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ある一軒の家が爆破されたらしい。僕が眠りから覚め一番に目に入ったニュースだったのでやけに脳にこびりついている。

「いやぁこわいね。」真波美が呟いた。真波美は3年前から僕と同棲している。僕の実の妻だ。真波美が口を開く「あれ?爆破されたところ、、、私たちの母校の近くじゃない?」あぁそういえば僕らは幼馴染だったっけな。すっかり忘れてしまっていた。

「あれ?覚えてない?私の勘違いだったかも」彼女は僕に戸惑った様子で聞いてきたが、それに対する答えをいくら探してもどうしようもないくらいに母校に関する記憶が薄れてしまっていて「覚えてない」としか答えようがなかった。

「あのさ、その、僕たちの母校連れてってくれる?」急に針田くんが口を開いた。急すぎる提案に私は少しびっくりして「は?」なんて口走ってしまった。少しの間空気が固まった。状態変化とはまさにこのことだろう。少し間が空き、私は咳払いをしてから話を再開した。

「なんで母校に行きたいの?」

少し考えてから針田くんは答えた。

「いや、大丈夫かなーって思って、、、あはは…汗」その嘘ついてる感半端ない針田くんの答えを聞いて私はただただ不思議に思った。

針田くんのやつ、何考えてるんだろう。

私は首を傾げながらも、その提案を了承した。

これ以上この話題に触れてはいけないと察した


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