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辿り着くと整列している数人の姿。
京夜「え、少なくない?」
真澄「…成程な」
京夜「え?」
ダノッチも理解したかのように、静かに目を閉じ軽く下を向いた。
京夜「なになに」
真澄「チッ理解力ぐらい付けとけ」
京夜「ごめんってー」
真澄「今此処にいるのは偵察部隊、戦闘部隊志望の奴だけだ。」
京夜「へ、」
放送ではそんな事言ってなかったじゃんッ!
京夜「ぉ、俺帰った方がいい…?」
真澄「話を最後まで聞け。」
京夜「はい…」
真澄「その希望者の中でも実力が魅入られる奴の集まりだ。」
京夜「え、なら他の医療部隊希望者の中では俺だけだったって事…?」
真澄「……」
無陀野「……」
京夜「え!?なん…、そんな顔で見ないでっ??」
無陀野「…言われただろう、昨日」
京夜「昨日…?」
先生「医療部隊希望者は花魁坂とその他2人だけだった。」
先生「鬼は常に人手不足、その中でも医療部隊は人手不足でな。だから2グループに別れてもらう事にした。
その他2人は東京。」
先生「花魁坂は京都だ。」
無陀野「と」
京夜「嘘じゃン…?」
多分訓練が地獄のあまり、気絶してたかも知れない。
真澄「嘘ついてどーすんだ、」
京夜「それなら俺の負担ヤバくない…?」
真澄「だから今日愚痴ってたんだと思ってたんだがな。」
京夜「あぁ…」
京夜(親身に(?)聞いてくれてたのってそーゆうこと!?)
京夜「辛いと思って話聞いてくれてたのね…」
真澄「チッ、さァな」
てか京都の医療部隊希望者俺しかいないのに、
実力を魅入られたのが俺だけだったって勘違い恥ずかしい!!
京夜「色んな意味で泣きそう…」
無陀野「…無駄話はそれぐらいにして先生の話を聞け。」