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『2回死んで3回目を生きる』
第5話!雄英高校入試試験
✡注意事項✡
・鬼滅とヒロアカのクロスです!
・基本はヒロアカメインです。
・転生系です!
・多分BLになるかも。
・語彙力皆無、下手くそです・・・。
・私の癖と好きを詰め込んだ物語です。
・指摘&アンチコメはお控えください(主は豆腐メンタルです)。
・結構長いです。
・皆さんの知ってるかっちゃんは居ません。
なんでもおkよ☆という方はどうぞお進み下さい!
では!スタート!
ヘドロ事件の次の日。
そのヘドロ野郎の事件は大きく取り上げられ、大きく報道された。
というか、ほぼどこの放送局のニュースも、その話で持ち切りだ。
当たり前だ、なんせオールマイトが来たんだから。
そして・・・俺もそのニュースで有名になった。
いやな有名ななりかただがな・・・せめて有名になるのはヒーローになってからが良かったぜ・・・。
周りからの視線が痛てぇし目立つし学校や家にメディアが来るしでもうマジ最悪だ・・・あのヘドロ野郎、ゼッテェ許さねぇっ・・・!!
視線は普段なら全然無視できるのだが・・・昨日のことがあったせいか気になっちまう・・・。
あぁもう!これだから目立つのは嫌いなんだ!!
しかも寝坊していつもより来るの遅れちまったし・・・。
「あ、かっちゃん!おはよう!いつも教室1番に来るのに珍しいね?そういえば、昨日聞き忘れてたんだけど、大丈夫?怪我とかは?」
教室に入れば、デクが俺を見て、嬉しそうにトコトコとこちらへ向かってくる。
そして、すぐに嬉しそうな顔を心配しているような顔に変え、怪我は無いかと聞いてきた。
コイツの表情がコロコロ変わるのは見ていて飽きないななんて思いながら言葉を返す。
「ん、はよ・・・つかなんで俺がいつも1番に来とんの知っとんだテメェはァ・・・。」
「・・・ハァ・・・まぁこの通り、ピンピンしてるぜェ。」
今朝見たニュースと、登校時に感じた嫌な視線を思い出す。
「・・・あ”〜でも・・・心に傷は負ったな。」
「う”っ・・・ごめん・・・。」
「あ?お前は助けてくれただろうが、んでお前が謝んだよ、あれお前のせいじゃなくてあの気持ちわりぃヘドロ野郎のせいだろ。」
「うぐぐ・・・そうなんだけどぉ・・・。」
「だろ?オラ、この話は終わりだ。」
「う、うん!」
これからは、俺にとっちゃ、ある意味厳しい日々が始まるが、もうデクは地獄の10ヶ月が始まっている。
俺は昨日のことを思い出す。
───ヘドロ事件の後。
オールマイトがデクに、『君はヒーローになれる』と言った後、オールマイトは言葉を続ける。
「私の”力”を受け取ってみないかという話さ!!」
デクは涙や鼻水や唾液でぐちゃぐちゃになった顔を、オールマイトに向ける。
「私の”個性”の話だ少年。」
「?」
デクは何の話をしてるのか分からないようだ。
「写真週刊誌には、幾度も”怪力”だの”バースト”だの書かれ、インタビューでは常に爆笑ジョークで茶を濁してきた。」
「”平和の象徴”オールマイトは、ナチュラルボーンヒーローでなければならないからね。」
オールマイトは手を広げ、上を向く。
「私の”個性”は、聖火の如く引き継がれてきたものなんだ。」
「引き、継がれてきた・・・もの!?」
デクは驚きを隠せない。
「そう、そして次は君の番だということさ。」
「ちょっ・・・!ちょっ待っ・・・待ってください!」
「オールマイトの”個性”は確かに世界七不思議の一つとして喧々囂々と議論されてきましたよ、ネットじゃ見かけない日はないくらいに、でも・・・あの・・・”個性”
を引き継ぐって、それはちょっと意味がわからないというか・・・そんな話、今まで聞いたこともないし議論の中でも推測すらされてないわけで、それは何故ってつまり有史以来、そんな”個性”は確認されてないからっていうかそもそもアレです、生まれつきの固有の身体的特徴であって、自己を確立する要素だからこその”個性”な訳で・・・。」ブツブツブツ・・・
デクがオールマイトからの唐突な発言で目を回しながらブツブツと話し始める。
ワァーオ、出たなデクのブツブツ解説。
「君はとりあえず否定から入るな!!ナンセンス!!」
「ナ・・・。」
「私は隠し事は多いが嘘はつかん!」
「力を”譲渡”する”個性”・・・これが私の受け継いだ”個性”!冠された名は・・・『ワン・フォー・オール』!!」
「ワン・フォー・・・オール・・・。」
「一人が力を培い、その力を一人へ渡し、また培い次へ・・・そうして、救いを求める声と義勇の心が継いできた、力の結晶!!!」
「そんな大層なもの何で・・・何で僕にそこまで・・・。」
「元々、後継は探していたのだ・・・そして、君になら渡しても良いと思ったのさ!!」
「無個性で只のヒーロー好きな君は、”あの場の誰よりもヒーローだった”!!」
「!!」
デクの目に再び涙が浮かぶ。
「まぁしかし、君次第なんだけどさ!どうする?」
デクは袖で涙を拭い、目を擦る。
「・・・・・・っ。」
「お願い・・・します・・・!」
デクはオールマイトを真っ直ぐ見て、覚悟したような声で言う。
それを見てオールマイトはニッと笑う。
「即答。」
「そう来てくれると思ったぜ。」───
げんなりしてはいられない、俺も、受験勉強とトレーニング、個性の調整と使い方の研究に精を入れねぇと・・・。
そして、10ヶ月はあっという間に過ぎた。
週に一回、デクが海浜公園でゴミを片付けるのを見に行った。
これを知ったのは本当にたまたまだったし、なんなら知ったのはヘドロ野郎の事件の2日後の早朝だった。
オールマイトがデクにこれをさせるのは、力をつけるため。
なんせ、オールマイトの使う”個性”、”ワン・フォー・オール”は『超パワー』系の”個性”。
そんな”個性”を今のヒョロヒョロなデクが持てば、体がどうにかなってしまう可能性があるから。
よくよく話を聞いてみれば(盗み聞き)、体を作らないと体が耐えきれず四肢が爆散するかららしい・・・いやマジか、想像以上だな、怖。
まぁ俺は1回四肢と頭が胴から離れたことあるけど。
冷蔵庫やら洗濯機やらタイヤやらを運んでトラックに積み込むところを何度も何度も見た。
トレーニングのせいか、デクはいつもぐったりしていた。
雄英高校受験当日、2月26日の早朝6時。
俺は海浜公園へ来ていた。
海浜公園は、前とは見違えるほど綺麗になっていて、一瞬場所間違えたかと思った。
まさか直前で仕上げたのか?
よく見ると、デクとオールマイトが居た。
何かを話してるようだから、今まで鍛えてきた耳を使ってオールマイトとデクの声を聞き取る。
「よく頑張ったよ本っっ当に!!!」
「ようやく入口の蜃気楼がうっすら見えてきた程度だが!」
「確かに器は成った!!」
「・・・・・・。」
「なんか・・・ズルいな・・・僕は・・・・・・。」
デクの大きな目から涙がボロボロと零れ落ちる。
「オールマイトにここまでして貰えて、恵まれすぎてる・・・。」
そのデクの言葉に、俺は『何を今更』と思った。
「(お前が頑張ったからだろーが・・・。)」
オールマイトがデクの背中をバンッと叩く。
「その泣き虫治さないとな!」
「さァ授与式だ緑谷 出久!」
「・・・はい・・・!」
デクが返事をすると、オールマイトが自分の髪の毛を一本頭から引き抜く。
「これは受け売りだが、最初から運良く授かったものと、認められ譲渡されたものではその本質が違う!」
「肝に銘じておきな、これは君自身が勝ち取った力だ。」
そう聞いて、デクは拳をぐっと握り、俺はゴクリと生唾を飲む。
「食え。」
そう言い、オールマイトはデクに先程引き抜いた自分の髪の毛を差し出す。
「へぁ!?」
「(???????)」
俺はもう頭に?しか浮かばなかった。
「別にDNAを取り込められるなら何でも良いんだけどさ!さァ時間ないって!」
「「(思ってたのと違いすぎる・・・!!」」
俺の心の声とデクの声が重なった。
雄英高校ヒーロー科。
そこはプロに必須の資格取得を目的とする養成校。
全国同科中、最も人気で最も難しく、その倍率は例年300を超える。
国民栄誉賞に打診されるもこれを固辞、『オールマイト』。
事件解決数史上最多、燃焼系ヒーロー『エンデヴァー』。
ベストジーニスト8年連続受賞、『ベストジーニスト』。
偉大な(グレイトフル)ヒーローには、雄英卒業が絶対条件なのだ。
雄英高校 校門前。
「いやァにしても、デケェなァ・・・雄英高校・・・。」
想像以上にデケェ・・・よし、ゼッテェ受かる。
受かって、ヒーローになってやる!
そんで、デクをNo.1ヒーローにしてやる!!
・・・いや、No.1ヒーローになるのはアイツの実力次第だが・・・それを陰でサポートする。
目立たぬ程度に、デクがしっかり実力を出せる程度に。
「・・・ん?」
前をよく見ると、校門の手前にデクが居た。
緊張しているのだろうか、ガチガチになっている。
デク・・・さっき、オールマイトから力を授かるためにオールマイトの髪の毛食ってたけど大丈夫なのか?
何の変化も感じられないって言ってたが・・・まぁ、オールマイトが2〜3時間もすれば実感湧くっつってたから大丈夫か。
・・・でも・・・。
俺は早朝のことを思い出す。
───「よし!食ったな!毛!」
マジか、マジで毛ェ食ったんか。
いや、まぁ、食わんと力授かれねぇしな、しゃーない・・・のか?
少々引きながらもオールマイトとデクの様子を見る。
「何の変化も感じられませんけど・・・。」
「HAHAHAHA!そりゃそうさ!!君、胃腸を何だと思ってる!」
「まぁ2〜3時間もすれば、実感湧くさ。」
「あぁあ緊張するぅうぅ・・・早く帰ってシャワー浴びてご飯食べて・・・。」
「・・・・・・。」
「”器”は成したが・・・それはあくまで急造品の”器”。」
「!」
「慣らし運転も出来なかったからな・・・肉体への反動は覚悟しておけよ。」
肉体への反動・・・。───
・・・体、物理的に壊さんきゃいいが・・・。
そう思いながらデクに近づき、声をかける。
「・・・おい、デクァ!」
「!かっちゃん!!」
「よう。」
「おっお早う、がんバ張ろうねお互ががい・・・。」
めちゃくちゃ緊張してんじゃねーか、”個性”で体云々より、緊張で試験出来なくなっちまうんじゃねぇかこれ。
「緊張しすぎだ馬鹿、試験始まってもねぇ時点でこれじゃァ、試験の時もたねぇぞ。」
「記念受験にする気か。」
「そ、そうだよね・・・リラックスリラックス・・・落ち着かないと。」
「あと、10ヶ月前に俺が言ったこと、忘れてねぇよなァ?」
「うん、もちろん!僕かっちゃんに殺されない為n・・・ヒーローになる為に頑張って受かるね!!」
「おぉ・・・んじゃ、俺先行くわ、また後でな、デク。」
「うん、また後で!」
そう言ってデクと離れ、雄英の校門をくぐる。
「なぁアレ・・・バクゴーじゃね?『ヘドロ』ん時の・・・。」
「おぉ本物・・・。」
いやまだ覚えてる奴いんのかよ、もう10ヶ月も前の話だぞそれ!?
俺を見ながらヒソヒソと話している奴らに鬱陶しさと怒りを感じながら足を進め、試験の説明会場に入る。
試験説明会場―――。
『今日は俺のライヴにようこそー!!!』
司会のプレゼント・マイクが大声で話す。
プレゼント・マイクは声が大きいからマイク要らずだななんて思いながら話を聞く。
『エヴィバディセイヘイ!!!』
シーン!!
プレゼント・マイクが耳に手を添えて皆の声を待つが誰も喋らない。
これは・・・なんだ、滑ってんのか?つかうるさくて耳が痛てぇ。
『こいつぁシヴィ――!!!受験生のリスナー!』
『実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?』
『YEAHH!!』
シーン!!
プレゼント・マイクだけが一人騒いでいるようでなんか見てられなくなってきた。
だが、隣にいるデクは目をキラキラさせている。
「ボイスヒーロー『プレゼント・マイク』だ、すごい・・・!!」
「ラジオ毎週聞いてるよ感激だなぁ、雄英の講師は皆プロヒーローなんだ・・・!!」
こちらもブツブツ喋っていて見てられねぇ・・・。
正直よくあること過ぎて慣れたがなんか隣に居るこっちの方が恥ずかしくなってきて、デクの方を見ずに一言。
「うるせぇ。」
そう言った次の瞬間、舞台の壁に取り付けられた大きなテレビに、説明するための図が映し出され、プレゼント・マイクが説明を始める。
『入試要項通り!リスナーにはこの後!10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ!!』
『持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!』
先程渡されたカードを見る。
『O.K!?』
シーン!!
・・・なんか、見てられんと言うか可哀想になってきたな。
そう思いながら自分のカードを見る。
俺のカードには、『試験場所 演習会場A』と書かれている。
他にも色々書いてあるが、そこは省略しよう。
「つまり、同校(ダチ)同士で協力させねぇってことか。」
そう言い、俺はデクのカードを見る。
デクのカードには、『試験場所 演習会場B』と書かれていた。
俺の言葉を聞いたデクも、俺のカードを覗き込む。
「ほ、ホントだ、受験番号連番なのに、会場違うね。」
「(かっちゃんと会場違うのか・・・残念・・・。)」
『よく考えてるな雄英は。』なんて思いながら、プレゼント・マイクの説明を聞く。
『演習場には”仮想敵“を三種・多数配置してあり、それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントを設けてある!!』
『各々なりの個性で”仮想敵”を行動不能にし、ポイントを稼ぐのが君達の目的だ!!』
『もちろん他人への攻撃等、アンチヒーローな行為はご法度だぜ!?』
プレゼント・マイクの説明が終わると、数列前に座っている眼鏡をかけた真面目そうな男が口を開いた。
「質問よろしいでしょうか!?」
『!』
「プリントには”四種”の敵が記載されております!」
「誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!」
「我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場にいるのです!!」
この男の言う通り、プリントには四種の仮想敵のシルエットが描かれている。
だが、先程プレゼント・マイクは三種の仮想敵と言っていた。
これが誤ったものなのか、何か意図があるのかは分からないが、確かに見聞きしている限りでは矛盾が生じている。
俺がそんなことを考えていると、先程プレゼント・マイクに質問していた男がこちらを振り向き、デクを指差し再び声を上げる。
「ついでにそこの縮毛の君!」
「!?」
恐らくデクのことだろう。
男に声をかけられたデクは体をビクリと跳ねさせて、驚いた顔で自分のことか?と言うように自分に指を指している。
そして、男はデクを睨みながら言葉を続ける。
「先程からボソボソと・・・気が散る!!」
「物見遊山のつもりなら即刻、雄英(ここ)から去りたまえ!」
まぁ確かに、俺はよくある事だから慣れているし無視も出来るが、何も知らない者にとっては集中の妨げや若干の恐怖の対象にしかならないだろう、だからそのブツブツは治せとあれほど言ったのに・・・。
怒られたデクは、気まずそうな顔をし、両手で口を抑えながら小さい弱々しい声で謝罪する。
それを周りの者はクスクスと笑いながら見ている。
『オーケーオーケー、受験番号7111くんナイスなお便りサンキューな!』
『四種目の敵は0P!そいつは言わば”お邪魔虫”!』
『スーパーマ〇オブラザーズやったことあるか!?レトロゲーの。』
『あれのドッ〇ンみたいなもんさ!』
『各会場に一体!所狭しと大暴れしている「ギミック」よ!』
なるほど、じゃあこれは避けて通った方が最適か。
「なる程・・・避けて通るステージギミックか。」
「まんまゲームみてぇな話だぜ、こりゃ。」
周りの者も小さい声で、内容を理解したような声を出している。
「有難う御座います、失礼致しました!」
質問した男はプレゼント・マイクに頭を下げ礼を言い、席に着いた。
『俺からは以上だ!!最後にリスナーへ、我が校の”校則”をプレゼントしよう。』
「!」
『かの有名なナポレオン!!ボナパルトは言った!「真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者」と!!』
『更に向こうへ!!”Plus ultra”!!』
プレゼント・マイクのその声に、隣に座っていたデクは興奮で体を震わせた。
かく言う俺も、かなり興奮している。
生のプロヒーローが、自分の前で話しているのだから当たり前だ。
俄然、やる気が出てくるというものだ。
『それでは皆、良い受難を!!』
このプレゼント・マイクの言葉を最後に、説明会は幕を閉じた。
「かっちゃん!」
「んん?」
「が、頑張ろうね、お互い!」
「ハッ、ったりめーだろォ、分かってんだろうなァ、受からなかったら殺すからなマジで。」
「う、うん!頑張るよ!絶対受かるね!!」
「おう。」
演習会場A―――。
「広っ。」
試験場所に着いた時、最初に出てきた言葉がこれだ。いやだって仕方ねぇじゃん、マジで広いんだから。
「(もうほぼ街だなァ、敷地内にあるこんなんが幾つもあるンかァ?スゲェ・・・けど、金銭感覚どうなってんだ雄英・・・。)」
俺は正直、緊張で心臓張り裂けそうだが、余裕そうな顔を保たせて悟られないようにする。
・・・あぁ、でも、最終選別の時よかは緊張しないな、死ぬわけじゃないから。
周りは自信満々だ、自身の”個性”に合わせた装備をつけている者もいる。
だが、どうやら俺以外にもかなり緊張している者もいるようで、物理的にガッチガチになっている奴がいた。
「(硬化、か・・・緊張しすぎて個性を制御できてないンか?)」
少々心配になったが、今は人のことを気にしている場合ではないと気持ちを切り替える。
始まるまでは脳内でイメトレと、少し体を動かして体を温めることに集中して、それ以外には意識をそらさないようにする。
何せ、あの事件のせいか、先程からチラチラとこちらを見てきたりヒソヒソしてる輩が多くて、何かに集中していないと視線が気になって仕方なくなってしまうから。
そのため、ここから先は実技試験が始まるまでよく覚えていない。
周りの視線を無視しながら、俺は誰よりも前に立つ。
もちろん理由は出遅れないため。
ヒーローというのはいきなり戦闘になることは少なくない、なんならそれが基本だ。
ならば、この試験でも似たようなことになるはずだ、油断はできない。
そう考えていると───
『ハイスタートー!』
「(よし来たァ!!)」
プレゼント・マイクが出した合図と共に俺は猛スピードで走り会場に入る。
後ろで「え?」という間抜けな声がいくつか聞こえるが、そんなのは無視だ。
『・・・どうしたぁ!?実践じゃカウントなんざねぇんだよ!!走れ走れぇ!!』
『賽は投げられてんぞ!!?』
少し間を置いたあと、プレゼント・マイクは他の試験者に大声でそう叫ぶ。
その声で我に帰った他の試験者も会場内にぞろぞろと会場内に入っていく。
誰よりも多く仮想敵を倒し、誰よりも多くポイントを稼ぐ。
今はそれだけを考えろ。
憧れをも超えるために、デクをNo.1ヒーローにするために・・・ヒーローになるために!!
そんなことを考えながら走っていると、脇道から仮想敵が飛び出してきた。
「お、初っ端から3Pたァ運がいいなァ”おい!!」
『標的捕捉!!ブッ殺ス!!』
仮想敵は俺を認識した途端、俺の方へと突進して来る。
「ぶっ殺すゥ?そりゃァ・・・俺のセリフじゃあァ!!」
BOOM!
そう言いながら仮想敵を爆破する。
仮想敵は煙をたたせながら大きな音を立てて倒れる。
「ぅしっ、次ィ!」
多分今の俺、完ッ全な敵顔なんやろなァ・・・。
6分後───。
「・・・ふぅ、暑っつ・・・これで82Pォ・・・!」
まだ冬だと言うのに、俺の体は暴れまくったせいで汗まみれだ。
まぁ好都合だが。
俺の”個性”は手の平からニトロみてぇな汗を出してそれを爆破させるという個性だ、暑いのはかなり戦力になる。
つまり今の俺のコンディションは、最高潮という訳だ(ヌッシ☆:あと最初は長袖を着てたが、流石に暑すぎて脱いだから今のかっちゃんの格好は上は黒のタートルネックにジャージのズボン、腰には脱いだ上のジャージを巻いている状態である、つまり結構エrゲフンゲフン魅力的なので何人かが釘付けになってます)。
今でもかなり暑い、まだ2月なんだがな・・・。
それにしても、かなり狩ったな・・・もう完全に合格圏内だが、まだちょいと暴れ足りねぇなァ・・・。
『あと4分!』
「あれ、思ったよりまだあるなァ。」
これなら多分100Pイケるな。
もう後半だし、ちゃちゃっとヤるかァ・・・。
仮想敵を倒していく中で、分かったことがある。
『1P』と『2P』の仮想敵は標的を捕捉して近寄って来る。
なら、俺のこの派手な個性を使えば仮想敵を意図的に寄せ付けられる可能性が高い。
だから、その時に一気に敵を攻撃する!これなら一気にPが稼げるはずだ!
「・・・ぅっし!ヤるかァ!!」
「この入試は敵の総数も配置も伝えていない。」
「限られた時間と広大な敷地・・・そこからあぶり出されるのさ。」
「状況をいち早く把握する為の”情報力”。」
「遅れて登場じゃ話にならない”機動力”。」
「どんな状況でも冷静でいられるか”判断力”。」
「そして純然たる”戦闘力”・・・・・・。」
「市井の平和を守る為の基礎能力がP数という形でね。」
「今年はなかなか豊作じゃない?ほら、特にあの子とか。」
「あぁ、機動力、判断力、戦闘力共にとても優れている・・・。」
「いやいや・・・この短時間で”総合Pが100P越え”て・・・そもそも100P越え自体前代未聞だぞ!?」
「あの子絶対合格だね・・・。」
「いやー、まだわからんよ。」
「まぁまぁ、真価が問われるのは・・・」
これからさ!!
やっとPが100を越し、制限時間が2分を切った頃、充分暴れまくって満足し、流石に疲れて肩で息をする。
「ハァ、ハァッ・・・これでっ、103Pォ・・・!ハッァ・・・スゥー・・・シィィィァァ・・・。」
そう言いながら呼吸を整える。
奇妙な呼吸音が周りの騒音でかき消される。
次の瞬間───
THOOM
大きく地面が揺れた。
「(・・・?地震かァ?)」
そう思って下げていた顔をあげる。
そこには、巨大な仮想敵が現れた。
俺はプレゼント・マイクが説明で言っていたことを思い出す。
───”『所狭しと大暴れしている
ギミックよ!』”───
・・・MA☆ZI☆KA☆
「いやいやいや、デカすぎねぇ!!?」
誰かがそう叫ぶ。
恐らくここにいる誰もが思っているだろう、俺だってそう思ってる。
あれが0Pってウソだろ、おかしくね???
0Pの仮想敵は周りの建物をどんどん壊している。
BOOOOOM!!!
仮想敵が腕を振り下ろすと、大きな音を立てて建物が崩れ、地面がえぐれる。
「圧倒的脅威。」
「それを目の前にした人間の行動は正直さ・・・・・・。」
他の皆はここから離れるために、全速力で逃げていく。
別に倒しても構わないのだが、もう満足したし正直疲れた。
それに、あれほどデカイ奴だとかなりの大爆発を起こさないと倒せないだろう。
無理に個性を使い腕を酷使すれば、筋繊維が切れたり骨が折れたりする可能性がある。
それにプレゼント・マイクは逃げるのを推奨していた。
それなら、これは逃げるのが得策だな。
そう考え、俺も踵を返し走り出す・・・・・・はずだった。
「うぅ”っ・・・!」
「!」
微かに呻き声が聞こえた。
声が聞こえた方を振り返ると、そこには黒髪の男が倒れていた。
下半身が、仮想敵が倒した建物の瓦礫の下敷きになってしまって動けなくなっている。
「ッいってぇ”・・・、!」
「(アイツ確かァ・・・試験の直前までガチガチになってた・・・。)」
ズシン・・・
上方から音が聞こえ、顔を上げれば、動きは鈍いが仮想敵がこちらへ迫っている。
ダッ!
このままだとアイツが潰される!
この時には、逃げるなんて考えは頭からすっぽり抜けていた。
後ろから声がするが俺の耳には届かなかった。
俺は仮想敵目掛けて走り出す。
「(爆速ターボ!!)」
BOOM!
腕を後ろに突き出し、手の平に溜まった汗を爆破させ動きを加速させる。
BOOM!
そして、また爆破を利用し空中に飛び上がる。
「え・・・。」
BOOM!BOOM!BOOOM!!
仮想敵との距離がどんどん狭まる。
仮想敵との距離が1m程になった時、俺は下に突き出していた腕を目の前に突き出した。
パチパチ・・・
「死ィねぇェェェ!!!!」
KABOOOOOM!!!!!!
眩しい光と大きな爆発音、そして強い風圧がその場一帯を襲う。
ブチッ
パキッ メキメキ・・・
奇妙な音が俺にだけ聞こえた。
だが、それが何かは分からなかった。
仮想敵は俺の起こした大爆発で壊れたのだろう、黒く焦げた大きな図体が、ズゥゥ・・・ンと大きく低い音を立てながら地面に倒れた。
「っよっし!・・・・・・ッ!!?」
すると突然、腕にズキリと鋭く強い痛みが走った。
「う”、ぐぁァッ・・・・・・!!!?」
一瞬で顔や身体中に冷や汗が滲んだ。
この時、やっと分かった。
先程聞こえたブチッという何かがちぎれた音とパキッメキメキという何かが折れた音の正体に。
それは───筋繊維がちぎれた音と骨が折れた音だ。
よく見れば、腕の所々が赤紫色に変色している。
恐らく筋繊維がちぎれたから内出血を起こしているんだろう。
さっきまではきっとアドレナリンでも出てて痛みを感じなかったのだ。
痛みに悶える中、俺は重力に従って地面へと落下していく。
「(クソッ!加減見誤ったァ!!考えろ!どうする・・・どうする!?)」
このまま落ちたら間違いなく死ぬ!!
折れたからって、筋繊維がちぎれたからって、”個性”
が使えないわけじゃねぇ!
腕を地面に向けて突き出す。
メキメキメキッ・・・
「ぐッぅ”・・・!」
骨が軋む音が聞こえ、ズキズキと腕に鋭い痛みが走る。
落ち着け、焦るな!
タイミングを考えろ!できるだけ腕に負担が掛からぬ程度の小規模の爆破で着地を決めろ!!衝撃をできる限り抑えろ!!
・・・死なねぇ・・・死ねねぇ!今死んだら、ここまで来た意味が無くなる!!
オールマイトをも超えるヒーローになるんだろ!?デクをNo.1ヒーローにするんだろ!?
なら、死ぬわけにゃ・・・いかねぇよなァ!!!?
「・・・ッソがァ”ァ”・・・!!!」
覚悟を決めた・・・その時。
シュルルッ
俺の体にテープのようなモノが巻き付いた。
「あ”っ・・・!!?」
グイッ
状況を理解する前に、俺は体に巻き付いたテープに引っ張られる。
驚いた拍子に目をつぶった。
ボフッ
「い”っ。」
誰かにぶつかった・・・というより、受け止められた感覚がした。
衝撃が少し強くて、腕にズキリと痛みが走り小さく声を漏らす。
「っと、ととっ!」フラッ・・・
ドサッ
「いでっ!」
また衝撃が走る。
上方で聞こえていた声が下からした気がして、閉じていた目を開き、声のした方を見る。
そこには、口が特徴的な男の顔があった。
「ん、よぉ、大丈夫か?」
男は上半身だけを起こし、こちらを見ながらそう声をかけてきた。
ここで俺はやっと状況を理解した。
俺はこの男に助けられたのだ。
さっき感じた1つ目の衝撃は、この男にキャッチされた為のもので、2つ目の衝撃は俺をキャッチした時に男が倒れた為のもの。
状況を理解していくと、段々と恥ずかしくなってきた。
そして、今の体制でどんなキャッチの仕方をされたのかが分かった。
多分姫様抱きみたいな形でキャッチされたんだろう。
もう恥ずかしくて仕方がないが、取り敢えず男から退いて、礼を言うことにした。
「・・・ん、大丈夫だァ、ありがtい”っ・・・!」
『ありがとう』と言い切る前に、また腕に鋭い痛みが走って言葉が詰まり腕を抑える。
「お、おい、大丈夫かよ!?」
男は心配そうに俺の顔を覗き込み、行き場の無い手を動かしながら慌てている。
「っこんくらい余裕だわ、ちょっと折れただけ・・・・・・あ、そういえば、瓦礫の下敷きになってた奴は・・・。」
建物の瓦礫の下敷きになっていた男のことを思い出した。
「折れたはちょっとじゃねぇだろ・・・アイツなら今助け出されてる最中だよ、ほら。」
少し突っ込まれたが、男はそう言ってある方向を指差した。
そちらを見れば、他の受験者が数人がかりで瓦礫を退かしたりしながら男の救出にあたっていた。
男を見れば、案外元気そうで、男も自分の”個性”を使って瓦礫を壊しながらなんとか瓦礫の下から抜け出そうとしている。
その様子を見て俺は安堵しほっと息をついた。
「そうか、良かったァ・・・。」
そう言った次の瞬間───、
『終了〜〜〜!!!!』
プレゼント・マイクの大きな声が聞こえた。
どうやら試験が終了したようだ。
「お、終わったみたいだな!」
「?あぁ。」
男は何処か焦ったような声でそう言った。
なんで焦ってんだろうと思ったが、大して気にしなかった。
取り敢えず呼吸で止血はしておこう。
しばらくすると、瓦礫の下敷きになっていた男の救出が終わったようで、その男は助けてくれた他の受験者に礼を言い、こちらに気づくと近寄ってきた。
「あ、あの!」
「あ?」
「ありがとうございます!!」
「・・・あ?」
急にお礼を言われて、間抜けな声を出してしまう。
いや、心当たりはある。
恐らく先程の仮想敵から助けたことにお礼を言っているのだろう。
「あのままだったら俺、間違いなくあのデッケー仮想敵に潰されてた。」
「だから本当に助かりました!ありがとうございます!!」
そう言って男は深々と頭を下げる。
想像以上に感謝されて、戸惑ってしまう。
「・・・いや、別にィ・・・。」
「・・・まぁ、無事なら良いわァ。」
戸惑いながらも言葉を絞り出した。
男が無事だった事への安堵と試験が終わった事で凝り固まった緊張が解れ、口元が緩む。
こういうことには慣れていないんだがなァ・・・。
その時、後ろから穏やかな老婆の声が聞こえてきた。
「はいお疲れ様〜。」
「お疲れ様、お疲れ様〜。」
「ハイハイハリボーだよ、ハリボーをお食べ。」
そう言いながら老婆は受験者たちにグミを配っている。
「怪我した子はいるかい?」
「!はーい!こっち、怪我人いまーす!!」
老婆が怪我した者はいないかと聞くと、俺を助けた男が手を挙げて大声で老婆にそう告げた。
多分だが俺のことを言っているのだろう。
それを聞いた老婆は、こちらに近付いて来た。
「こいつ、骨折れてるみたいで・・・。」
そう言って男は俺の背中を押して老婆に近づける。
「怪我してるとこ、見せてみんさい。」
老婆に優しくそう言われ、俺は大人しくしゃがんでまだ痛む両腕を老婆に差し出す(助けてくれた男の個性で一応固定している)。
老婆は俺の腕に優しく触れ、巻いてあるテープを剥がす。
「おやまぁ、これは・・・かなり無理をしたんだね、折れてる上に筋繊維がちぎれて、もう止まってはいるが内出血を起こしてるね。」
「(やっぱか・・・。)」
自分の体のことは自分が1番よく分かるとはまさにこの事かと思った。
すると───
「チュ〜〜〜!」
「「「!!?」」」
老婆はいきなり俺の腕にチューをした。
急なことでかなり驚いたが、その瞬間、腕の痛みが引き始めるのを感じた。
数秒すると、痛みは完全に消えていた。
「・・・痛みが消えた。」
「えマジで!?」
俺の後ろにいた男が驚いた声をあげる。
「でも、なんかどっと疲れが・・・。」
治ったと同時に体が重だるくなった。
まるで2時間以上も休まずに運動をした時のようだ。
だがこれで老婆の”個性”がわかった。
『治癒力の活性化』と言ったところだろう。
恐らく、相手の体力を治癒に変換させる”個性”。
これはやりすぎるのはダメそうだな・・・。
彼女は看護教諭か・・・彼女がいるから、雄英もこんなムチャな入試を敢行できる・・・ってことか。
「はいお疲れ様〜、ハリボーお食べ。」
そう言って老婆は手を差し出す。
俺は手を差し出して老婆からグミを受け取る。
「・・・ドーモ・・・あンがとう、ございます。」
俺は無愛想ながらも感謝を伝える。
「ちゃっちゃといくよ。」
「他に怪我した子は?」
老婆はそう言って他の受験者の所へ歩いて行った。
帰り道───。
「あ!かっちゃん!」
「ん、お疲れさん。」
俺はそれだけ言って、先程自動販売機で買ったおしるこをデクに差し出す。
「わ!ありがとう!」
「ん。」
「・・・えっと・・・お、お疲れ様!疲れたね〜・・・。」
「おー・・・で、どうだったァ。」
「へ?」
「実技、P数。」
「あっ・・・そ、それがぁ・・・そのぉ・・・。」
俺が実技でのP数がどうだったか聞けば、デクはもごもごと口をごもらせた。
「?」
「ぜ、0Pで・・・。」
「・・・・・・・・・は?」
「はあぁぁぁぁぁ!?!?!?」
「うぅ・・・ご、ごめんよかっちゃん・・・あんなに応援してくれたのに・・・。」
「殺ォす!!」
「うわぁぁ!待ってかっちゃん!!」
「くっ・・・ぬぬ・・・・・・筆記はァ・・・。」
「じ、自己採点でギリギリ合格ライン越えてた・・・。」
「・・・スゥー・・・フゥー・・・・・・よし、結果、結果だ!」
「へ?け、結果・・・?」
「ん、結果だ。」
「約1週間後、雄英から合格か不合格かを知らせる通知が来る。」
「それで合格じゃなかったら、そん時ァマジで殺す、分かったか。」
「う、うん・・・分かったよ・・・。」
「じゃあね、また来週。」
「ん。」
ガチャッ
バタンッ
「・・・ただいま。」
「勝己くんおかえり、どうだった?試験。」
ただいまと言えば、待ってましたと言わんばかりにリビングから父が出てきた。
おかえりと言って、試験はどうだったかを聞いてくる。
「ハッ、あんなん余裕だわ。」
俺はそれだけ言って階段を上り、自分の部屋に入る。
ガチャッ
パタンッ
「・・・あ、そういやァ・・・あの2人・・・。」
自室に入ったと同時に、ふと試験中に話した2人のことを思い出す。
「(なーんか、どっかで見たような気ィすんだよなァ・・・あ、そういやあの助けてくれた奴にちゃんと礼言えてねぇ・・・。)」
「・・・ま、いっか、また会えたらちゃんと言やァいいし。」
考えるのをやめ、肩にかけていたスクールバックをおろす。
首に巻いていたマフラーを取り、制服から部屋着に着替え、ベットに寝転がった。
ガチャッ
「勝己、ご飯よ。」
しばらくボーッとしていると、突然母がノックもせずに部屋のドアを開けた。
「バッバァ!いっつもいっつも言ってんだろォ!ノックしろやァ!!」
「るっさいわね!ご飯食べるの、食べないの!?」
「食うわクソがァ!!」
今日の飯は激辛料理だった。
嬉しい、美味い。
その翌日、海浜公園のことがニュースになっていたのは流石に驚いた。
✩オマケ
卒業式後にかっちゃんの第二ボタンを手に入れた刈谷くん。
デクくんはめちゃめちゃ羨ましがってますw
デク『いいなぁ刈谷くん・・・。』
勝己『あ”?お前も欲しいんか?ボタン。
・・・ほらよ(第3ボタン)。』
デク『え”っ!!?いいの!!?』
勝己『んだよ要らねぇんか。』
デク『い”り”ま”す”!!!!』
勝己『うるさ。』
指長『えーいーなー、俺にも頂戴♡』
勝己『ん?ん(第4ボタン)。』
指長『マジかよっしゃ。』
どうでしたか?
良ければいいねとコメントお願いします!
では!ばい主〜。
コメント
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あおいです🌷 「2回死んで3回目を生きる」第5話、拝読しました! まさかかっちゃんの視点で入試が描かれるとは思わなくて、冒頭から引き込まれました。 「デクをNo.1ヒーローにする」という密かな決意、でも「それはアイツの実力次第」っていう距離感が、かっちゃんらしくてすごく好きです。 あと、瓦礫の下敷きになった受験生を助けるために自分の腕がボロボロになるまで爆破を使うシーン、痛々しいけどかっちゃんの本質が出ててグッときました。 助けてくれた口の特徴的な男の子も気になりますね。 髪の毛を食べさせるオールマイトのくだり、思わず笑っちゃいました(笑)。 続きがすごく気になります!お疲れ様でした🍀