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wwwどるれくでてくるとはおもってなかったww
赤く染まる広間。
戦いは激しさを増し、だが――次第に形勢はアンプタック幹部側に傾き始めていた。
遮蔽物の影に隠れる莉犬。
だがヴァイスのライフル弾は壁を貫通し、あと数センチで彼を撃ち抜いていた
ちぐさ「子犬がいくら吠えても……狙撃手は俺が格上だ」
莉犬「……ッ、見つけたのに……動きが読まれる……!」
斧が壁を粉砕し、破片が飛び散る。
ころんは必死に避けるが、腕に深い傷を負っていた。
あっきぃ「お前は俺の下位互換だ!狂犬は二匹もいらねぇ!」
ころん「くそっ……速さじゃ負けてねぇのに……!」
視界を覆う幻惑ガス。
無数の“分身”が刃を振るい、どれが本体かわからない。
さとみ「……チッ、ここまで完璧に幻を操るとは……!」
あっと「冷静ぶっても無駄だ……お前の心に揺らぎがある限り、俺には勝てない」
火花散る斬撃戦。
ジェルの服が裂け、血が滴る。
それでも笑みを崩さないが、足取りが重い。
ジェル「……大したもんやな。けど、まだ……!」
ぷりっつ「無駄口が多い。死ね」
剣がわずかにジェルの頬を裂いた。
電脳戦は完全に互角――かと思われた。
だがカーミラは笑った。
けちゃ「るぅとくんのコード、全部読ませてもらいました」
るぅと「……まさか、僕の戦術を――!」
ノートPCが火花を散らし、るぅとの表情が歪む。
仲間の劣勢を目の当たりにし、拳を握る。
「……クソッ!みんな……!」
だがその瞬間、広間全体に響き渡る声があった。
「フフフ……さすがSTPR。だが、やはり“我ら”には届かぬな」
天井からゆっくりと姿を現す影――
黒い長衣をまとい、仮面をつけた“真の首領”。
「俺達はどるれく。アンプタックの本当の支配者だ」
幹部5人が一斉に笑みを浮かぶ。
そして――彼らが連携し、STPRファミリーを一気に追い詰め始めた。
ななもり。は仲間をかばいながら叫ぶ。
「……まだ負けねぇ……!俺たちはここで終わらねぇ!」
だが銃弾と斧と幻影とコードの嵐が襲いかかり、STPRは次第に壁際へと追い詰められていく――。