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くがかぶです。

2本目です

今回は、花火をネタにしてやります!

どうぞ!

若干悲しいかも

死ネタっぽい?





















貴方と見た花火はとても美しくとても儚かった


この花火は、一年に1回夏祭りの日にある大花火大会だ


貴方はベランダから顔を出し、綺麗な顔を俺に向けてきた

「綺麗だな」

俺はそれに応えることが出来なかった


何故だろう。声が出せない



「虎徹」


「はい?」


「お前、早く行け」


「ッ、…

はい、」


でも俺は嫌だと言えない


「ごめんな虎徹、

お前の事を考えて判断した

聞こえてるか分からないけど、お前が好きだから」


何故だろうか。

俺を突き放した貴方は泣いていた


なんで泣くんですか?

そっちが先に言ったんですよね?


とは言えなかった


5時10分


美しく、大きな花火が放たれた今


俺と貴方の恋は終わった


そして



















俺の命も


























いや、俺の命は、元からか…



「そうか、俺は勝手に勘違いしてたのか、

パイセン、」



最後の大きな花火は


俺には聞こえなかった


唯一聞こえた音は


お線香と共に放たれた鈴の音だけだった


「また、会える日まで待っててくれ」


「こて ッ……っ 、」


ずっと


「待っています」


「え、?こて、つ?」


「(気のせいか、

でも、俺も極道だし、すぐ会うことになるだろうな)」



俺が土と眠る前に見た貴方は、

誰よりも素敵な笑顔をしていた





                                                                                  𝑒𝑛𝑑~𓈒𓂂𓏸



どうも妃奈です。

書いていてとても楽しかったです!

あとひとつ、何かいいモノないか探し回りまーす

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