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すると、花子さんは大きく脚を上に上げ、メラとリュウスケを踏み潰そうとする
コマ「危ない!!」
それを見たアゲハは、足に最大限の妖気をボッ!と籠め、体を宙に浮かせる
そして、物凄いスピードでメラとリュウスケの元に飛んでいき、2人の腕を掴んで、
間一髪、攻撃から逃れた
アゲハ「メラ先輩、キュウビ先輩!起きてください!」
その声で目を覚ます2人
リュウスケ「…ぁ…」
メラ「アゲハ…」
アゲハは着地し、2人を地面に降ろす
ジンペイ「皆!ここはラスボス戦らしく、ド派手に行こうぜ!!」
ジンペイは口元に不敵な笑みを浮かべると、変身メダルを手に取る
「「「「「変身!!」」」」」
5人は一斉にメダルをセットし、それぞれの妖怪HEROに変わる
花子(爛)「仲良く、遊びましょぉぉ…!」
花子さんは両手の指から紫に光る糸を放つ
すると、紅丸、獅子王、ナインテイルの様子が可笑しくなる
紅丸「何だ…このパワーは…!」
ナイン「体が勝手に…!」
花子(爛)「ケンケンパで遊びましょぉぉ…!」
紅丸、獅子王、ナインテイルの3人は花子さんの指の動きと完全にシンクロし、
強制的にケンケンパをやり(らせれ)始めた
「「「ケンケンパ、ケンケンパ」」」
……………
なんか…シューr(((
それを見た残りのリトルコマンダー、クロックレディは
目を見開いて見やる
執事「これは、『アソビマショの術』といって、妖力が0になるか、
花子様の気が済むまで、ああして遊び続けるのです;」
執事は苦い顔で操られてる3人を見つめる
リトル「そんな…」
クロック「時間を戻す、私の力で」
クロック「時よ…… 戻れ!」
折角クロックレディがポーズを決めて時間を戻そうとしたのに、
花子さんは技が発動する前にクロックレディに操り糸を絡ませる
クロック「…!」
花子(爛)「あなたも遊びましょぉぉ…!」
「「「「ケンケンパ、ケンケンパ」」」」
クロックレディも3人と並んでケンケンパをやり始めてしまった
リトルコマンダーは決心した様に頷く
そして勢いよく跳びながら体を小さく縮め、スポッと花子さんの鼻の穴に入った
花子「!!……は…は……はぁ……ハックション!!」
花子さんは身を捩らせ、我慢できずに盛大なくしゃみをした
リトル「ミッションコンプリート!」
リトルコマンダーは下に下に落下しながらセリフをキメた
くしゃみをした衝撃で、操り糸が解かれ、4人は解放される
獅子王「術が解けた!」
紅丸「忝ない!」
4人はコマンドメダルをセットする
ワーイ! エグゼキュート!
紅丸「紅き、一閃!!」
ワーイ! 英名実行!
ナイン「紫の舞!!」
ワーイ! エグゼキュート!
獅子王「爆炎列島 ウェルダン!!」
紅丸は大きく刀を振り被りナインテイルは空中で華麗にターンしてキックを食らわし、
獅子王は赤と青の2色の炎を花子さんに直撃させた
4人連続で攻撃が来た為、花子さんの体はボロボロ
紅丸はトドメを差すかの様に声を上げる
「成敗!!」
紅丸は同時にコマンドメダルをセットする
ワーイ! エグゼキュート!
紅丸「怒髪天 横一文字斬り!!!」
紅丸は炎の纏わり点く刀を思いきり振り被った
2人の技がクルクルと混ざり合い、紅と碧の螺旋状の妖気が渦を巻いて花子さんの体に勢いよく直撃する!!
花子(爛)「ぐあぁぁぁぁッ!!」
「これより、真っ当な道を歩むがよい」
紅丸の言葉と同時に、花子さんは断末魔を上げて地面に倒れる
狂爛の花子さんの体がカッと眩く光り、元の姿に戻った