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こんばんは主です 5話と6話を投稿しました 是非見てください
シュヴァルツが行った後、ヴァイスは暇そうに天界を探索する…
すると、水溜まりで遊んでいる黄色の雨合羽の少年…ヴァイスはそんな姿を見て、可愛さと母性を抑えつつ、近づく
ヴァイス「依世く〜ん!!」
元気よく尋ねる…依世は気が付き、振り返り、両手を大きく挙げて答える
依世「は〜い!!」
依世は元気よく答え、少し照れ笑いを浮かべる……ヴァイスは可愛さと母性を爆発させ、手を伸ばして連れて帰ろうとする
「ワン!!」っと大きな声で威嚇し、ヴァイスの手に噛み付く
依世「モツ!!どこ!!行った??」
カタコトで上手く言葉を回しながら相棒のモツを抱きしめる…
依世が上手く喋れないのは赤ちゃんだった頃、森の中に捨てられ、動物たちに育てられた…
ヴァイス「いてて…」
噛まれた手を抑えながら起き上がる…モツは依世を守るように警戒心を向ける
ヴァイス「わかったわかった、、もうやらないから……」
そう答え、少し距離を開けようとするが、依世がギュッとヴァイスを掴む
依世「依世!!モツ!!遊ぶ!!一緒!!遊ぼ!!」
にっこり笑って尋ねる…ヴァイスは心が暖かくなり、そっと自身の胸に手を置く
改めてヴァイスは(子供が可愛い…)っと思い、心に矢が刺さる
ヴァイス「いいよ、何して遊ぼっか??」
ヴァイスは依世と目線を合わせるようにしゃがんで尋ねる
依世「じゃあ!!水溜まり!!遊ぼ!!」
元気よく答え、小さな手でヴァイスの手を取る…ヴァイスはジーンっとこの瞬間を噛み締めつつ、「は〜い♡」っとハートを添えて返事する…
依世は楽しそうに水溜まりで遊ぶが、ヴァイスは白いスーツの格好のため、汚れがかなり目立つ…が、
依世「わーい!!楽しい!!」
ヴァイス「うん!僕も楽しい!♡」
汚れを気にせずに白い服を汚す……しばらく遊んだ後、シュヴァルツの家に訪れる
シュヴァルツはヴァイスの汚れた白いスーツを見て呆れ返る
シュヴァルツ「おまッ……くっ…」
ヴァイス「お願い」
キラッと目を輝かせて、可愛こぶる…シュヴァルツはイライラと苛立ちと少しの腹痛に悩まされながら、ヴァイスの洗濯を大人しくする
ヴァイスは待っている間、シュヴァルツの大きな服を借り、雨が降っている外を眺める…__