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「おはようございます」
根暗な彼が私に挨拶をした
「おはよー!」
「朝から元気ですね」
「そー?いつも通りでしょ」
彼は私のテンションについていけないみたい
「あ、そうでした!」
「ん?どしたの?」
「今日の放課後、塾休めるみたいです!」
珍しくキラッキラの目をして彼は言った
「おぉ!ほんと?」
「もちろんほんとです!」
「じゃあ勉強出来るねぇ」
「ですね!」
私が今まで見てきた彼の中で1番テンションが上がっていた
キラキラしたニッコニコの笑顔で、嬉しさ全開で報告する姿
…….可愛い
バックにブンブン振られたしっぽが見えるのは幻覚だろうか?
昼休憩
「あやちゃん!ごめん!」
「ん?どしたん?」
「今日は一緒にお昼ご飯食べる相手いるから一緒に食べれん!」
「あらぁ、もうそんなお年頃よねぇ笑」
「お母さんのふりやめて?笑しかも実際に言いそうなラインついてきてるし笑」
「あ、マザーのふりバレた?笑」
「バレバレすぎ」
「そっかぁ、あ!別に一緒に食べれんのはいいよ〜!」
「ほんま!?神!この借りはいつか必ず返す!」
「別に返さんでいいわ!笑」
その声を聞きながら私は屋上へ駆け出した
「来たよ!はるくん!
「こんにちは」
もうはるくんはお弁当に手をつけていた
「そのお弁当めちゃ美味しそー!」
「そうですかね?」
「そう!めっちゃ和じゃん!」
「和食….特に魚は脳にいいですからね」
「へぇ!そーゆー雑学系も行けるんだ」
彼はなんでも知ってるすごい人だった
「まぁ、図鑑とか小さい頃から見てたりしてたんで」
「やっぱ幼い頃からってのが大事かぁ…」
「高校生でもまだまだ全然チャンスありますよ!」
「んへぇ?そうかなぁ?ありがと!」
お昼ご飯を食べ終わったら早速勉強会を始めた
やはり彼は完璧に覚えれている
教えようがないくらいには仕上がっている
でも、じゃあなんで?なんで100点取れないんだ?
「あ!ねぇはるくん!」
「はい、どうしましたか?」
「さすがに今テストは持ってないよね?」
「はい、?」
「明日でいいから持ってきて!」
「分かりました!」
この日からはるくんに勉強を教える日がスタートされたのであった。
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