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煽りの裏に閉まった寂しさ_。
・嘔吐表現あり
俺は人をよく煽っている。
自分でも自覚ができるほどに。
ついたあだ名は煽りポメラニアン。
「 …いつからこうなったんやろ。
人気者に、なりたかっただけやねんけどなぁ… 」
昔、俺は人気者になりたい一心で
イタズラやドッキリをしていた。
今思えば、一人でいる寂しさをま紛らわしたかった
だけだろう。惨めだなぁ。
「 コンコン)shoちゃーん…? 」
「 あ、d先生!どうしたん? 」
「 いや、飯の時間すぎとるで? 」
言われて気がついた。
飯の時間を過ぎている。
「 あ〜ごめんごめん! 」
「 僕まだ食べてへんからさ、食べよーや 」
「 おん! 」
でももう、そんな寂しさは、
この煽りの裏に閉まってしまった。
「 …、? 」
食事を食べるが、上手く喉を通らない。
何故だ、なんで食べれないんだ?
「 大丈夫?shoちゃん。箸進んでないよ? 」
「 大丈夫大丈夫!(パクパク 」
無理やり詰め込んで水で流し込む。
すると、胃のものが逆流してくる感じがする。
吐いてしまう。ダメだ。ここで吐くな。
吐いちゃ、ダメ…ッ、!
「 ゔ、お゙ぇ 」
「 !?shoちゃん、大丈夫!?
全部出していいから、落ち着いて 」
「 ゔぇ、げほッ、ごぷッ 」
「 大丈夫、? 」
「 うん、も、だいじょぶ。
ごめん、迷惑かけて… 」
「 一応、医務室行こか 」
「 ストレスかな。体が食べるのを
無意識に拒否しちゃったみたい 」
「 そっ、か… 」
「 shoちゃん、この花あげる。
元気になったら、また遊ぼうな! 」
そう言って、d先生は紫のペチュニアとやらを
渡してきた。いい匂いがする。
「 …おん!遊ぼうな! 」
紫のペチュニアの花言葉は「人気者」
shoさんがこれからも煽りで皆の人気者でありますように_。
コメント
5件
ふぁっ……😭😭 これ設定使って物語書きたい…ッ😭😭
こじつけ凄いですごめんなさい