らだ「ん…んんーッ」
らだ「ふあぁぁ、よく寝たぁ」
昨日なにがあったんだっけ…?
。。。⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ボッッ
そうだ、初めてヒートになってウェスカーと…うわあああっ、俺はっ、警察なのに…なんてことしちゃったんだぁ…。。でも、、自分の気持ちに正直にならなきゃ
ガララ
らだ「あ!署長!」
馬「お!らだお君ー!起きたのか!体調は?」
らだ「絶好調っす!ところで…ウェスカーって?」
馬「あーウェスカーならもう帰っちゃったよ」
らだ「。。。はあああ?!か、帰った?!」
馬「うん。多分アジトにかな?」
らだ「なっ、、(なんで、帰ったんだよ)」
らだ「…」
馬「らだお?どうしt」
らだ「俺もう今日から出勤します」
馬「えっ?!大丈夫なのか?」
らだ「はい。犯罪者を捕まえまくって…あいつを…ウェスカーを、ぶん殴ります!」
馬「お、おう…(ウェスカーどんまい…)」
成瀬「えっ、らだお!体調大丈夫なのか?」
らだ「ああもう絶好調だよ。てか、犯罪現場でウェスカー見つけたら即教えてくれ」
成瀬「ウェスカー?さっき居たけど」
らだ「え?!どこに!」
成瀬「ついさっき警察署の前ウロウロしてた」
ダッダッダッダッダッ
成瀬「おいおい病み上がりでダッシュかよ…」
らだ「はぁ、はぁ、クッソいねえー」
だがチラッと、警察署の端に赤い車が止まっているのが見えた。運転席を見ると赤いスーツを着た金髪の男が乗っている。なぜだろう。ソイツを見ると身体がおかしくなってきた。
俺は銃を持ってその赤い車のタイヤを撃った。
らだ「これで逃げられねぇよな…」
歩いて近づく…。近づくたびに自分の身体がドクン、ドクンと心臓が鳴る。そして一気に、匂いが来た
らだ「うっ、」
らだ「はぁッ、はぁッ、αの匂い…強烈すぎだろ、、」
ウェス「はぁ…会いに行くべきか?」
ウェス「…ん?この匂い…」
横を向いて車のガラス越しに警察署の方を見た。
鬼の仮面を被った警察が倒れている。
ウェス「らだお君っ!!」
ウェス「おい!らだお君!大丈夫か!」
この匂い…まさかまたヒートが来たのか?クソッ、外で来るのはまずい。。
ウェス「らだお君、我慢してくれ」
成瀬「らだおおっせぇなぁ〜ちょっと見てくるか」
成瀬「…え?!」
ウェスカーがらだおをお姫様抱っこしている所を成瀬は見てしまった
成瀬「え、え、あの2人って…そういう?!」
思わずジーっと見てしまった
ウェスカーと目が合った。ウェスカーは、これは俺の物だという敵対視した目でこちらを見た。
成瀬「う〜ん、見なかったことにしよう!よし仕事仕事!」
らだ「ん、、ウェッ…さん?」
ウェス「らだお君!大丈夫か?」
らだおは自分の腕とウェスカーの腕に手錠をはめた
ウェス「…ん、らだお君?」
らだ「これ、でぜってぇ逃げれねぇよな…」
ウェス「…逃げないよ。」
らだ「 . . .てか、ここ…ど、こ」
周りを見てみても知らない景色。らだおはベッドから起き上がろうとしたが、身体がうまく動かせなかった
ウェス「らだお君、無理して起き上がるな。ここは餡ブレラのアジトだが、誰もいないから安心してくれ」
らだ「ん…身体がうま、く動かせない…」
ウェス(自覚してないのか…?)
そう、らだおは今絶賛ヒート中だ。だが、これが2回目なので自分がヒート中だとは自覚していなかった。
らだ「な、あ…おれ、身体がおかしいッ…うぇすかぁー…」
ウェス「っ…!」
とろけた甘い目でウェスカーを見つめる。いくらギャングのボスとはいえ、そんな目で見られては理性は保てない。離れようとしても、手錠で繋がっている。ウェスカーは頭の中で葛藤していた
ウェス「らだお君、薬を持ってくるから、手錠を外してくれないか」
らだ「、、ぜってぇいやだ、」
手錠を外したら逃げると思っているのだろう。だが、らだおはそんなことを考えてはいなかった
らだ「くすりなんかっ、飲まなくていいだろ…」
ウェス「君は今ヒート中だ。薬を飲まなきゃ抑えられない」
らだ「他に、あるだろ!」
そう。ヒートを抑える方法は2つある。1つが抑制剤を飲むこと。そして2つ目は…
αに抱かれることだ
ウェス「…らだお君、自分が言ってること分かってるのか?」
らだ「( ˙꒳˙ ; )ビクッ、、、」
らだ「だって、こうでもしないと…またどこか行っちゃうだろ」
ウェス「、、ん?」
らだ「今日だって、、先帰っちゃったし…( ´•̥ω•̥` )ポロポロ」
ウェス「…らだお君、1回抑制剤飲んでくれないか。その後ちゃんと話し合おう」
らだ「、、わかった」
らだおは抑制剤を飲み、一息ついた。ヒート収まっていった。
ウェス「その、不安にさせてすまなかった」
らだ「…」
ウェス「先帰ったのは、気持ちを改めたかったからだ。その後ちゃんと、言おうと思ってた」
らだ「なにを…?」
ウェス「らだお君。私は君が好きだ」
らだ「、、へ」
ウェス「初めて会った時からずっと好きだ。らだお君の全部が欲しい。」
らだおは固まった。だって、好きな人からこんな甘い言葉が来るとは思わなかったからだ
ウェス「…ダメか?」
らだ「うっ。…ずるいだろそれ、」
らだ「…。俺も好きだよウェっさん」
2人は見つめ合い、深いキスをした。
警察署
らだ「(,,꒪꒫꒪,,)ポーー」
らだ(俺、ウェっさんと付き合ってるのか、、。うわぁやばい、ちょう浮かれてるかも)
成瀬「うわぁっ!!」
らだ「わあああっ?!」
成瀬「ꉂꉂ”( ,,>з<)プププッ笑」
らだ「、、、おい」
成瀬「あっ、ごめんなさい」
らだ「なんだよ急に…」
成瀬「だってボーっとしてたから。なんかあったん?」
らだ「えっ、ん〜…」
成瀬「あっ!分かった!ウェスカーと付き合ったんだ!」
らだ「…はあ?!え、なんで」
成瀬「あ、まじだった?いや〜この前ウェスカーがお前をお姫様抱っこしてる所見ちゃったんだよね」
らだ「、、、」
成瀬「…あれ、あんま触れて欲しくない感じだった?」
らだ「いやっ、そういう訳じゃねえんだけど…。俺、ギャングのボスと付き合ってるんだよ?なんか思わねえの」
成瀬「…んー、『汚職』とかは思ってねえけど、、」
らだ「…」
成瀬「…俺も恋愛は好きにする派だしさ、お前が選んだんだから良い奴だと思うし、ギャングのボスだからって偏見とかねえよ」
成瀬「だから、お幸せにって感じ」
らだ「、、成瀬。゚( ゚இωஇ゚)゚。」
成瀬「(ll๐ ₃ ๐)ギョッ。何その顔…」
らだ「おまえ、ほんといいやつだなぁ」
成瀬「だろ?…それに俺だってギャングのボスと付き合ってるし…」
らだ「…ええ?!?!え、聞いてない」
成瀬「言ってねえもん」
らだ「おい誰だよ」
成瀬「…ヴァ」
ヴァン「成瀬く〜ん。警察手帳、俺ん家忘れてってたよ」
成瀬「あ、あ〜…あざす」
ヴァン「うん。じゃ、また」
成瀬「⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄ボッッ」
らだ「( ゚д゚)ポカーン」
ヴァンダーマーは成瀬にキスした後、車を走らせ帰っていった。
成瀬「…あ〜、仕事するかあ!」
らだ「おいおいおい、待てよ!え、ヴァンさん?ヴァンさんなの?!」
成瀬「う、うるせえ!仕事すっぞ!」
らだ「おいおい言ってくれるまでずっと着いてくからなあ!」
成瀬「いやだあ!」
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