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#有栖川帝統
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幻太郎📚「…シンジュクか…
………もう過ぎた事、考える必要もありませんか。 」
一二三🥂「……!?
どうして君がここに」
幻太郎📚「!?
貴方こそ、何故いらっしゃる?」
一二三🥂「………君にはわかるだろう?
知っている通り、僕はニセモノだった
まるで夢のように。
あの気持ちを味わう事は御免だ」
幻太郎📚「………小生も、流石に御免ですね。 」
一二三🥂「話が逸れていた。
何故、君はここにいるのだい?」
幻太郎📚「ああ。
帝統から聞いたでしょう。
萬屋の依頼です。
″人探し″をしているんですよ?」
一二三🥂「……僕も手伝うよ」
幻太郎📚「…………そうですか
ええと、探している方は
龍崎富羅という方です。」
一二三🥂「……っ!?
その子、今日うちに来ていたよ」
幻太郎📚「ええっ?」
一二三🥂「理恵ちゃんの兄だろう?
うちの店に、富羅の友人が働いているんだ」
幻太郎📚「……連絡先は分かりますか?」
一二三🥂「ああ。わかるさ。
1度、店に来てくれ」
一二三🥂「改めまして、fragranceへようこそ。
少しそこに座っていてくれ。 」
一二三🥂「もしもし。
fragranceの伊弉冉です。
龍崎富羅様でお間違いないでしょうか
実は、貴方の妹様、理恵様がお待ちになっているようで。
場所はイケブクロにある萬屋ヤマダというところです。
……急ぐように。」
一二三🥂「とりあえず、富羅とは連絡が着いた。
今から理恵ちゃんに連絡取れるかな?
萬屋に戻ろう。」
幻太郎📚「ええっと……
今から向かいます、だそうです
小生達も戻るとしますか」
ガチャ
幻太郎📚「理恵さん?お着きになっておられますか?」
理恵「はい!待ってました」
幻太郎📚「…こちら、伊弉冉殿です。
ご挨拶しましょう?」
理恵「あっはい!
本日は私の為に連絡を取って下さり、ありがとうございます!
龍崎理恵と申します。
お兄ちゃんとは仲良くしてるようなので、こちらも助かってます!」
一二三🥂「…っ
こちらも嬉しいよ。子猫ちゃん
伊弉冉一二三と申します。
富羅くんとは仲良くさせてもらっているから、こちらこそ感謝をするべきだ。
本当にありがとう。
これ、君にあげるよ。」
理恵「いいんですか…?
って、名刺と…料理のレシピ?」
一二三🥂「僕は昔から料理をするのが趣味なんだ。
独歩くんや富羅くんにも好評のこのレシピを、君に特別に教えてあげる。
また、機会があれば店に来て欲しい。
最高の持て成しをする事をここに誓うよ。 」
理恵「…そうなんですね
また来ます! 」
一二三🥂「ありがとう、子猫ちゃん。
もうそろそろ富羅くんが来るから、今日はお別れだ
本当にありがとう。
僕のせいで、富羅くんがしばらく帰らなかった事を知らなかった。
このご恩は必ず返す。 」
理恵「…いえいえ!大丈夫ですよ!
じゃあ、本日はこの依頼に答えて下さりありがとうございましたー! 」
《ゲーム世界》
簓🎋「へぇ。そんなことがあったんねやな〜……で、サマトキ、まだニセモノわからんの?」
左馬刻🐴「全くわかんねぇ。2人に聞いてもどっちも本物とか言いやがる」
簓🎋「そうか〜……
こっちはまぁまぁ検討ついとるで?」
左馬刻🐴「ほ〜ん、誰なんだよ?」
簓🎋「…………盧笙、やな 」
左馬刻🐴「…残念だな
お前いつも一緒にいんだろ?」
簓🎋「ああ。
でも、現実世界で会えるんねやったら、俺は頑張らなあかんわ」
左馬刻🐴「……バグだかで会えなかったらどうすんだよ
死んでいたらどうする?
もう、存在してなかっ」
簓🎋「うっさいわ!
そんなはずが無い、
お前こそ、偽モン見つからんでええのか!
もし間違って、ホンモノ殺してもうたら
もう会えなくなるんやぞ!!
左馬刻、お前やろ?
俺より深く考えよるんはお前やろ
そんだけ仲間思いなんはお前だけや」
左馬刻🐴「…………」
簓🎋「男の涙は見苦しいで。
ガキん時に決めたんやろ?
仲間を守るって
合歓ちゃん守るってな
何があったとしても、俺は協力するさかい
大丈夫や。
安心して突き進め。」
左馬刻🐴「……っすまねぇ 」
簓🎋「まだ時間はある
沢山考えて、お前の道を突き進んだらええねん」
《翌朝》
十四🌖「……朝っすよ〜!!」
獄⚖️「空却、朝だぞ」
十四🌖「起きないっすね」
獄⚖️「そのままにすっか?」
十四🌖「でもなんで起こさなかったって怒られるのはオレたちじゃないっすか?」
獄⚖️「……ベチッ」
十四🌖「!?空却さんに何するんっすか!?」
空却📿「……っ、なんで叩きやがるんだよ」
獄⚖️「お前が起きないからだ」
空却📿「はっ、馬鹿げた話だ」
十四🌖「……もう昼になっちゃうっす
一郎さん、心配してましたよ」
空却📿「は?一郎が?」
十四🌖「はいっ、空却さん、あまりにも起きてこないから
何かあったんじゃないかって…」
???「只今の時間より昼時間となります。
会議が行われるため、早急に移動をお願いします」
十四🌖「ほら!
昼になっちゃったじゃないっすか!!」
空却📿「うっせ、早く行くぞ!」
三郎3️⃣「……あれ、伊弉冉は」
独歩💻「一二三なら……もう」
三郎3️⃣「…そっか
夢野幻太郎、伊弉冉一二三を除き、全員揃いましたか?」
全員🎤「はい」
三郎3️⃣「それでは、第5回、会議を始めます。
まず、本日伝えたいことなどはありますか?」
零0️⃣「はい」
三郎3️⃣「……どうぞ」
零0️⃣「……そうだなぁ。
ヨコハマの3人方よぉ、ニセモノかの検討すらついてねぇんだろ?
リーダーサン、妹が偽モンっつったらどうすっか?」
左馬刻🐴「あ?んな訳ねぇよ」
零0️⃣「じゃあ何故、言の葉党党員をこのゲームに参加させる必要があるんだ? 」
左馬刻🐴「はっ、知らねぇよ
嘘つくならもっとマシな嘘をつけや」
零0️⃣「マシな嘘、ねぇ。
まぁ、俺が言いたいのはひとつ。
″ヨコハマについての調査をしろ″」
銃兎🐰「…おいっ、何がなんでもそこまでする必要あるんですか」
理鶯🐦「……そうだ。
これらは小官らの問題である。
貴殿らに頼ってばかりでは足手まといになってしまう。」
盧笙👓「…別に、ええんやないか
俺が口出すことちゃうけど、俺らも考えるさかい
あんたらは1人ちゃう
ここらのみんなでひとつや 」
銃兎🐰「………何がなんでもねぇ。
絆というものが深いのは私達のみ。
貴方達には分からないこともあるでしょうに……。」
十四🌖「べ、別にいいんじゃないっすか?
オレが口出していいのかも分からないんすけど、今、自分たちがここにいることはおかしいんすよ。
本当はただのゲームですし、それに、バトルにも出れてないっすし……
とりあえず、ここから脱出する為に、みんなで考えたいっす!」
一郎1️⃣「……左馬刻
今は俺の話をよく聞いてくれ
俺もそうだ。
三郎がニセモノとか言われた時は吐きそうになるほど信じたくは無かったし
でも、このディビジョン内に1人居ることは確定してるんだ
今、お前らの中で検討がつかねぇなら、血縁関係のある合歓ちゃんを疑うしかないんだ
勿論否定したくなるのもわかる。
けど、現実世界でまた会えんだよ
きっと、偽モンだったやつは俺らのことを先に待ってる
夢野さんだって
本当は隠すつもりだったんだろ?
けどさ、この状況を早く切り抜ける為の道は、自分から名乗り出すしかねぇんだ
今は此奴らを信じろ。 」
左馬刻🐴「……っ」
一郎1️⃣「下を向くな!
……あん時、俺にそういったのはあんただった
あんたのお陰で、俺も自信持ってここに立ってんだ。」
左馬刻🐴「…………あん時の話は終いだ
俺らでこのクソッタレな世界を変えてやろうじゃねぇかよ……!」
空却📿「その意気込みでいこうぜ!」
盧笙👓「…………簓は気付いとるかな
皆、俺の話、少し聞いてくれますか」
乱数🍭「どーしたの?聞いてあげるよっ?」
盧笙👓「話すと長くなるから、簡潔に言う
俺はニセモノや
お前ら、どつ本のやつは気づいとるやろ。
特に零。
すまんな。お前は本物やからわかっとったよな。
隠しとってすまない。
一郎くんのお陰で言い出すことできた
……………………簓。
今、俺の事、排除してくれますか。」
簓🎋「っ!? 」
盧笙👓「やっぱ、お前には無理かな」
簓🎋「それがお前の望みならやったる。
俺、お前の為なら、なんだってやるって言うたから
きっと輝く未来が待っとんねん
例えバトル出れんでも
きっと、俺らならなんでもできんねん!
お前ら、俺に着いてきてくれてほんと嬉しかったわ 」
盧笙👓「何今が最後みたいな顔しよって…
現実世界でまた会えるやろ?
ただ、今の時間に悔いないようにな。」
簓🎋「な、何言うねん
悔いって……あるに決まっとるやん…」
盧笙👓「……もう一度言わせてくれ。
今、俺を排除してくれますか?」
簓🎋「……………………はい
じゃーな、ろしょ
また会お
絶対な!
お前、俺おらんくても元気にしとけや。
お前のうちでまた呑もうや
ゲームマスター、聞いとってくれ
躑躅森盧笙を、今、排除します。」
???「躑躅森盧笙を排除します。」
盧笙👓「…っう」
簓🎋「盧笙…………堪忍な」
一郎1️⃣「っは、減ったのはまだ2番手だけか」
三郎3️⃣「……そうですね
夢野幻太郎、伊弉冉一二三、躑躅森盧笙でしょうか。
残るは……ヨコハマディビジョン、ナゴヤディビジョンですかね。」
二郎2️⃣「ヨコハマ以外のお前らは検討着いてんだろ?」
十四🌖「………………そうっ……すね」
空却📿「…………………獄」
十四🌖「え、今やっちゃうんすか」
空却📿「そうしかねぇだろ
ヨコハマだって決まってねぇんだ
ならここから減らすしかねぇじゃんかよ!」
十四🌖「空却さん……
ごめんなさい、俺が1番分かってたのに…… 」
空却📿「お前らの気持ちは分からなくもない。
拙僧が偽モンだったら、最後まで隠してやりてぇもんだ
いいか?獄」
獄⚖️「…………それをお前らが望むんなら、ダメとは言わん。
やるなら早くやれ。
ただ、ルールは守れ
生きろ」
空却📿「……そうか、じゃあ知らねぇよ
ゲームマスター、よく聞きやがれ
天国獄を排除する」
???「天国獄を排除します」
獄⚖️「っ」
十四🌖「獄さんっ!」
空却📿「…………十四
間違いねぇんだろ?
獄だって」
十四🌖「そうっすけど……
空却さん、獄さんと最後に話さなくてよかったんすか……?
最後に、かける言葉がこれでよかったんすか?
現実世界でも会えなくなったら……
俺、どうしたら」
空却📿「そんな弱っちぃこと言うな!
俺らは俺ら、獄は獄で考えがあんだよ
ほら、ヨコハマの調査しねぇといけねぇだろ?」
左馬刻🐴「……あー、それはいいわ」
空却📿「あ?何を言いやがんだよ」
左馬刻🐴「…………大体検討着いてっから。」
次回連載・2026年5月内
追記・
最近学業がとても忙しくなり、投稿することを忘れてしまう日々が続いてしまい、誠に申し訳ありません。
できるだけこの物語をお手に取ってくださった皆様のご要望に添えるよう、心がけていますが、それが叶わない場合ももちろんございます。
もし宜しければ、次作の参考になりますので、コメント欄にて考察や感想、これからどうしたら面白いか等をお書きください。
こちらの物語「俺を恨んでもいい、俺様がこの道を選ぶんだ。」連載終了後、続きの物語も予定しております。
その為、どんな内容でもよろしいので参考のためコメントを残してくれれば当方の励みになります。
長話となり申し訳ありません。
次回連載でも何卒よろしくお願い致します。
2026 5月11日 しゃる
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