裁に入ってきたのはクロノアさんだった。
咄嗟に腕を払って後ろに隠れる。
「この2人に言ってくださいッ、俺は淫乱でもあばずれでもふしだらでもないって…!」
勿論俺の味方をしてくれると思ったからクロノアさんの後ろで2人のことを睨みつけた。
そんな言葉を言われると思ってなかったから恥ずかしさと怒りで涙目になりながら。
「え?トラゾーは誰でも簡単に誘うような悪い子でしょ」
「は…、?」
この絶対領域の人は俺に向かって今、なんて言った?
誰でも簡単に誘うような、って言わなかった?
つーか、悪い”子”って言わんかったか?
そんな歳でもないし、ましてやクロノアさんとは一個しか違わないし。
「ほらクロノアさんだってそう言ってんじゃん」
「そうですよ。トラゾーさんは淫乱です」
「だ、から…俺誰ともそんなことしたことないしっ!!淫乱なんかじゃない!!」
「「「え?淫乱処女?」」」
「しょッ…!!?あんたらバカ!!?」
食いつくところはそこじゃない。
そもそもそんなことどうだっていい。
問題は俺がビッ◯扱いされそうなっているところだ。
「いい加減に…、!」
「え?トラゾーさんって処女だったんですか?」
「ひゃぅん!」
腰を掴まれて服の上から肌を撫でられる。
びっくりして変な声が上がって腰を見下ろせば包帯の巻かれた両手。
振り向けばしたり顔の刀也くん。
「ヤベェ。いいこと聞いちゃった」
「いいことって何⁈てか、離して!やめ、ッろ、ってば!怒るよ!」
年下とかコラボ相手だからってのは関係ない。
やっていいことと悪いことの分別もできないクソガキを睨む。
「トラゾーさん怒っても可愛い〜」
「ちょっと…!」
「「「おいこらクソガキ」」」
なんて、怒声を出すクロノアさんたちにパッと手を離した刀也くんが3人のほうに顔を覗かせた。
「「「「……」」」」
なんでバチバチしてるのこの人たち。
そしてなんで俺がこんな羞恥を晒されないといけないんだ。
こんな辱めに遭わされるくらいならホラゲしてる方がよっぽどマシだ。
嫌だし怖いけど。
「……(もうヤダ帰りたい)」
「……ま、とりあえずトラゾーさんは俺と実況頑張りましょうね」
セクハラ?もどきをしてきた子を睨みつける。
「刀也くんとやだ…。加賀美さんがいい……でも本音はクロノアさんとしたい…」
当たり前に真面目な人とのがいいじゃないか。
いや刀也くんも真面目なのは知ってるけど。
「ゔっ⁈」
胸を押さえて蹲ったクロノアさん慌てて駆け寄った。
すごい呻き声も聞こえたから一体どうしたのかと焦る。
「えッ!クロノアさん⁈大丈夫ですか⁈」
「「「「「「いや今のはトラゾー(さん)が悪い」」」」」」
「は?なんで?クロノアさんがいいって言っただけなのに?なんでクロノアさんとしちゃダメなんだよ」
「ぐは、ッ」
完全に膝をついたクロノアさんの肩を支える。
血でも吐いたんじゃないかって勢いで俯いた。
「だ、大丈夫ですか…?体調悪いなら撮影やめ…、ぅわっ」
腕を掴まれて立ち上がらされた。
驚いて見上げれば柔和な笑みを浮かべる加賀美さんがいた。
「それはダメですよトラゾーさん」
「加賀美さん…?」
「俺たちのほうも時間作ってるんでね、そう簡単にやめてもらっては困るんです」
「ぁ、…そ、うですよね」
ド正論だ。
確かに彼のいう通り。
「それに実況するのはトラゾーさんとウチの剣持だけなんで。他の方が戦意喪失してても大丈夫ですし。知ってると思いますけどウチのもホラゲ耐性ないんでね」
「………実況中、俺に刀也くん何もしない?」
「しませんって。信用なさすぎません?」
じっと見るクロノアさんとはまた違った色の緑色の目。
俺のに近い色で見られる。
「流石に配信中は真面目にしますよ。俺だってれっきとした配信者なんですから」
確かに彼らの動画とかを見せてもらった。
ふざけたりもしてるけど、みんなを楽しませようとしてるのが伝わってくる。
それに俺らと系統が違うから見てて面白いなと思うし勉強にもなる。
「じゃあ、変なこと急にしないって約束できたら刀也くんの言うことなんでも聞いてあげる」
「………マジ?」
「マジだよ。刀也くんが約束守れたらの話だけど」
なんでもと言ってもしてあげれることとか少ないだろうけど。
モチベーションを上げる為には必要なことだし。
どうせ大したことは言ってこないだろうし。
「じゃあ真面目にします。トラゾーさんに変なこと”配信中”しないって」
刀也くんの吊り目気味の目が細くなる。
一瞬、寒気に似た身震いと鳥肌がたったけど空調のせいかなと思っただけだった。
「?…よしよし、いい子だね」
頭を撫でたら変な顔して光速で逃げられた。
俺が触るのは嫌なのかよと内心思いつつそこは大人だから何も言うまいと口を噤んだ。
────────────
約束通り、刀也くんは配信中は真面目に実況をしていた。
俺に変なちょっかいもかけることなく。
そもそも俺も刀也くんもそれどころじゃないくらい叫び散らかしていたから。
まあ結果的に色々と盛り上がる配信となって大成功だった。
「ねぇ、トラゾーさん」
「うん?」
「俺約束守れたいい子だったけど、言うことなんでも聞いてくれるんですよね?」
「うん、約束したしね。刀也くんちゃんとしてたし。…まぁ、情けなく叫んでたけど」
俺もだけどね、と付け加える。
「……大丈夫です。トラゾーさんはもっと情けなく”なく”羽目になると思うんで」
「な、く?何俺、年下のキミに泣かされんの?」
「んー?ある意味、ですかね」
クロノアさんたちは加賀美さんと別室で何かの話をしてるらしい。
なんかお話が…とかで連れて行かれてた。
3人ともめっちゃ嫌そうな顔してたけど。
取り残された俺と刀也くんでお疲れ様とか労いの言葉をかけていたところだ。
「それで?俺は何をしたらいい?」
「トラゾーさんの処女ください」
今、彼は、なんて言った?
「………………なんて?」
「だからトラゾーさん処女なんでしょ?俺にそれください」
ガシ、と手首を掴まれる。
とんでもない力だ。
「え、は、?何言って…てか、処女、って…」
「あれ、はっきり言いましょうか?俺とセッ「ダメダメダメ!!」…もしかして約束破るんです?俺より年上の大人がそんなことしちゃうんですか?」
「ゔぐっ…」
なんでもするとは言ったけど。
まさかそんな直接的なことを言ってくるとも思わないし、寧ろそんなことをしたいだなんて言ってくるなんて微塵も全く思ってもいなかったから。
「な、なんでッ…俺男だよ、刀也くんの周りには可愛い子たちとか綺麗な子たちとかいるでしょ…!」
「あんなんを可愛いとか綺麗とか言えるトラゾーさんすごいですね」
げんなりした顔を俺に向ける刀也くんの手を振り払おうとするけど、流石というか握力めちゃくちゃ強い。
俺でも振り払うことができないくらいだった。
「まっ、待って待ってよ!他のことならなんでもするから…ッ」
「何も挿れることだけが全部じゃないですし、安易にそんなこと言ってもいいんです?」
さり、と包帯の布地が俺の皮膚をなぞる。
その感触と刀也くんの俺と同じような緑にぞわりと寒気がした。
「や…だ、誰か…」
「まぁまぁものは試しに。ハマっちゃうかもですよ?」
「だからなんで俺なの⁈絶ッッ対にダメだけど、ぺいんととかしにがみさんとかクロノアさんのほうが可愛げあるでしょ⁈みんなにはそんなこと絶対にさせないけど!」
「いえ俺が興味あんのトラゾーさんだけなんで。申し訳ないですけど、他3人にはまっっったく唆られないんですよね。こちとらずっとあなたのこと見てきたんで」
「へ…、ッ」
「つーわけで、ちょっと寝ててください」
え、と思った時には首の後ろに衝撃が走って視界が暗くなり落ちていった。
最後に見えたのは嬉しそうに俺を抱えて笑う刀也くんだった。
ふっと意識が浮上して目をゆっくり開けると全く見たことのない場所で。
それでも普通の場所じゃないようなエレベーターの中にいると気付いた。
「あ、起きました?よかった、腕限界だったんで」
「ここ、は?」
「え?ラブホ?」
「はッ、はぁあ⁈ちょっと待って!!キミ高校生でしょ⁈何堂々と、こ、こんなところに…ッ!」
咄嗟に刀也くんから離れて隅っこに逃げる。
武器になるようなものもないし、高校生相手に力で解決するわけにはいかない。
日常組のみんな、特にぺいんとなら話は別だけど。
「え?俺の知り合いには社長がいるんでね。まぁ、裏取引的な?」
あの時、申し訳なさそうにしていたくせに裏では俺をこんなふうに売るようなことを。
だから俺からみんなを離したというのか。
「はぁ⁈だからってなんで俺なんかッ!刀也くんモテるでしょ!わざわざ男で俺みたいなのを…、ひゃっ⁈」
バンッ!!と上がっていくエレベーター内の中。
隅っこに逃げていた俺を囲うようにして腕をついた刀也くんが耳に息を吹きかけてきたのだ。
「あーコレコレ。俺、トラゾーさんのその声聞きたかったんですよね」
袋からのぞく耳を甘噛みされてびくりと肩が跳ねる。
エレベーターが開いた瞬間飛び出せるように扉の前に逃げるべきだった。
これじゃ、逃げることも何もできない。
「な、っ、んッ!、ゃ!」
「マジでエロー」
「やめ、ッ!刀也くんロリコンでしょ!俺、キミのタイプの真反対じゃんか…っ」
そうだ。
この子、同じライバーの子に名前を呼ばれてデレついてたじゃないか。
その子と全くと言っていいほど真反対の俺にどうしてこんな。
ずっと見てきたとかそんなこと知らんし、ホントに殴って止めたい。
「趣向はそうでも、好きなタイプはトラゾーさんなんで」
「は、っ⁈、ん、ぁうッ!」
「好きなんですって。俺、トラゾーさんのこと」
無音で開いたエレベーター。
反射なら俺のほうが上かと思ったけど、流石は若いだけあってそうしようと思っていた俺を押さえ、腕を掴んだ刀也くんが早歩きで進んでいく。
「やだ、やだやだ…ッ!」
「トラゾーさんって時々幼女みたいな喋り方しますよね。そういうのもギャップで可愛いですよ」
「可愛くなくていいし、幼女なんかじゃない…ッ」
「泣きそう?他の人に助けて欲しい?」
溢れそうになる涙はなんとか保たれていて。
袋のおかげで顔も見られずに済んでいて。
「ホントはゴリ押しであの場で犯してやろうかなぁとか思ったんですけど、トラゾーさん処女だからちゃんとした場所でシてあげないと。最悪の思い出になられちゃ困るんでね、俺も」
一人称僕で礼儀正しくて辛辣なところもある彼の素の性格を見せられて、怖くなる。
こんな歳の離れたような子にこれからされることに恐怖を感じていた。
殴ったり蹴ればいい。
でも、そんなことして炎上でもすれば俺だけの問題じゃなくなる。
ぺいんとたちに迷惑をかけることだけは絶対にダメだ。
でも、どうにか、なんとかならないか。
そう全力で踏みとどまろうとしても力が強くて引っ張られる。
「大丈夫ですよ。トラゾーさんから手を出したわけじゃないから犯罪にはなりませんよ」
涼しい顔して俺を引っ張る刀也くん。
出す出さないの話じゃない。
「そういう問題じゃ…!」
ズルズルと引き摺られて目的の部屋に着いた刀也くんはカードキーを読み取らせてその中に俺を引っ張り込んだ。
「うわっ⁈」
ガチャン、と鍵の閉まる音。
ドアに押し付けられて逃げれない。
「俺のとこの社長のツテのおかげで時間無制限にしてもらってるんでね。トラゾーさんがどう足掻いても、ここ開かないから」
マジで力強すぎる。
剣道してるからとかそういうレベルじゃない。
俺の両腕を片手で押さえつけられるくらいの強さだ。
どうにかして身を捩っていたら空いてる手が顔の方に伸びてくる。
「あっ…!」
泣きそうな顔を隠していた唯一の砦であった袋も取り払われ床に投げられた。
「おぉ泣き顔可愛い。……じゃあ次は啼き顔にしてあげますね」
俺にこんな執着のようなものをする理由が分からない。
得体の知れないものに対して恐怖を抱くのは、人間として当然の道理で。
親しい仲でもなくて、ほぼ初対面みたいな関係性なのに。
「た、たす…け、ッ」
だから助けを求めるのだって普通のことだ。
怖いものは怖い。
「ずっと見てきたって言いましたよね?」
「ぅ…あッ!」
「トラゾーさんって、自分は全く、みたいな感じでいるでしょ」
考えたこともない。
自分はそんな風に思われてる対象だなんて考えたこともなかったから。
「涼しい顔してる鈍感なトラゾーさんのことが好きなんですよね、俺。んで、そんなあなたのこと振り向かせれたら勝ちじゃないですか?」
「ま、ッぁ…っ!」
手早く下を全部脱がされて足元にズボンもパンツも落ちる。
「ぁッッ/////!!?」
慌ててTシャツを引っ張ろうにも両手は押し付けられてるし、Tシャツは裾がそんなに長いものじゃないから、刀也くんからは自身の下半身が丸見えになる。
ぺいんとたちとは旅行やらの温泉とかで見られることには慣れてるけど、こんな風に他人に見られるなんて。
「頭いいのに変に抜けてて天然なとことかも可愛すぎでしょ。割りと下ネタ言うくせに初心っぽいし」
内腿を撫でられて体が強張った。
触らせたことなんてない場所だから。
だから余計に他人のそれに敏感に反応した。
「ッヒ…」
「じゃなきゃ、あんなに周りから狙われてないでしょうし」
狙われ、ってどういう。
そんなの知らない。
仲のいい人たちはたくさんいるけど、みんな友達だし配信仲間でもある。
「やっぱ鈍感ですね。あんな目ぇギラギラにされて見られてるのに気付いてないとか。まぁ俺は若いんでね、そんな見てるだけの人たちとは違って押せ押せ!なんで。あとは身内にこういうの好きなのいたりするからアドバイスもらったりして」
「ゃ、や…」
内腿を撫でていた手がゆっくり上がってきて腰骨を押してきた。
「ひゃぅ…ッ⁈」
「ま、トラゾーさんは俺がしっかり可愛がるんで、腰抜けたちは指咥えて後悔してたらいいんですよ」
「ま…っ、!とう、やく、ッ…!」
「トラゾーさんってゴリ押しでこんな場所に年下のクソガキに連れてこられてるのにまともな抵抗もしないから、やっぱ優しいですね。普通なら殴るなり蹴るなりしますよ?俺ならタコ殴りにする」
体が密着してきて、首筋や耳元に刀也くんの息がかかる。
擽ったいというかぞわりと肌が粟立った。
「トラゾーさんを好きになったきっかけってのも色々あったんですけど言ってしまえば一目惚れってやつですね。そっからずっとあなたのこと見てきましたし、頼み込んでツテとか最大限に使ってこうやってトラゾーさんのこと連れてきたんですよ」
「んゃ…ッ!、だめ、っ!さ、触んないで、…!」
お尻に包帯の巻かれた手が回る。
ゆっくり撫でられて、びくっと腰が跳ねた。
「ハマっちゃうかもって言ったじゃないですか。大丈夫、トラゾーさんに怖い思いなんてさせませんから。それに、」
なんでもするって言ってくれましたもんね?
「ひぅぅ…ッ!」
あれから刀也くんにベッドに放り投げられて、手首を彼の制服のネクタイで縛られて。
ここまでされてるのに、自身の中の良心が突き飛ばすなんて行動に移すことができなくて。
「んぁあっ♡!!?」
「みーっけ♡」
「ひン!ぁッ♡ゃ、やっ♡♡だ、め、ッ♡!ふ、ッん、!ゃ、やぁぁぁ…ッッ♡!!」
そんなことに使う場所じゃないところに刀也くんはローションか何かを垂らしてきて指を突っ込んできた。
くぽくぽと出し入れされていた中指と薬指がナカのどこかを押した瞬間電流がはしるように身体が大きく跳ねた。
それと同じく出したこともないような自分じゃない高い変な声が上がって。
それが更に羞恥心を煽っていた。
「ぅ、ぁ、ッ♡♡////⁇」
「知識くらいはトラゾーさんにもあるでしょ?男同士がココ使うのも、ナカにちゃんと気持ち良くなる場所があるのも」
「ひぃッ♡♡⁈ぉ、おし、ちゃ、だ、ッ♡だめ、だ、って、ばぁあっ♡♡!」
「いやホントよく今まで無事でいましたね」
ぐりっと強めに押し潰されるようにして抉られて身体が仰け反った。
「はぁうぅッ♡♡!」
全くと言っていいほど知らない感覚に頭は混乱してるし、それなのに身体は着実に気持ちいいと認識しているし。
「ナカイキできるなんて素質ありますよトラゾーさん」
「や゛♡!、しッ、らな、!し、らな、ぃよぉっ♡♡!」
何度も何度もソコばかり指で潰されて、ナカがヒクヒクと痙攣している。
知らないはずなのにそれよりももっと奥が触って欲しいと疼いていた。
「や、ら゛ッ♡♡も゛ぉ!ゃ、やめ、てッ♡とぉ、や゛く、っ♡⁈んンぅう〜〜〜ッッ♡♡♡!!!?」
「お、潮吹き」
ガクガクと下半身が震える。
上り坂を全力ダッシュした後のようにみっともないくらい震えていた。
「し、ぉ…、♡♡⁇?」
「射精もさせすぎた俺が悪いですけど、こんな簡単に潮吹いてくれるなんて嬉しいなぁ」
「あ゛ぁッッ♡♡!?」
ぷしゃっと水みたいなモノが自身の先端から吹き出してて、射精以上の絶頂感にパニックになる。
「いや、ぃや゛ッ♡♡おね、がぃっ♡!と、ぅやく、ん、♡やめてぇぇ…っ♡!!」
「ダメです♡やめません♡♡」
「あ゛〰︎〰︎〰︎っ♡♡♡!!!!」
縛られてる両手をぎゅぅと握り込んで腰が大きく浮いて、刀也くんのいう潮吹きを思いきりした。
生ぬるい液体が自分の顔にもかかる。
「こんな簡単に指4本も咥え込めるトラゾーさんのナカに俺のを覚えさせないといけないんで」
ナカを弄っていた刀也くんの指が抜かれる。
綺麗な指だけど剣道でタコやマメができてて、その僅かなでこぼこに弄られていたソコはもっともっとと疼く。
「くぱくぱしてんじゃないですか。嫌々言ってたのにトラゾーさんってば淫乱ですねぇ?」
「!?、ちが、ぁ゛♡♡!」
がばっと脚を大きく開かされ、腰を押し曲げられた。
「やっ、だぁ♡!」
自身の目の前にトロトロとした体液を垂らす自分のモノが晒される。
身体がそんなに柔らかくないからこの体勢はキツくて震える脚をばたつかせた。
「嫌も嫌やも好きの内ってね♡!」
「んぁ゛ああぁ──────ッ♡♡♡♡!!!」
勿論痛みもあった。
指なんかじゃ比べ物にならないくらい太いモノで貫かれたのだから。
なのにその痛みを消してしまうくらいの快楽でナカをいっぱいにされる。
「ひ、ッ♡♡ぁ♡!ゃ、っや♡!!く、る、ひぃ…ッ♡♡ぉ、っき、ぃの、っ♡!や、だぁっ♡♡」
「え?まだ半分も入ってないですよ?ほら♡」
「ひぉっ♡♡!!?」
くぷぷぷ♡と刀也くんが腰を進めては、ずろぉ♡と抜いてナカの気持ちいい場所を擦り上げてくる。
「そこッ゛♡♡だめ゛ぇ゛ッッ♡♡♡!!」
「前立腺トラゾーさん気に入っちゃった感じですか?じゃあもっといじめてあげますよ♡♡」
「やぁあ゛あーーーッ♡♡♡♡!!!」
痛いくらい脚を開かされて、刀也くんのモノでナカを弄られて。
「ゃ゛♡ぁあん゛ッ♡♡!!やめ、へっ♡!ゃめ、ろ゛っ、でぇ゛♡♡♡!ひぅ゛ぅゔっ♡♡!!!」
「トラゾーさんのナカ勝手に俺の飲み込んでる♡なんだ俺のこと好きになってくれたんですね♡♡」
「ば、ばか、ッ♡じゃな、ぃ♡♡、⁈、ん、なわ゛、け♡にゃぁ゛ぁあ〰︎〰︎〰︎ッッ♡♡♡!!?」
浅い場所を弄っていた刀也くんがにこりと似つかわしくないくらい爽やかに笑いながら腰を思いっきり叩きつけてきた。
「はい処女卒業おめでとうございます♡♡」
ぐぽんっと音が立ったような感じで、疼いていた奥に刀也くんのがハメ込まれた。
「結腸にいきなり招き入れれちゃうなんてやっぱトラゾーさん才能ありますよ。しかもメスイキまでしちゃって♡♡」
「ぁ、ひッ♡ン、ふ…ッぉ♡♡⁇」
ばたつかせていた脚は貫かれてピンと伸び、今は脱力して刀也くんに揺さぶられるたびにブラブラと揺れていた。
「周りにはストーカーみたいなことやめろとかキモいとか散々なこと言われてたんですけどね、諦めずにずっと好きでいれば願いって叶うんだなって思ったんですよ」
「ん、はっ♡♡!?」
奥ばっかりをいじめられて、腰に熱がどんどん溜まっていく。
「こんなガキ相手にされないだろうなって思ってたんですけど、トラゾーさん優しいからちゃんと俺のことも、ムカつくけど他の奴らのこともちゃんと気にかけてくれてて声かけてくれて。そういうさりげない優しさも好きだなって」
俺は当たり前のことしただけで、できるだけみんなのことを引き立てられるようにしていただけで。
「けどちょっと自分のこと蔑ろにしすぎです」
俺の目とよく似た緑に見下ろされる。
動きを止められてずっと気持ちいいのでナカがおかしくなりそうだ。
顔が近付き、紫がかるサラサラとした黒髪が俺の顔に当たる。
「ひゃんッ♡♡」
近付かれて意図されず奥を抉られた。
「俺はそんなトラゾーさんをよしよしする為にもこうやってるんです。まぁ9割以上下心だけど」
「ふ、ぅんんンっ♡」
とん、とん、と決まったリズムで奥をノックされて溜まっていく熱がどんどんナカ全体に広がっていく。
「やっ♡とん、と、ん、だめッ♡♡」
「よしよししてるんですって。ほら、よしよし♡」
「ぁんン〜〜〜ッ♡♡♡」
俺の片脚から手を離した刀也くんが、俺の縛られてる手を自分の首に回した。
「怖かったんですよね♡ほら俺にしがみついてください♡?」
「は…ッぅン…♡♡」
こんな年下の子に慰められるような。
俺が隠し通してきた本音の部分に気付かれて。
「トラゾーさんのこと俺がたくさんよしよししてあげます」
「刀也、く、ん…が、♡?」
「ええ、俺だけが」
「と、し、したの、ッ♡くそが、きの♡くせ、に、なまぃき…っ♡」
ぱちゅんっ♡と奥を抉られて思わず刀也くんにしがみつく。
「そんな年下でクソガキで生意気な俺にこんなことされちゃう年上で大人で鈍感なトラゾーさんは人誑かしの天才ですね」
「ふゃ…っ♡♡」
ぐちゃぐちゃになってたくしあげられてるTシャツの中に刀也くんの手が入って乳首を撫でられた。
「ココもいっぱいよしよししてあげますね♡」
「やンッ♡♡!」
「トラゾーさんも俺のこと、ココでよしよししてくださいよ?いい子に約束守れたんですから♡」
「♡♡?、よし、よ、し♡♡」
縛られた両手をあげて刀也くんの後頭部を撫でる。
縛られてるから上手に撫でてあげられなかったけど。
「とーや、くん、いーこ♡?」
カッと目を見開いた刀也くんが腰を強く掴んできた。
「〰︎〰︎ッ!!あー!もう!!あんたのそういうとこ!そういうのがぺいんとさんたちに淫乱だなんだって言われるんですよ!!」
「ッふぁあぁんっ♡♡♡!!」
「押しに弱いとこにつけ込んだつーのもありますけど、やっぱりトラゾーさん素質ありますわ♡」
「ぉ、お、き、くッ♡しな、ぃれ、よ゛ぉ♡♡!」
「幼女喋りのトラゾーさんは実質ロリなんで、もう俺のどタイプです♡」
「ょう、じょじゃ、なぃぃ♡♡!やっ、ぱ♡と、うや、くんっ、くそ、がき、だ、ッ♡♡」
首に回した腕でぐっと刀也くんを引き寄せる。
「おれ、のほう、が♡とし、うぇだも、ん♡♡、む、かつ、く♡♡とー、やく、んッ♡よ、し、よしすん、の、俺、ッだからっ♡」
情けなく裏返る声で言ってやった。
相手を煽ってるなんて思いもせずに。
「っっ♡あは♡♡マジでトラゾーさん可愛い♡」
意趣返しのようにもっと強く腰を掴まれて奥を抉られた。
「ふやぁあぁっ♡♡♡!!」
「ぺいんとさんたちへの説明はちゃんとするんで、トラゾーさんは全部俺に身を預けてくださいね♡」
ちゅっとキスをされ、びっくりしていたら舌の侵入を許してしまって口内も犯されていく。
まだ俺好きもなんも言ってないのに!
やっぱりマセた生意気なクソガキだとムカついて舌を噛んでやった。
結局。
結局のところ、 息をするのも感度が上がりすぎて身体が震え、指一本動かせないくらい高校生の体力を舐めていた俺はしばらく刀也くんの言った通りそのホテルでしばらく過ごす羽目になったのだった。
コメント
9件
これはやばい。こんな神作品になるとは思わなかった、 (ポン酢さんの書いてる小説は全て神作品です) このまま🌈🕒のやつやっていきます?! それなのでしたら次叶さんが良いです!……叶さんのこと知らなかったすいません、🙇🏻♀️
時間はかかるわ、かかった割には低クオリティだわ… 誰おますぎて泣く… 申し訳ないです…
第19話、読ませていただきました。刀也くんの執着心がひしひしと伝わってきて怖くもあり、でもその真剣さに複雑な気持ちになりました。トラゾーさんの抗いながらも徐々に飲み込まれていく心理描写が生々しくて、思わず息を呑みました。お互いの立場や境遇の違いも感じさせる展開で、続きが気になります…!