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1年前___
魔王になって少しした後だった。
告。正体不明の膨大な魔素を持った者が接近中。
リムル「正体不明?!」
魔素量…計測不可。妨害を確認。
リムル「計測不可…?!ミリムと出会った時みたいな感じか…?」
否。おそらく魔素測定を妨害しているだけかと。
リムル「妨害されてるだけで、俺より圧倒的に魔素量が多い訳ではなさそう…か?」
究極能力を所持していると推測。
リムル「まじか…?!」
接近速度が低下しました。おそらく街に降りたかと。
リムル「ん?俺目当てじゃない…?」
否。現時点では不明です。
ココが魔物の都市…!
広いし…キレイ!
それに見たことない食べ物も沢山!どれから食べようかな…。
なんて考えていると…
リムル「お前、何者だ?」
夢「????」
夢「え〜と…。リムル…だっけ??」
リムル「で、ここに何しに来たんだ?」
夢「何しに来た…って観光?」
夢「ワルプルギスに面白そうなやつがいるって言ってたから来た?」
リムル「ワルプルギスって…。お前どっかの魔王の部下か?」
夢「ん?部下じゃないよ!」
リムル「じゃあなんでワルプルギスの内容を…」
夢「ギィが話してくれたから」
リムル「ギィ…?!」(あのヤバそうなやつか…)
ラミリス「ねぇ〜リムル〜!ダンジョンのことなんだけどぉ〜…お?」
ラミリス「夢じゃん!お久さ〜!」
夢「ラミリス!」
リムル「は?え?お前ら知り合いなの?」
ラミリス「あぁ、そっかリムルは知らないもんね」
ラミリス「夢はギィのところに住んでる子だよ!」
夢「あ、そっか。今回ワルプルギスに出なかったから…」
ラミリス「そうそう!なんで来なかったのさ〜?」
夢「ちょっと前に体調崩しちゃって、ギィがやめておけって」
リムル「じゃあ、俺以外の魔王は全員知ってるのか?」
ラミリス「そうだね〜。フレイ達も知ってるはずだよ!」
リムル「はぁ…ひとまず安心だな…」
ラミリス「結構フラフラしてるからあんまり会えないんだよね〜」
リムル「フラフラ…?」
夢「ココの前はルミナスのところに居たよ」
夢「ミリムのところにも行こうとしたんだけど、フレイに今はダメって言われちゃって」
ラミリス「あ〜…」
リムル「てな感じだったよな」
夢「うん…ウトウト」
ギィ「ワルプルギス直後だったのか」
夢「うん…」
眠い…。ギィがずっと私の頭を撫でてくれる。リムルの話す声が心地良い。
全部が心地良い。
リムル「寝そうだな。」
ギィ「あぁ。」
リムル「おやすみ。夢」
ギィ「おやすみ。」
夢「おやすみ…」
私は意識を手放す。
二人の温かい魔力に包まれながら。
ギィ「…夢の魔素…」
リムル「…。寂しかったんだろうな。」
リムル「自分の体は自分が一番わかるって言うし。なにか感じる部分が…」
ギィ「もう疲れたんだろ。最後まで一緒にいるからな。」