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此処は、中国の裏社会____。
危険がすぐ側に立っているような、そんな場所。
此処には暗い過去と必死に闘って生きている人々が集まる___。
但し、そんな暗い過去を引き摺ったって、時は待ってはくれない。
言い表すならば、そう。
odrk視点
『任務完了。この任務による負傷者は0名です___』
自分のイヤホンから、音声が聞こえる。
「ありがとう。直ちに本部へ戻って」
その音声へ返答すると、相手からも返事が返ってくる。
___自己紹介が遅れてしまった。
私は、王 烈狼(わん しぇんらん)。
此処、マフィアグループ。“狼”のリーダー。まあボスとも言える。
マフィアと言うだけあって、警察に見つかったら一発アウトな仕事。
実際のところ私がなりたかったわけではなくて、唯の後継。
マフィアになりたいと思う人の方が可笑しいと思うけど____
そんな、人生に恵まれなかった人達が集ってなり立っている。
硬い扉を叩く音がする。
また乱雑な…リーダーの部屋ぐらいちゃんとノックして欲しい。
「どうぞ」
「おじゃま~!!odrkさんお仕事の程は順調?」
「…見てわかるでしょ⁉︎この書類の山に電話対応…忙しいの」
この五月蝿い人は、戸津宮 翡翠(とつみやひすい)。
周りからはttさんと呼ばれてる。説明し忘れたが、odrkやttはコードネームみたいなもの。
本名とはまた違う。あまり本名を使うのは望ましく無い。
「あ!!嵐組の下っ端らへんを片付けてきたよ」
「はーい報告ありがとね~」
そう言うと、手で帰れとジェスチャーするがその場で立ち止まっているだけ。
「…戻って。それとも手伝ってくれるの」
「…ねえodrkさん?」
「なに」
「そろそろ会議の時間だけど行かなくていいの?」
そうだ。仕事をしていたらすっかり忘れていた。というか早く言って欲しかった。
「あのね。ttさん…そう言うことは早く言ってくんない?」
「ごっめ〜ん!ttさん忘れっぽくてッ!」
そう言ってすぐに、自分だけ急いで走っていく。
もー…あたし足速くないのにいぃ…