「司と類」
ストーカー被害に悩まされていた類。
類の事を司は心配したが、どうやらストーカーは類の自作自演だったようだ。
これは類が司の気を引くための計画だったようだ。
自分の計画は完璧。
そう思っていたが、類には1つ誤算があったようだ。
なんと、司も類のストーカーだったそう。
その後、2人で暮らすが同性を馬鹿にされ続けた類は、とうとうある決意をした。
「2人で、地獄のような天国へ行こう。」
類は司と飲んだ、あるgift。
giftとは「贈り物」の意味と、もう1つドイツ語で「毒」という意味がある。
類は司と共に毒を飲み、死んだ……
ように思えたが、どうやら全て夢だったようだ。
そして物語は、狂愛の第1話に戻る。
「冬弥と彰人」
紗代子という名の女性と付き合っていた彰人。
だが、彰人を好きな冬弥はそれが嫌だったようだ。
冬弥は紗代子と彰人を別れさせようと、紗代子を誘惑し、浮気。
彰人が弱っているところに付け込み、冬弥の狙い通り2人は付き合う。
冬弥は彰人に逃げられるのを恐れ、監禁。
それに対して彰人は何も思わなかったのか。
彰人は言った。「2人で星を見たい。」
雨が続く梅雨、冬弥はてるてる坊主を作る。
しかし、冬弥はてるてる坊主の作り方を知らなかった。
すると類は効果的なてるてる坊主の作り方を教えてくれたみたいだ。
冬弥は彰人の大好きな紗代子でてるてる坊主を作った。
このてるてる坊主はどうやら効いたみたいだ。
翌日は晴れ、2人で星を見に行く。
彰人と冬弥がよく口にした「星が綺麗」には意味がある。
彰人の「星が綺麗」は「あなたは私の気持ちを知らない。」
冬弥の「星が綺麗」は「あなたに憧れています。」
そして、「星が綺麗」への最上級の返事は「死んでもいいわ」
彰人は最期に冬弥を連れて死ぬ決断をする。
冬弥は抵抗せず、「死んでもいい」
彰人が最期に言った「星が綺麗」の本当の意味はなんだったんだろう。
真相は2人と共に、深い深い谷底にある。
あとがき
最後まで見てくれた方、本当にありがとうございます!!
いつもコメント下さる方々、本当に励みになりました!
いつもありがとうございます!!!
本当はもっと伏線などはりたかったのですが、カットされました…。
意味が分かった方、分からない方も解説を読んで物語の見方が変わったのではないでしょうか。
本当はもっと綺麗なループにしたかったけど、こんな低クオですみません…!!
私はこういうミステリーやホラー系が好きなので、また別の作品出すかもしれません。
その時は、また応援お願いします!
コメント
13件
良かったです😭 こういう重めのお話すごい好きなんですよね…‼️
狂愛の閉め方もあかまるさんらしく、とても素敵でした! 解説や考察をする物語は元々好きだったので楽しく読めました!!完結お疲れ様です!!!