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SnowMan story

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43

第40話

♥

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2024年03月05日

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〜渡辺side〜

渡辺「…あれ?みんなは?」

宮舘「…どうやらここに居るのは俺たちだけみたいだ。」

渡辺「…っち!アイツ俺たちをバラバラにするのが目的かよ…。」

宮舘「…まぁその方が倒しやすいからね。奴らにとって。」

渡辺「…うん…そうなんだろうけど…なんでそんなに冷静なの?」

宮舘「え?これでも驚いてるけど。」

渡辺「…ごめん、見えない。」

城に入るなり俺と涼太以外のメンバーの姿はなかった。

俺の隣でとても慌ててるようには見えない幼なじみに唖然としつつも俺たちは目の前に現れたソイツと向き合った。

エンジ「久しぶりだな!水の能力者!」

渡辺「…相変わらず元気だな…。」

宮舘「知り合い?」

渡辺「ああ…。…ちょっとな…。」

俺と涼太の前に現れたのは以前俺がお世話になった闇の者のくせしてめちゃくちゃ元気で明るいアイツ…たしかエンジとか言う奴だ。

エンジ「うむ!2人とも強くなっている!戦えるのが楽しみだ!」

宮舘「…なんか…調子狂うんだけど。」

渡辺「…気持ちは分かる。」

俺もコイツの明るさには戸惑ったっけか…。

エンジ「さあ!どこからでもかかって来い!遠慮はいらない!」

エンジは手から黒い炎を出して俺と涼太に威嚇をする。

宮舘「…炎か。」

渡辺「そうなんだけど…」

アイツの炎は強力だ。

俺の水は奴の炎に触れると蒸発してしまう。

宮舘「……………….。」

隣に立つ涼太も黙ってエンジのことを見つめる。

…多分涼太は気がついてる。

アイツの真っ黒い炎は自分の炎よりも強力だと。

エンジ「どうした!来ないのか!」

渡辺「うわっ!」

宮舘「……………….!」

動かない俺たちに痺れを切らしたのかエンジは真っ黒い炎の塊を投げてきた。

なんとか避けられたけど触れてもないのにすごい熱を感じる。

…めちゃくちゃ熱い。

宮舘「翔太!攻撃しよう!」

渡辺「あ、ああ!」

避けているだけだと意味が無いし俺たちが先にやられる。

俺と涼太は息を合わせて同時に炎と水を出した。

エンジ「良い攻撃だ!前よりも強くなっている!」

宮舘「…効いてないのか?」

渡辺「…2人でもダメか。」

エンジに俺と涼太の炎と水は当たったけど…やっぱり全然効いていない。

…すぐに蒸発する。

アイツの身体の熱はどんだけ熱いんだよ!

エンジ「こちらももっともっと行くぞ!」

渡辺「…っく!」

宮舘「…まずい!」

エンジは更に威力の上がった真っ黒い炎を打ちまくってきた。

俺と涼太はなんとかその攻撃を止めるけど…止めきれずに吹っ飛ばされる。

エンジ「どうした?これで終わりか?」

渡辺・宮舘「ゔわああああああああああ!」

エンジは炎を1つに集めて巨大な炎の竜巻のような攻撃を出してきた。

それを受けてしまった俺たちは地面に叩きつけられてしまった…。

渡辺「…っ…くそ…」

宮舘「…ゔっ!」

身体中が火傷を負ったように熱くて痛い…。

倒れたまま動くことが出来ない…。

エンジ「ここまでか?」

渡辺・宮舘「……………….。」

エンジは両手の上に炎を出しながら倒れてる俺と涼太の所にゆっくりと歩いてきた。

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