テラーノベル
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前回参照
ci視点
小鳥がチュンチュン鳴いていた
木々はいつもと変わらず青々と茂っていた
二度寝したいという思考を抑えながらあまり良いと言えない睡眠からゆっくりと抜け出した。
寝起きでおぼつかない手足を必死に動かし洗面台の前まで来た
今だったらまだ戻れるという気持ちと二度寝してはいけないという思考に挟まれながら冷たい水を自分で言うのはなんだがシマエナガ(冬ver)のように白い手で掬い顔にかけた
冬眠から目覚めたクマのようにゆっくりと、それでいて雪がとけ春になる素早さの如し思い出したこと。
そう昨日のことだ。
綿毛が散るように鮮明に思い出せた
まずアイツにわるいことをしていまったのではないか、ということだ
自分が美味しいところをもらえていないことに対して怒ったのか自分もサボりたい、楽をしたいから怒ったのかは定かではないがとりあえず彼らに酷いことをしてしまったことは自覚している。
だがその一方で仲の良いクラスメイトと新しい学校生活を始めるのもありだとも思う
次に関係のない彼らまで巻き込んでしまったことだ。
自分のことを気にし、新我々師団に負けるのは遠慮したい。
すべての負担が自分にかかるのが嫌だし、あのグルなんちゃらに負けることは自身のプライドが許さないからだ。
心の隅ですこし、このまま終われば自身が最初で最後の彼らを騙した人間になるという事実に気づいてしまったが自分の身と天秤にかけたらこちらは上になってしまった
最後に前のヤンキーグループに加入すると言ってしまったこと
なぜそんなふざけたことを言ってしまったのだろうか
まぁ後悔しても遅いことは分かる。
この事実を新我々師団に対して有効に使いたいが何も思いつかないため諦めた
そして段々と目覚める自分を鏡越しに見ていた時2つのことに気づいた。
1つは今日、何もセットせずにいかないといけないこと。
うざったるい伊達メガネも毎日巻いている髪も今日は何もしなくていいのだ。
2つ目はうっすらと腕に魔法陣が浮かんでいるということだ。
それを見て悪周期近いことを察し、「薬ー食後に服用の薬ー」と薬を呼びながらそれを探し回っていた
はたしてどうなることか…
そんな心配を胸にとりあえず暴走する魔力を減らすためにペペロンを出した
いつも通り、誰もいないペペロンと2人きりの部屋で朝ごはんを食べ家を出る
「ペペロン、行ってきます!!呼んだら来てね!!家の外にでたらメッだからね!!」
「ぺぽっ!!」
「じゃ!!」
〜〜〜
syp視点
今日はいつも違い母親に抱き枕と布団を回収されることなく目覚めれた
チーノと揉めてしまい今日からが不安だからだ
我々師団の後輩どもがついてきてくれるらしいが、それでも不安がなくなるわけではない
そんな自分のナーバスな気持ちにそぐわないような木々が風で揺れる音が聞こえた
ふとカーテンを開け、外に目を向けるとチーノの性格のように美しい太陽の色が広がっていた
彼の太陽みたいなところを自分が押し込めてしまったことに酷い罪悪感を覚える
そして同時になぜ気づかなかったか自問自答する
彼の親友を名乗るのならば彼に疲れが少し溜まっていることくらい分かると思っていたら
思っていた
思っていた…
彼を友達だと、仲間だと、親友だと、思っていた
思っていたのは、俺、だけだったの、か…?
考えたくもない事実が頭に浮かんできて、走馬灯のように彼との思い出を思い返す
いつも通り母親が自分を呼んで、こちらに来たのに気づくまでボーっとしていた
すっかり朝焼けは消え昼のようになっていた
「ショッピ、あんた体調大丈夫なの?」
「大丈夫」
「もーほんとにならさっさと食べなさいよ」
「んー」
ただなんとなくご飯をたべ、制服に身を包み、外へ出た
いつもと変わらない道だった
我々師団に入った直後チーノに聞いたことを思い出した
「お前何で1位になろうとせんの?」
「…どーせ親ガチャだって言われるから」
「ふーん当たってよかったな」
常にテンションが高いと思っていた彼とは違う姿だった
手を隠すようにしていた彼のもう片方の手から覗いた彼の手はどす黒い色をしていた
本当に少しだけの隙間からこぼれ落ちた色はたくさんの恐怖をはらんでいた
あとがき…?
落ち弱確定演出きちゃー!!!!!!
ほぼ没、略してほ没ー!!!
つらぽよえん
書きたいのいっぱいあるのに
連載が終わらないちゃむ…
あと短編の方に出した女子力に似た作品の案おもいつきました
思いついただけです
書いてすらいません
いいね、コメント、フォローよろしくお願いします!!
ではまた👋
コメント
1件
ciさんもsyp裙も罪悪感そりゃあるよね…! どんなオチになっても私はこのお話を一生読みます!!!!!