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桃赤
桃 高3
赤 高1
桃『はーぁ、涼しっ…笑』
ただ一人、授業中に立ち入り禁止の屋上へ行く。
もう誰も、俺を探す人はいない。
ただ、軽く叱るだけ。
成績が悪くなったって、関係ないのだから。
桃『…きれい、』
屋上から見る景色は、とても綺麗で、羨ましい。
見ていると、なんとも言えない気持ちになる。
桃『…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ 』
『まだ…っﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
ただ一人、涙を流す。
適当に廊下を歩いていたとき、
「っは、ふっっ…ひゅっ…」
という苦しそうな声が微かに聞こえたような気がした。
桃『…ん？』
そこは女子トイレだった。
今は授業が始まって5分ほど経っている。
桃『失礼しまぁ〜すっ…』
こんこんっ、
桃『あのぉ、大丈夫ですかっ…？』
？『っひっ、？はふっ…ぅ…』
がちゃっ
桃『…？過呼吸…？』
？『ぁうっ…ふっ…ひゅっ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
名札を見ればそこには『紅井』と書いてあった。
桃『紅井、さん？えっと、吸って、吐いて…』
赤『ふっ、すぅ~っ、ぅ…っふぅっ…はふっ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
桃『どう、？』
赤『ありがとうございますっ…』
桃『授業は、？』
赤『えとっ…そのっ…』
『苦しくなっちゃって…それでっ…』
桃『そっか、』
落ち着いてくれたみたいでよかった。
コメント
2件
桃赤推しです！仲良くしてくれたら嬉しいです🥺物語も最高でした😭
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