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え、と思った瞬間、堰を切ったようにイヤホンを伝って僕の耳に雲雀の喘ぎ声が流れ込んできた。
『ん゛っ///…はぁ♡』
『あ゛〜〜やべ、きもち…♡』
『ん、はぁ♡はぁ♡イきそ…///イく♡』
『イ゛っっ〜〜〜♡♡』
しばらく雲雀の声に聞き入っていると、どうやら雲雀は達した様で、息を荒げながら下半身を丸出しにしたまま天井を見つめていた。所詮賢者モードというやつだろう。
雲雀を観察すること早一カ月、雲雀の自慰の場面には初めて遭遇した。必死に自身を擦り快感を求める姿はなんともこちらの劣情を煽ってくる。もちろん僕は雲雀をそういう目で見ているわけで、正直、雲雀の自慰はエロいことこの上ないので大変助かる。
その証拠に僕のモノも勃ってしまった。収める為に、先程の雲雀の事を考えながら抜く、ふと画面を見ると、雲雀は疲れてしまったのか下半身を出したままぐっすりと寝てしまっていた。その寝顔を見ながら自分の手に熱を放つ。
虚無感に襲われながら、目の前のパソコンを操作する。先ほどの映像を保存して、あとでもう一度見てオカズにしようと雲雀の隠し撮りが山の様に入っている鍵付きのフォルダに保存した。そのついでに沢山の雲雀の写真を眺めながら
「いつか雲雀をめちゃくちゃにしたいなぁ…」
と誰にも届かないつぶやきを溢す。
雲雀はどんなこと考えて1人でしてたのかな、誰のことを考えていたのかな、僕じゃ無いんだろうな、僕はこんなにも雲雀のことを考えているのに、僕以外なんて許せない、僕じゃ無いなんてありえない、僕以外の事なんて考えてほしく無い、僕だけを考えて欲しい、どうやったら僕のことだけ考えてくれるのかな、お願い、僕だけを見て、僕だけを感じて、僕だけを思って、そうしたら他のやつなんて要らないよね、僕が居ればそれでいいって思わせたい、雲雀を独り占めしたい、他のやつが居なくなればいいのかな、
いっそのこと、閉じ込めてしまいたいな…
なんてことをグルグルと頭のなかで考えながら、部屋を出て、寝室へと向かう。もちろん、あの部屋の鍵をかけることは忘れない。
ベッドに寝転び、目を瞑る。ああ、明日はヴォルタのレッスンがある。雲雀に会える日だ、そう考えると自然と口角が上がった。雲雀と会ったらどんな話をしようか、そんなことを考えているといつの間にか僕の意識は途切れていた。
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