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『桃井のあは人として輝いていたか』
そのような問いがあったとしよう
あなたはどう答える?
お世辞でも「輝いていた」という?
それとも、否定する?
私が答えてほしい答えは、
「桃井のあは人として輝いていない」
その言葉がほしい、ただそれだけの事
その言葉をあなたに言ってもらいたくて、
いつも私はあなたを__
それでも叶わないのならば、私はどうする?
ーーーーーーーーーー
昼休みの時間、いつも私は屋上へと向かう
ガチャ
屋上の扉を開ける
屋上は、素敵な所だと私は思う
景色が良くて、涼しい風がふく
そして絶え間無く、涼しい風が私の髪をなびかせる
ほら、今も
そして何より忘れてはいけない屋上の良い所は、
自殺しやすいということ
ここから飛び降りるだけで、
何もかも、終わらせる事が出来るんだ
いるのはここから飛び降りる勇気だけ
ほら、簡単でしょう?
これは私の単なる考え
あまり深く考えなくていい
ガチャ
屋上の扉が開く音がした
いつもなら、私一人の屋上
なんたって、屋上の扉は壊れていて開かないと、
先生が生徒に言っているからだ
それなのに、私が何故屋上にいるかって?
それは先生が生徒を守るために考えた、単なる嘘だから
あれは私がまだ、小学生だった頃__