この作品はいかがでしたか?
306
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う「凸さんッ!!」
俺が伝えていたことを、知らなかったことだ。
第十三話_凸さんが伝えたこと。
凸「うたちゃ_
う「凸さんのバカッ!なんで‥」
‥そうなっちゃうよね。やっぱり、俺語彙力ねーなw
あの日、うたちゃんと隠れた時_
凸「‥うたちゃん」
う「どうしたの?」
凸「…」
やっぱり、面と向かってユダとは言えなくて。
凸「…これ、持ってて」
う「?、うん」
俺が渡したのは盗聴器。
これを俺に付けてうたちゃんが聞けば_
う「なんで相談しなかったのッ!」
凸「‥こうするしか、無かった」
うたちゃんが泣きじゃくる。
いつも俺をいじって来るくせに。
う「なんで‥あの時話せば、」
凸「‥俺も、思った。でも面と向かっては言えなくて_
う「だったらッ!」
何故かこの時の顔は_
う「他の人でも良かったから!僕じゃなくても良かったからッ!」
うたちゃんの顔が眩しかった。今は夜なのになぁ…
凸「でも、わかったろ。俺がユダだったって。」
う「うん、びっくり、だった。だから僕に渡したんだね。」
凸「ごめんな。俺は先行くけど、生きて帰れよ」
段々目の前が薄くなって行って_
う「凸さんッ!行かないでッ!」
ごめんな、うたちゃん。俺はもう行かなきゃ。
凸「‥頼んだ」
心残りと言えば_
う「凸さんッ!!」
皆で、一緒に出たかったなぁ…
段々、体が冷えて行くのがわかる。
お願いだから、行かないでよッ‥
凸「でも、わかったろ。俺がユダだったって。」
あの盗聴器で聞いていてわかった。
う「うん、びっくり、だった。だから僕に渡したんだね。」
何でだろ、うまく話せない。そんな時_
”ごめんな”
う「ッ!!」
その言葉を発してから急速に体が冷たくなっていってる。
う「凸さんッ!行かないでッ!」
お願いだからッ‥
凸「‥頼んだ」
やめて、そんなこと_
う「凸さんッ!!」
言わないでよ!!
その瞬間、凸さんの瞼が落ちた。
う「と、凸さん」
嫌だよ、あの時みたいに起きてよ
凸[うたちゃん、おはよう]
う「言ってよッ‥」
もう、動かない。冷たい体。
凸[うたちゃん。君はまだ生きるんだ。このゲームはまだ_続く。]
ああ、そうだ。まだ、やらなきゃ。
う「‥そうだね」
僕が、生きなきゃ。
皆で脱出する。この屋敷から。
う「しぇいどさんも、」
う「べるちゃんも」
だからさッ‥
う「凸さんも一緒に出よう…?」
「昼時間となりました」
「凸もりがなくなりました」
コメント
4件
凸さん無理だったかぁ 凸さんが裏切れなかった裏切り者って情報は、うたいさんに伝わってるから多分大丈夫。 これで一人犠牲が出たからニグさん復活かなぁ? そー言えば○んでる組(しぇいどさん・べるさん・凸さん)は、このあとアクションあるのかなぁ とってもとっても面白かったです! 寒くなってきたので体調大事にお願いします! これからも自分のペースで投稿お願いします!