道枝side
LINE、しようかな…
このままじゃまた長尾が病んじゃうかもしれない。
もう、俺のせいで傷つけたない。心も、体も…。
道長LINE
駿『長尾?昨日は、ごめん。マネージャーさんから聞いた』
すぐに、既読がついた。
もしかして、待ってたのかな…?
そんなことないか…。
しかし、既読がついてからいくら経っても返事は来なかった。心配だったから電話をかけてみると、すぐに出てくれたのでほっとした。
駿「もしもし」
謙『も、もしもし…っ』
駿「…返事、全然来ぉへんから、心配になって…」
謙『……僕のこと、を?』
駿「当たり前やろっ俺のこと何だと思ってるん!これでも、長尾のこと大切にしてるんやって…」
謙『…みっちー。ありがと…うれしi』
駿「でも」
謙『……っ』
駿「やめて、くれへん?俺を好きでいてくれるの、嬉しいけど…長尾に俺はあわないよ、やめたほうがいい。もっと、長尾のことを、自分以上に大切にできる人を好きになって。俺は、いつでも自分を最優先にしちゃうから…諦めて、ください。お願いします…」
謙『………』
ごめんな、長尾。
謙『……グズッグズッ』
!?
泣いて、るん……?
謙『や、やっぱり、そうだ、み、みんな、僕を捨てるっ、好きなひとがいるとっ、何かを言い訳にして、僕はいらなくなって、捨てるんだ…っ』
駿「…違うっ!俺は長尾のこと、捨てたりしなっ」
謙『そうだと思ってたのに……っ』
そう言うと電話は切れた。
あかん、前みたいになる前に…。
長尾のお母さんにも、長尾のこと、任されてるんやしっ!
行かなきゃ、長尾のところに。
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主さん、最強な物語作りよる…