テラーノベル
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放課後の屋上は、少しだけいつもの世界から切り離されている。
Mz💜:「またここにいたんだ、」
振り返ると、そこに立っていたのはまぜだった。
制服のネクタイを緩めて、少しだけ息を弾ませている。
At❤️:「……別に。静かだから」
そう答えながらも、俺は少しだけ嬉しかった。
まぜがここに来る理由は、わからない。
それでも、毎日放課後になると屋上に来てくれるのが嬉しい。
最初は偶然だった。クラスの中心にいるまぜと、目立たない俺。
接点なんてないはずだったのに、ある日屋上で出会ってから、放課後は一緒に過ごすぐらい仲良くなった。
Mz💜:「なあ、あっと」
名前を呼ばれるたび、心臓が跳ねる。
At❤️:「、ん?」
Mz💜:「今日さ、告白されたんだよね」
その一言で、胸の奥がぎゅっと縮んだ。
At❤️:「……そっか…っッ。モテるもんな、お前」
できるだけ平静を装う。でも、声が少しだけ震えているのが自分でもわかった。
まぜは俺の隣に座った。肩が触れそうな距離。
Mz💜:「断ったけど」
At❤️:「……、なんで?」
聞かないほうがいいと分かってるのに、口が勝手に動く。
まぜは少しだけ黙って、そして笑った。
Mz💜「、……好きなやつ、いるから」
鼓動がうるさい。耳鳴りみたいに。
At❤️:「へぇ……、どんな人?」
Mz💜:「目つき悪くて、口数少なくて、でも優しくて」
At❤️:「それ、悪口じゃんっ、笑」
思わず笑うと、まぜは真剣な顔でこっちを見た。
Mz💜:「…あっとのこと、だよ」
時間が止まったみたいだった。
冗談、だろ。そう思いたいのにまぜの目は真っ直ぐで、逃げ場をくれない。
Mz💜:「俺、ずっと好きだった。、、、多分、一目惚れ。屋上で一人で本読んでるあっとを見てから」
胸が熱い。嬉しいのに、ちょっと怖い。嘘なんじゃないかって思ってしまう。
At❤️:「……俺、男だよ、?」
Mz💜:「知ってる」即答だった。
Mz💜:「それでも好き。無理なら、今まで通りでいい。でも…言わないと後悔しそうだったから」
こんなの、ずるい。そんなこと言われたら俺…
At❤️:「……無理じゃ、ない」
やっと絞り出した声は、自分でも驚くほど小さく、頼りなかった。
Mz💜:「、…え?」
At❤️:「俺も……好き、だよ。たぶん、最初から…っ/」
言った瞬間、顔が熱くなる。ああ、もう逃げられない。
まぜは一瞬目を見開いて、それから子供みたいに笑った。
Mz💜:「よかった……」
そっと、指先に触れる。手の甲に重なる体温。逃げようと思えば逃げられる距離。
でも、俺は動かなかった。
Mz💜:「手、繋いでもいい?」
At❤️:「……聞かなくたって…、/」
小さく呟くと、まぜは笑いながら指を絡めてきた。
雨上がりの空は、驚くほど澄んでいる。
世界は何も変わらないのに、俺たちだけが少しだけ、、、変わった。
繋いだ手の温度が、やけにリアルだった。
コメント
5件
わぁぁぁあ! 最ッ高今回もめっちゃ良かった! 正反対の二人が付き合うっていうのがめっちゃ好き💕
天才、、、、、?、 今回も尊かったよー!我が人生に悔いなし( ´ ཫ ` )
今回も楽しいお話ありがとう!やばい、めっちゃ青春や…うわ〜設定最高すぎる