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一週間帳簿をつけた。週に3日出勤の為、詳しくは3回で有る。しかしママは何も言わない。一方でマネージャーは葉矢が帳簿を付けている時に、わざわざ「ママが呼んでますよ」と言いに来る。仕方が無いのでそのまま出ていく。ママが別の席に行く間、水割りを作ったりする。別のホステスが客についているため、彼女は客と話さ無いし、客も葉矢の事には興味を持た無い。
「特にママは何も言わないけど、あの買い物は生活用品が有りすぎるよ。」葉矢は朱未にメールを打った。「やっぱりねえ。黙認してるのはどうしてかな?」「マネージャーの月給が低いとか?」「それは無いよ。最低でも40は貰ってると思う。」「だったら、彼がお客様を呼んだりとか…」「あの性格はそれは出来ないんじゃ無い。」「でも何考えてるのかわかんない感じだよねえ。」「そうでしょう!特に愛想が言い訳でも無いし」色々話したが結論が出ない。
「もしかしてしたらさあ、あたし達が思っている以上にチクリが多いんじゃ無い?」「なるほどねえ、ホステスは引き抜かれたり、客が乗り換えたり激しいからねえ」朱未は、葉矢には言わなかったが、ママが何故愛想のない子を雇ったのか解った。必要以上に、支払う必要が無いからだ。客が付かなければ無職だとママに言われている手前、朱未はマネージャーが許せ無い。（なんか面白いこと起こらないかな…）
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