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第21話 「旅へ出発!朝編」
地図を広げているのはゆーま。
「現在地から次の街までは、徒歩で半日ほどです。途中に川と平原がありますね」
「さすがゆーまっち!」
「だからその呼び名はやめてくださいと言ってるはずです!」
「冗談やん!かわええなぁ」
「こ、こむさん?!//」
「ピクニックみたいで楽しそ~!」
「きゅーちゃん、転ばないでくださいね!」
「え~大丈夫だって~♪」
(可愛い……)
「平和すぎて逆に怖ぇな」
「たくぱん、荷物重くない?」
「だ、大丈夫だし……!」
「持ったる」
「……ありがと//」
「……あすたさん、地図……逆です」
「え?」
「それ、上下逆で……」
「あ、ほんとだ。助かった」
にやっと笑う。
「ねむろがいないと迷子だな」
「……//」
「うおー!風きもちいいな!」
「走るなよ、転ぶぞ」
「大丈夫だって!」
(数秒後)
「うわっ!」
「……ほら」
腕を掴んで支える。
「おぉ、ありがと!」
「……目、離せねぇな」
「え?」
「なんでもない」
(ごんざ可愛すぎだろ……!)
「こちら、水の流れが安定しています。休憩には最適かと」
「さっすがじおる!頼りになるな」
「いえ……その……当然のことをしたまでです」
「照れてんの?」
「……っ! そ、そんなことは……」
「はは、可愛いな」
「……///」
それぞれが、自由に歩いて、笑って、休んで。
誰も気付いてないけど、
あすたは常にねむろの近く
山田はたくぱんの体調を見てる
そーはきゅーちゃんから目を離さない
攻め組、全員無自覚に守り体勢。
「……なんかさ」
「?」
「旅って、いいな」
「……うん」
少しだけ、歩く距離が縮まる。
第22話 1/18 投稿予定
コメント
2件
おぉ!!こりゃあすごいですぜ!