『こんにちはぁ♡今日からぁまねぇじゃあになりまぁす、五条光でぇす♡』
『お仕事頑張りますぅ♡♡』
青城「 …… 」
語尾を伸ばし、これでもかと言う程ハートを散らす少女。
その自己紹介を聞いて部員達はぶるっと震える。
『うふ♡』
青城「( ぶりっ子 …… ) 」
どっからどう見てもぶりっ子。
ツインテールに萌え袖。
そしてなんとも言えない独特か喋り方。
青城「( 関わりたくねぇ …… ) 」
これが部員達の本音である。
しかし______
『( 私だって好きでやってる訳じゃないんだよぉぉぉぉぉ!!!泣 )』
少女は心の中で泣いていた。
____ 遡ること昨日。
五条「ごめーん!ひかる!」
『なに、どったの?』
五条「いやさぁ、ひかる明日から任務入っちゃってさ〜」
『ふーん……、どうせ暇だし大丈夫だよ。』
『すぐに終わらせて帰っくるから夜一緒にご飯食べよっ!』
五条「いやそれが………」
「長期任務なんだよねぇ〜………」
『え、長期………?』
五条「宮城県の青葉城西高校っていう高校でどうやら呪霊が大量発生していて生徒にも被害が出てきているんだ。」
「そこで特級術師であるひかるに回ってきた」
『宮城って ……!遠すぎない!?』
五条「本当は僕が行きたいんだけどねー、実は自分も兵庫で長期任務なんだよ。」
『えぇぇぇぇ!!?方向真逆じゃんっ!』
『お兄ちゃんとしばらくサヨナラって事!?』
五条「マイエンジェル……!」
「あ”ぁ”ぁぁぁぁ!!なんて僕の妹は可愛いんだァァァァ!!!」
『え、ちょっとキモイかも………(』
『とりあえずっ!私任務頑張るよ!お兄ちゃんも頑張ってね!!』
五条「ひ”かる”ぅ”ぅ”ぅぅぅぅぅ!!!」
泣き崩れる五条(兄)を置いて、私は東京を発ったのだった。
初作品ですので、温かい目で見てもらえれば🙌
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