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♡嫌い、大嫌いな人
ーーーーーガチャッ。
「菜乃愛ちゃん。」
はぁ〜…。やっぱり居た。
「ね、一つ聞きたいことがあるんだけど、いいかい?」
そう言って妙な笑顔を見せる。
「何?」
そういうと、こっちに近づいてきた平野さん。
「来ないで。そこで話して。」
そう言って、一歩後ろに下がれば、乾いた鼻笑いが聞こえた。
「釣れないなぁ〜。」
「聞きたいことって何?早くしてよ。」
平野さんを睨みながら言った。
「さっきの奴、彼氏?」
「はい?」
このおじさん何考えてるの…。
「いやぁ〜だって、ねぇ?そんな奴いたら殺したくなるでしょう。」
そう言って、平野さんは自分の両頬を手で包んでニタリと笑った。
「殺さなくて結構。生憎、彼氏とか居ません。」
そう言えば、嬉しそうな顔をする平野さんに嫌気がさした。
「そうだよね。そっか〜あはは。」
怖い。
急にケラケラ笑う平野さんに全力で引いてしまった。
事が済んだかのように、
「じゃあ、おかえりのちゅうしよっか?」
と言った平野さんに手をつかまれた。
そのまま、私の手を引いて私の部屋に上がっていく。
―――――ガチャ。ドサッ。
#溺愛
寧子さくら
193
#異世界転移
新城かいり
877
#シークレットベビー
夏目萌*優しい彼~コミカライズ
2,312
「これから何すると思うかい?」
ベットの上。そんなシチュに、ゾッとする。
「わか、るわけないじゃない。」
自分がひどく焦っているのがわかる。
「じゃあ、まずはキス、かな?」
嫌だ。嫌だ。気持ち悪い。
「嫌だ、来ないでッ!」
―――――ドンッ。
「いってぇな〜、大人しくしようか。菜乃愛ちゃん?」
そう言って手を伸ばしてくるから、思いっきり払った。
「ちょっと痛いかもだけど、しょうがないね。菜乃愛ちゃんが悪いんだもんね?」
そう言って、私の髪の毛を引っ張る。
「いッ…!」
男性の力に勝てるはずもなく、制服のボタンが順々に開けられていく。
「いや、いや!」
暴れるほど、掴む手が強くなっていく。
焦りと恐怖で涙が出てくる。
「やめて、いやッ!」
そう声にした時だった。
開閉の音もなく窓が開き、通学バックが平野さんの頭部に直撃した。
「ヘブッ!!」
情けない声を出して平野さんが倒れる。
「へ?」
私も情けない声を出して呆然としていた。
すると、
「へぇ〜、そっかぁ〜。媚薬盛ったのお前かぁ〜。」
聞き慣れた声がして、振り返るとそこに居たのは―――――。
コメント
1件
うわ、これは心臓に悪い…。平野さんの「♡♡♡たくなるでしょう」って台詞、気持ち悪さが半端なかったです。力の差を見せつけられてボタン外されるシーンは、読んでて胃がキリキリしました。でも、窓から飛んできた通学バック!あのタイミング、まさに神救援でしたね。聞き慣れた声の主は一体誰なんだろう…続きが気になって仕方ないです!