👋
前書いてた作品飽きたんで違う作品書きますすいません
リクエストでくださった内容を書きます
⚠️M!LK BL
⚠️吉田仁人 愛され
⚠️伽羅崩壊
⚠️口調迷子
⚠地雷の方👋
基本吉田仁人視点です
それでは どぞ
放課後の教室
机の中に入れといたはずの教科書がまた、なくなっている
『はぁ、、またなくなってるよ、、』
誰も居ない教室に、仁人の声が落ちる…
教科書の代わりに机の上にぐしゃぐしゃになったプリントに仁人に対する悪口や文句が書かれている。
『調子乗ってんじゃねーよ』
書かれている文字を見て仁人は眉をひそめただけだった。
『……しょうもな』
そう呟きプリントを丸めて捨てた。
胸の奥が少し痛んだけど気の所為だ、、明日になったら忘れてる
そう自分に思い込ませ、鞄を肩に掛けた。
教室を出ると、丁度柔太郎が声をかけてきた。
山中『仁ちゃん帰るの?』
吉田『うん…』
山中『、、元気ないね、疲れてる?』
吉田『……別に通常運転、』
笑って誤魔化したかったけど余りにも柔太郎の笑顔が優しくて仁人は顔を少し逸らした
そこに太智と舜太が走って来る、勇斗は廊下の奥からゆっくりと歩いてきてる。
いつものメンツ。いつもの帰り道。
……だが仁人の胸の中には、いつもと違うざらつきがあった。
誰にも気づかれたくない、違和感を隠すように笑った
吉田 『お前ら本当うるせぇな笑』
塩崎 『仁人が静か過ぎるだけだって〜笑』
曽野 『仁人はそれが可愛いんだって笑』
吉田 『可愛くねぇよ笑』
そんな何気ない会話の裏で、小さな波が広がり始めていた、、。
翌日の昼休みー
仁人はいつも通り窓際の席、1人弁当を広げようとしていた。
賑やかな会話、笑いが飛び交う中、ふと机の上に違和感を覚える。
そこに置いていたはずの水筒が床に転がっていた。
蓋が緩んでいて、中身が少し溢れている。
『………なんで』
仁人は小さく眉を寄せ、慌ててハンカチを出した。
そのとき、机の隅に貼られていた付箋が目に入る。
『イケメンに囲まれて楽しい?』
一瞬、呼吸が止まった。
昨日の落書きが頭をよぎった。
手の中のハンカチが、握り締められた。
ーー誰にも言わない、言えない。
また”大した事じゃない”って笑えばいい。
、、そう思いたい。
そう思った瞬間、背後から静かな声がした。
『……仁人、それ何?』
振り返ると、そこには勇斗が立っていた。
穏やかな目つきのまま、仁人の持っている付箋に視線を落とす。
仁人は慌ててハンカチで隠した。
仁人 『何でもないよ』
佐野 『……ふぅん』
勇斗の声は低く静かだった。
でも目の奥が、氷のように冷たく光っている気がした。
佐野 『、、誰がやったか、心当たりは?』
吉田 『ないよ。気にすんな』
佐野 『…わかった。じゃあ俺が気にする』
吉田 『、、は?』
勇斗はそれ以上何も言わず、ハンカチごと付箋をポケットに入れた。まるで証拠品みたいに淡々と。
その後ろで舜太達がやってきた
塩崎 『仁人!今日購買行った?』
曽野 『仁人、なんか顔赤くない?』
山中 『また、勇ちゃんになんか言われた?』
佐野 『、、おい!またって何だよ笑』
さっきまでの勇斗とはまるで別人みたいだった。 そして、いつもの賑やかに囲まれる
仁人は”うるせぇ!”と顔を背けた。
さっきまでの勇斗の沈黙が心に焼き付いて離れなかった。
END
コメント
2件
めちゃくちゃ良い話でした。 続きも楽しみにしています😊