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早乙女 : まあいいね来たんで続き~ 。
あ~あ 、 やっちまった 。
⬆ 前回の最後
幸樹 : … … … へ … ?
まあ 、 こうなるよな 。 知らねえやつにキス 。
僕とんでもねえことしちまったな 。
龍雅 : み 、 ミスっ … た 。
幸樹 : な 、 な 、 な !!! ファーストキスだったんですけど !!!
可哀想な奴 、 ファーストキスが知らねえ飲んべえか … 笑
『 それじゃあ 、 僕帰れるから 』
————-ここから幸樹目線————–
もう帰れるから _ そう言われたので1人で帰らせた 。
今でも何が起こったか分からない 。 てか分かりたくないし !
俺のファーストキスが酒の味… はあ …
店に戻った俺はもうシフトの時間もすぎていて 、 店長に挨拶して帰った 。
それからしばらく経っても 、 龍雅さんは店にこかなった 。 多分もう会わないと思った 。
唇に残るあの感触 。
あれはどんな感情_
そんなことも考えなくなった頃 。
いつも通り閉店5分前誰もいない居酒屋でバイトをしていた俺の目の前にサラッと現れた 。
ガラガラ ッ
龍雅 : 1人 。
あの人だ 。
聞きたいことは山ほどある 。 俺は彼の卓へ行ってただ一言こういった 。
幸樹 : お酒はお出しできませんからね !
何故か彼は笑っていた 。
幸樹 : ああ 、 あともう閉店5分前です 。
龍雅 : まあ まあ 、 それじゃあ仕事もうほとんどないでしょ ? ちょっと相手してよ 。
と 、 言いながら俺に手招きした 。
俺は 、 『 まだ仕事あるんで 』 と言ってその場を立ち去った 。
そして厨房に向かって 、 仕事をしに行った 。 仕事をしているとあの人のことなんかすぐに忘れた 。 シフトを終え 、 店を出るとあの人がいた 。
龍雅 : おつかれさん 。
幸樹 : な 、 なんであなたが … ?
龍雅 : あなたじゃない 、 龍雅 な ?
ちょっとだけ 、 付き合ってよ 。
そう言われて 、 俺はファミレスまで連れてこられた 。
な 、 なぜファミレス … 。
龍雅 : 好きなもん頼めよ 。
幸樹 : え 、 あぁ…はい ?
この前のお詫び ?
今なら聞きたいこと全部聞ける 。
幸樹 : あ 、 あの !
龍雅 : 決まった ?
幸樹 : あ 、 はい …
料理が届いた 。 今田だ…!と思った
幸樹 : あの 、 その …
言葉が詰まる 。
龍雅 : あのちゅ~のこと ? あれは … その … ごめん 。 初対面であんまり何も分かってねえのに 、 谷治くん びっくりさせちまった 。
ん ?
え ?
谷治 … くん … ?
なんで俺の名前知ってんの !!?!
幸樹 : えっ … なん 、 なんで俺の名前 … ! ぉ 、 教えて … ない ?
龍雅 : あぁ ? だって店の制服のバッチに付いてただろ 、 『 谷治 』 って 。
そ 、 そこぉおおおお!!!!?!!
けど話してみると結構普通の人だ 、 あとちょっとイケメン …
って何考えてんだ俺 !!
龍雅 : ど~した … ? あ 、 もしかして俺のツラに惚れたか ?
ニヤニヤとした意地悪な顔で彼はそう言った 。
べ 、 別に … ?
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