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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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彼は寸前のところで電車を避けることができた。

爆速で俺の横を走っていく

雨月駅の方で物凄い音が聞こえ視線を向けると俺の知った顔がいた

暗くてよく見えないはずなのに彼の顔はよく映えていた

ふと彼の名前を口にする

らっだぁ コンちゃん……

俺はコンちゃんがいるとわかるとすぐに走って駅まで向かった

さっきまで暗かった駅も何故か電気がついていて俺は改札を抜ける

ホームに着くと椅子に座って泣いているコンちゃんがいた

らっだぁ コンちゃんっ!!!

俺が彼の名前を口にして叫ぶと彼は俺を見た

コンタミ ら…っだぁ……?

らっだぁ そう!俺だよコンちゃん!!

コンちゃんはさらに泣き始めた

そして椅子を立ち俺のそばに寄ってきてコンちゃんは俺に抱きついた

俺は泣くコンちゃんの頭をゆっくり撫でた

らっだぁ コンちゃん……

コンタミ うぅっ……グスンッ……怖かった………

俺はそれからコンちゃんを宥めその後情報共有をした

コンちゃんも少しは落ち着いてきたようで冷静に俺の話を聞いてくれた

コンタミ そっか……そんなことが………

コンタミ 俺らはらっだぁが倒れたった聞いて病院に駆けつけて

コンタミ その後よくわからない医者……?がこう言ったんだけど……

コンタミ 俺らがらっだぁの意識とリンクしないとらっだぁは2度と帰って来れない

コンタミ って言うから此処まできたんだけど………

らっだぁ そうだったの…?

コンタミ うん…でも途中でみんなとはぐれちゃって

らっだぁ なんで?同じ電車に乗ってきたならはぐれなくない?

コンタミ 急にみんな消えちゃったんだよね

らっだぁ …急に消えた……

俺は顎に手を添えて考え始めた

そして彼は一つの答えへと導かれた。

らっだぁ それって……

俺が顔を上げコンちゃんを見るとコンちゃんは涎を垂らした青鬼になっていた

らっだぁ ぇ……?

コンちゃんだったものは俺に手を伸ばしてくる

俺はあまりにも突然すぎて動揺して動けなかった

すると背後から手が伸びてきて俺を引き摺る

らっだぁ やめっ________

口を押さえられ喋れなくなる

らっだぁ んんっ!??!!!

必死に抵抗するが俺の抵抗は虚しくコンちゃんだったものが俺を飲み込もうと口を大きく開く

俺は引っ張られた手達に急に前に押された

俺は振り返った

そして目を疑った

そこに立っていたのはコンタミ、緑色、レウクラウド、金豚きょーだった

運営メンバーが俺を見て不敵に笑っていた

なんで……

彼は掠れる意識の中で最期にそう思った。




幻覚を見た。

その後壊れた青色の彼は化け物へと豹変しヒトを無差別に襲う鬼となったそうだ。

これは夢である。。。?

終点などありはしない

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