⚠️注意⚠️
・ナチ日帝要素がある事もなくも無い(?)
・日帝くんの心の声が死ぬ程煩いです。ていうかもはや情緒不安定です。
・詳しくは俺の前垢の前前々回を見て下さい!!
・正直どう書こうか未だに悩んでます!!!!
・スマホを機種変してから文字が打ちにくくなったので誤字脱字その他諸々有りますがご容赦下さい!!!!!!
《日帝視点》
日帝「…」
ナチ「…」
…どうしよう、凄く気まずい()…正直、仲間と認めてもらったあの時から、何となく感じていたんだ。何となく、先輩が俺に対してよそよそしい感じがした。…なんでかは分からないが。
…どうにかしてこの状況を打破したい。…なんでこんな時にどっかに行くんだよイタ王!!!!ピザ作りに行くなんてもうちょっと後でも出来ただろ!?!?(八つ当たり)
ナチ「…日帝。」
唐突に先輩が口を開いてそう言った。
日帝「…はい。何ですか?」
日帝(…あぁぁぁ!!!!なんでこうも俺はテンションが低いんだよ!!!!久しぶりに会ったとはいえ流石に元仲間のテンションじゃないよなこれ!?!?)
ナチ「…まだ、”アレ”をやっているのか?」
日帝「アレって…」
…スーッ、うん、え、どれ???どれの事を言っているんだ先輩は。仕事か?仕事なら一応陸自を任されたからやってるけど仕事なのか???本当に仕事の事か???もしくはあれか?徹夜の事か?正直過去のトラウマに囚われすぎて不眠症にはなってるけどたまーに寝てるし問題ないはずだが…。…問題ないはず…だが…。
ナチ「…腕の、自傷のことだ。」
日帝「…その事ですか。」
そっちかーい!!そういや忘れてた!!!!俺1回リスカしてる所先輩に見られた事あるんだった!!!!凄く忘れてた!!!!…スーッ、うん。いや、うん。まぁ、そりゃ…病み期来た時にはしてるけど…これ伝えるべきか????伝えるべきじゃねぇよなこんな事。じゃあどうしろと????
日帝「そうですね…まぁ、偶に。」
日帝「…前よりか頻度は減りましたよ。」
すごく洗いざらい話した気がするなぁ今。もう俺口開かないどこうかな()全部話してしまいそうで普通に怖い。幾ら信用できる先輩と言えど流石に俺の過去を全部聞いたら絶対に引くから言いたくない本当に。絶望的に言いたくない。ていうかもう俺の自傷のことを知ってるんだしこれ以上何も知らないで欲しいんだが???
ナチ「そうか…」
ナチ「…傷、見せてみろ」
?????
なんで?????
ただただ惨い傷が残っているだけですが????
え、なんで????????
ナチ「前見た時と比べたくてな。今どうなっているか知りたいんだ。」
ナチ「だから見せてくれ」
日帝「…惨たらしいだけですよ?」
ナチ君???俺今君に対して本音で話したからね?本当に惨たらしいだけだよ?気色悪い傷が広がってるだけだよ??前に力加減ミスって腕貫通するぐらい刺した傷とか残ってるよ???見たら食欲失せるよ????大丈夫???今からイタ王に作ったピザ持ってきてもらうんだよ????
ナチ「…数多の死体を見てきた俺に言う事か?」
日帝「…でも…」
ナチ「…見せてくれないのか…?」
あざといなぁこの人なんなんだ!?!?俺がその目に弱いの知ってるよね君!?!?!?パラオとか弟達のせいでその目に弱いの知ってるよね!?!?!?!?
日帝「グゥッ、…、少しだけ…なら…」
ナチ「…ありがとな。じゃあ腕出せ。」
日帝「はい…」シュルッ
ナチ「…よく、こんな傷自分で付けられるな」
ナチ「大体の傷が拷問の域に達しているぞ」
日帝「…痛みの感覚が鈍ったんですよ。」
日帝「俺はもう、かれこれ100年以上生きていますからね…。痛みが消えるのはだいぶ早かった気がします。」
ん〜……嘘吐いたなぁ…。100年以上生きているのは本当。そして痛みの感覚が鈍ったのも本当。ただし生きた時間のせいで感覚が鈍ったんじゃないんだよなぁ…。…これがバレない事を祈ろう。
ナチ「…感覚が鈍る…ねぇ…」
ナチ「さも、『生きた時間が長い所為で感覚が鈍った』と言っているように聞こえるが…、どうなんだ?」
日帝「ッ、それはッ…」
ナチ「痛みが消える事は基本的にはない。ストレスを過剰に感じていたり、若干鬱状態になっている奴は特にな。」
ナチ「リスカをしているという事は、”そういう事”なのだろう?しかし、痛みは全く感じない…。」
ナチ「…となれば、痛みを感じる神経が、過去に切られていることになる。」
…やっぱ、この人は侮れないな…。俺が隠したい事をほとんど言い当ててきやがった…。…この人に情報を与えすぎると、本当に過去の事がバレるよな…。これだから少し苦手なんだよ…。…師匠〜…貴方のとこのお孫さんめちゃくちゃ言い当ててきて怖いんですけど〜…()
日帝「…さっすが、医療関係はよう知ってはりますねぇ…。」
ナチ「…仲間に対して言う皮肉には少し効きすぎてるし、それはお前も言えたことじゃ無いだろ?」
ナチ「てか、なんだその皮肉。イギリスにでも毒されたのか?」
咄嗟に言った皮肉に話が逸れた!!!!よっしゃ!!!!こればかりは京都に感謝しようかなぁッ!!このまま皮肉とかそっちの方に話が脱線していってくれたら俺はすごく安心ができるんだが…
日帝「…ふふ、これはブリティッシュジョークでは無いんですけどねぇ…」
ナチ「あ〜…”キョウトベン”…とかだったか?」
日帝「よく知ってますね。流石です。」
ナチ「…さっきの皮肉を聞いたら、褒めてんのか貶してんのか分からなくなるな」
日帝「ちゃんと褒めてますよ」ニコッ
ナチ「…ならいいか。」
ナチ「…で、話を戻すぞ。一体、過去に何があったんだ?」
日帝「…ぇ、えっと…」
無理だったようだ!!!!!!話から逃げられねぇわこれ!!!!終わった!!!!あ〜…どれを言う?どれにしたらいい?虐められてたよぉって話し?いつの時のやつ??父さんから拾われた後か???いやでもその時にはもう既に痛みなんて無かったしあぁもうこれどうしたらいいんだよ!!!!
ナチ「…そんなに言葉が詰まるほど言いたくない事なのか?」
日帝「…そうですね。今の俺に、過去を話す事が出来る程の度胸は持ち合わせてません。」
ナチ「そうか…。なら、もういい。」
日帝「えっ、…」
ナチ「話す気がないなら、無理やり聞いたところで意味が無いからな。どれだけ嘘をつかれるか想像がつかん。」
日帝「ゔッ、…」
…やっぱり、やろうとしてた事バレてたかぁ…。
ナチ「…その反応、過去の話しに所々嘘を散りばめさせる気だったな?」
日帝「…否定はしません…。」
ナチ「なら肯定と取ろう。」
ナチ「…日帝はこう言ってもずっと気にしていそうだが…」
日帝「…?」
ナチ「私達は仲間なんだ。それは時代を超えても変わらない。…というかそもそも、仲間である以前に友人だからな。幾ら非情だと蔑まれた私でも、友人の悩んでいる顔は見過ごせない。」
ナチ「話したくなった時に話してくれて構わないが、出来るだけ早めに頼む。私は中々、待つのが苦手だからな。」
日帝「…!」
日帝「せんぱ「たっだいま〜!」
イタ王「ピッツァが出来たよ〜!」
ナチ「お〜。今は12:30…いい時間じゃないか。よし、久々に皆で食べよう」
イタ王「うん!」
日帝「…」
ナチ「ほら、日帝も行くぞ」
日帝「…はい。」
…話したくなった時に話せ…か…。
…みんな、同じ事言うんだなぁ…w
コメント
16件
泣く!!泣く!!やばいってあたし泣くって…(語彙力なくてすみません)
面白かったです! リスカは傷の痛みが鈍ると同時に心の傷は深くなったり、 敏感になったりしますからね,,,(語彙力は誰かに食べられました (?)。)