テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
288
本当は💙が好きなのだと自分でもわかっているのに、どうしても素直になれない自分が恨めしい🩷
今日もM!LKでの仕事があったり、バラエティー番組があったりとメンバー全員で忙しなく過ごしていた。俺と太智は先に今回の仕事での撮影を終え、仁人達を待っている。
💙「あぁ、売れたんは嬉しいんやけど一気に仕事がきとって流石に疲れるわ」
🩷「マジでそれ、でも仕事増えるの嬉しくね?」
💙「うん!でも流石に疲れたし眠いわ」
💙「でも勇斗はドラマの出演も増えたし、それにプラスして音楽番組って厳ついスケジュールやね」
🩷「ま、それだけ売れたってことだな笑」
またこれだ、数か月前楽屋で笑い話に俺は年上だぞと言ってみてから太智は俺のことを勇斗と呼ぶようになった。それも呼びにくそうに。前までは勇ちゃんとか他の砕けた呼び方もしていたのに、どんな話題や雰囲気でも2人っきりだとこれだ。
2人っきりになると会話の上手なあの太智が言葉に詰まるのだ。もしかして俺との会話が今更ながら気まずいのか?
もしくは俺がやりすぎたのかと自問自答しつつ、こんなことで?と少しイラつきを覚える。
俺がこんなにイラついてる理由はわかってる、太智のことが好きだからだ。だが、素直に認められるものでもない。ただ、知られることが恥ずかしい、バレたときの関係が崩れるのが怖いのだ。
🩷(俺の甲斐性なし)
こんなことなら太智との距離感を詰めなければよかった、詰めて少し笑ってもらおうかと突っかかったらこれだ。
仁人や柔太朗、舜太にだって相談できやしなかった。こんな自分が悪いとわかっていて、怒られたり呆れられたりするのが目に見えているからだ。
💙「勇斗?」
🩷「んー、俺も疲れてんのかな悪い太智少し寝かしてくんね?」
💙「いいで!仁ちゃん達が帰ってきたら起こすな」
🩷「頼んだわ」
自分の意地なんかのせいで太智に素直になれず距離とられるなんて笑えるわ。
そう言えばどうして勇斗なんだろう?勇ちゃんよりは砕けた言い方ではないが、たまに言う佐野さんとかの方が距離感があるとは思う。まぁ、佐野さん佐野さん言われたら泣く自信があるが。
勇斗が寝息をたて始めた頃
💙「勇ちゃんより勇斗の方がなんか恋人感あるよなんて掲示板で言われてから意識して勇斗って言うようになったんやけど、勇ちゃん困っとらへんかったかな?」
💙「でも勇ちゃんって彼女に呼ばれたいっていっとったよな、、うぅ、でも俺が言うんじゃ特別感が湧かへんよなぁ…」
俺は勇斗が好きだ。どうしても意識してほしくて距離感を詰めたりしたのだが、どうしても意識してもらえていないように思える。
他のメンバーなんかに相談してギクシャクしたらどうしよう?と言う俺の弱い心持ちから匿名掲示板を利用してみた。
特別感のある呼び方、、俺と勇斗の関係には難しかったんじゃ…と、今更ながらに思ってしまった。
💙「こんなことでウジウジしとっても関係は進まへんもんな、次の段階へ進めな」
掲示板を開く
💙「ホンマにこんなんで意識してもらえるんかな?まぁ、頼ったんわ俺なんやしとりあえず行動せな!!」ガタッ
🩷「んん?…」
💙「あっ、、」シーン
🩷「」スゥスゥ
💙「勇ちゃんだって疲れとるよな、計画はもう少しゆっくり進めてこうかな?俺のこと面倒やって思われたら立ち直れへんし」
結局俺は意気地無しや、動くいて関係が崩れることを怖がっとる。考えても考えてもマイナスに進む未来しか見えへん。
💙「勇ちゃん、俺んこと嫌いにならんどいてな」
そんなことになったら、俺は今のこの地位から降りてでもあなたの目の前から消えるよ。
全ては弱い俺の責任やからね。
💙「勇ちゃん、起きて!仁ちゃん達帰ってきたからスタジオ移動すんで?」
🩷「んん、ぉぅ」
♥️「勇ちゃん熟睡やん笑」
💛「わりぃ、疲れてんなら寝かしてやっときたかったんだけど、次歌番組のリハだから」
🤍「髪ボサボサだね笑」
💙「ホンマやん笑笑」
🩷「えっ?!ガチ直ぐ準備するから!!」
やっぱし皆が帰ってくればいつもどおりの太智だ。どうしてなのかわからない以上埒が明かない。寝起きで働かない脳で導きだした答えは、、素直になることだった。
皆でいるときのメンバー愛溢れる俺の状態なら、素直になれる、はず。俺は俳優でもあるんだし。
おれは現状維持よりも先の未来を求めることにした。好きだと伝えて太智との関係を進めたい。俺のこの心の蟠りを消したい。そう思った。
🩷「太智とギクシャクしたのなら他のメンバーにでも全部話して助けてもらえばいい」ボソッ
💙「ん?どうしたん?もう行くで!」
🩷「おう、あと太智」
💙「どうしたん?なに改まって」
🩷「いやだい、あとで2人っきりで話したいことあるから、逃げんなよ」
耳元で最大限声を低くして呟く。
💙「はっ…?」
🩷「じゃ、行くぞ~」
♥️「勇ちゃんが、遅かったんじゃん笑」
🤍「ホントにそれ」
💛「太智?どうした、行くぞ?」
💙「おん、先行っとって」
楽屋の壁側を向いていた太智の心意はわからないが、
💛「遅くなんなよ」
ガチャン
今はそっとした方がいいな。
💛「耳真っ赤笑、勇斗だな、動くのが遅いし分かりにくいんだよアイツ」
さて、仕事脳に切り替えなきゃな、太智は顔色もな笑
進展なかったら後ろから勇斗のことを蹴ってでも近づけてやろう。そう思いながら仁人はメンバーの幸せを願って今日の仕事をへ向かう。
次の日太智が一日中ボーッとして使い物にならないことに仁人の怒号が勇斗へ向かうのは別のお話。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!