久しぶりに光を見た気がする…。うっ、眩しい…周りを見てみると、赤いスーツを着た誰かがいる。よく目をこしらせて見た。…ウェスカーだ。でも…なんか距離遠くないか…?同じ部屋にいるのに…。
らだ「ウェスカー…?」
ウェス「らだ、お君…起きたのかっ、」
らだ「…なんか様子おかしくない?大丈夫か?」
ベッドから立ち上がろうとした
ウェス「来るな!」
らだ(ビクッ)
ウェス「あっ、す、すまない…だが…誰か人を、αじゃないヤツを呼んでくるから待っててくれ、」
ウェスカーは俺のヒートの匂いで興奮していた。普通のαは耐えられずΩを襲ってしまうのだが、理性を保ち耐えられるのはギャングのボスだからなのか、それか…俺のことが…大切だからなのか?
ウェスカーが理性を保っていても、俺を襲う寸前なのは瞬時に理解していた
らだ「ウェスカー、行かないでよ」
ウェス「…らだお君っ、君は何を言ってるのか分かってるのか?」
らだ「うん」
ドスンッ
俺はウェスカーに押し倒された。αの興奮している匂いが俺の身体に纏わりついて目を見ているだけでもイってしまいそうだ。
らだ「ねえ、俺の身体おかしいんだ。ずっとムズムズして…ウェスカーにすごく…抱かれたい」
ウェス「っ、」
ちゅっ♡
らだ「んっ♡んんッ」
ちゅぷ♡チュクチュプ♡♡
らだ「んんッ♡んッ、♡」
らだ「ぷはっ、、はぁ、はぁ、」
ウェス「あんまり煽らないでらだお君…君のこと傷つけたくないんだ、」
らだ「キュンッ♡」
らだ「おれ、ウェスカーなら…いいよ。ていうかっ、ウェスカーじゃないと…ウェスカーに、抱かれたい…」
ウェス「ッ?!(匂いが…、ダメだ、もう、、)」
バタンッ
らだ「…えっ?!ウェスカー!おい!」
らだ『署長!ウェスカーが倒れた、来てください!』
馬『えっ?!お、おう今行く!』
ガララ
馬「おい、大丈夫か?って、匂いヤバッ…」
らだ「急に倒れちゃって…」
馬「とりあえず、この抑制剤飲むんだ」
らだ「あ、はい!」
馬「おい、ウェスカー!ウェスカー!…熱いな…」
らだ「あのっ、ウェスカー大丈夫ですよね?」
馬「… ああ…多分我慢のし過ぎだな」
らだ「が、我慢のし過ぎ?」
馬「ああ。Ωのヒートの匂いは普通耐えれるものじゃないからね。それをウェスカーは…らだお君が倒れた時からだから〜…2時間ぐらいかな?」
らだ「2時間?!」
馬「そ。まあ命に別状はないし、薬を飲ませとけば起きるよ」
らだ「…」
馬「とゆうか〜|´-`)チラッ…ヤッた?」
らだ「ヤッ?!って、ないです!!」
馬「ええ?!ヤッてないの?!」
らだ「いやっ、まあキスはしましたけどっ」
馬「き、キス…よく耐えたなウェスカー… とりあえず、ウェスカーは別室に運んどくから。らだお君はここでゆっくり寝てて。薬も飲んで匂いも落ち着いてきたから襲われることは無いよ」
らだ「りょうかいっす…」
ガララ
らだ「…」
ボスンッ
ウェスカー大丈夫かな…。ていうか…俺なんてこと言っちゃったんだ!!///ああ〜冷静になってみたら、すっごく恥ずかしい。でも…押し倒された時とか、キスされた時とか…シャツのボタンが外れてウェスカーの筋肉質な身体がチラッと見えたときも…俺は唾を飲んでしまった。
ウェスカーも俺とキスした後…俺の顔を見て唾を飲んだ。あの時ウェスカーが倒れなければ…俺は、どうなっていたんだろう
そんなことを考えているうちに眠くなってきた…。次起きたらウェスカーに会いに行こう… .
コメント
1件
続きを待ってます☺️