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寧々said
?「起きなさい、寧々。もう朝よ」
知らない女の人の声を聞き、目を開けると知らない部屋の中だった
ここは、、、どこだ?
?「やっと起きた。いつまで寝てるの、早く朝ごはんを食べてしまいなさい」
女の人はそう言って、部屋を出ようとする
『あの、ここはどこであなたは誰ですか!?』
私は思わず、起き上がり女の人に聞いた
?「何言ってるの?ここは、寧々の部屋で私はあなたのお母さんですよ。寝ぼけてないで、早く顔を洗ってらっしゃい」
え、
私はビックリして、目を見開いた
女の人は、部屋を出た
あの人は、私のお母さん?
私は、物心がついた時から両親がいないことが当たり前となっていた
ずっと妹だけが、家族だと思いこんでいた
考えてみれば、おかしな話だ
今私が生きているのは、母が産んでくれたからだ
私は、両親の顔を見たことがなかった
てことは、これは夢なのか?
だとしたら、リアルな夢だな
まぁ、少しこの夢を堪能するとしよう
私は、服を着替えて部屋を出た
体の大きさからして、今の私は5歳ぐらいだろう
そういえば、あの女の人虎のしっぽや耳をしてたな
やっぱり、あの人は私のお母さんなのだろう
綺麗だったな
そう思いながら、顔を洗った
母「早く朝ごはんを食べてしまいなさい」
『はーい』
そう言って、席に着くと
?「おはよう、寧々。今日も可愛いね」
?「やめなよ、父さん。いつもそんな調子だといつか嫌われるよ」
?「そうだそうだ〜」
父らしき人と、たくさんの女の人と男の人が座っていた
『お、おはよう。お父さん』
私が、男の人に緊張しながら挨拶すると
父「おはよう」ニコッ
太陽のように明るい笑顔で返してくれた
なんだろう
心がポカポカする
朝ごはんを食べながらこの風景を見て予想すると、この部屋には両親を除いて、女の人が5人、男の人が5人いる
多分、全員私の兄と姉なのだろう
どんだけ、私の家族は大家族なの
妹を合わせて、14人家族だぞ
やばくね