テスト終わりました
だからといって投稿頻度が上がるわけではないと思いますごめんなさい
ヒモ⇢jp
一般男性⇢ya
途方もなく歩いている、生きている。この世にはそんな人が何人も何万人も存在する。そのはずなのに俺は25年間生きていて今日初めて途方に暮れてる人をみた気がする。最初は声をかけるつもりなんて無かった。だけどあまりにも顔が良すぎたから。
「…何見てんの?」
ジロジロと見てるのがばれてしまい鋭い目つきでそんな言葉をかけてくる。
「あ、いや、そんな所で寝てたら風邪ひくなーって思って…」
「は?おっさんが何言ってんの」
これでもまだ25じゃい、と言いたくなったが相手は20も言ってないくらいだろうか。
「君、いくつ?未成年みたいだけど…」
「だから関係ないだろって」
最近の若い子ってこんなに毒舌なものなのか?と疑問に思いながらもさすがにこのままにしておく訳にもいかない。
「警察、呼ばれたら困るでしょ?」
「……まじでだるいな」
「別に、君の事情とかどうでもいいんだ、ただ俺の良心が君をここに置いておく訳には行かなかったから」
「そうですかー」
こういう子はだいたい警察に弱い。だって言えないようなことをどうせしてるんだから。
「ちなみに何したの?」
「さっきどうでもいいって言ってたくね?」
「どうでもいいとは言ったけど聞かないなんて一言も言ってない」
自分でもだるい論破の仕方だなとは思ってる。でも事実だし。
「…だいたい予想できるっしょ」
「まあね?どうせ彼女に捨てられたんでしょ」
「なんかやってたみたいな感じ出してくんなおっさんが」
「君ヒモなんでしょ」
「そーですけど」
「俺も昔やってた」
「は?」
だいたい予想できてた、俺も昔そうだったから。俺もこんな感じだったんだろうなとしみじみ思う。
「…有り得なくは無い顔か、…」
「なに、イケメンだと思ってくれてんの?笑」
「うるせーな、黙ってればいいのに」
「ヒモの時よく言われてた笑」
「…なんで辞めたの」
「んー、気分かな、特に相性のいい子とも出会わなかったし」
「へー、」
聞いておいてこれかよ、という感じではあるが少し相手の警戒が緩まってよかった。
「着いたよ」
「ちっせー」
「悪かったな小さくて」
俺が今住んでるところに案内すれば最初の一言がそれはさすがに傷つく。まあ実際そうなんだけど。
「というかなんで俺招いたの?」
「んー、気分、放っておくのもなんか損だなーって思って」
「損?」
「そう、損」
「何が…」
「俺の好みだったから」
「思わずお持ち帰りしたくなっちゃったんだよね」
馬鹿だなぁ、なんでそう簡単に人んち入るかな。
「お前男いけんの」
「…笑」
「ビビらないんだ」
「ヒモがいちいちそんなんにビビってたらやってけん」
「君面白いね、名前は?」
「…おっさんに言う必要ない」
「えー、残念だなぁ、せっかくお金あげようと思ったのに…」
「…jp」
「jpね、俺はya」
「…お金くれるならやってもいい」
「自分の身体はどうでもいいんだ?」
「どうでもいい、愛なんかいらない、金さえあれば十分」
「いいよ、お金あげる」
「っまじ、」
「その代わり、今後俺の家に住むこと、今後俺以外と遊ばないこと、いい?」
「……うん」
「ん、いい子、笑」
最近シチュが全然思い浮かばないのでリクエスト箱作るつもりなんでそこで良かったらリクください。
あと『調教』いいね達成ありがとうございます。それなのに貯め書きしておらずまた別の作品を出すという…ほんとすみません。
コメント
7件

テストお疲れ様です!投稿ありがとうございます!yajpの年齢が反対になってるんですね年上攻めめっちゃ好きです
すんげぇ好み…😘😘😘😘 会話の中にBLが詰まってる… いつも楽しく見させてもらってます これからも頑張ってください😖