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年齢操作あり。
shp→『』 その他→「」
苦手な方はUターンお願いします。
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【shp side】
わいは重度の対人恐怖症だ。
人と関わることがすごく怖い。
人の視線、声、行動、すべてが怖い。
わいは先日親に捨てられた。
わいの親はわいを奴隷のように扱って、暴力暴言は当たり前、ご飯ないのも当たり前、地下室で首輪つけられて監禁されるのも当たり前…
結果、対人恐怖症になった…。
最初は何も無かった。でも途中から声が出せなくなり、過呼吸を起こすようになり、吐き気などに襲われるようになり…親はそれを気味悪がった。
そして今、わいは何故か知らない部屋にいる。
ここは何処なのだろう、誰の家なのだろう。
おかしい、さっきまで路地裏にいたはずなのに…。
太陽がかんかんに照る中、ずっと外にいたからか、吐き気がして、目の前がぐるぐるして、しまいには倒れた…はず。そこまでしか記憶が無い。
ガチャッ
『!』
誰か入ってきた…
ドアの方を見ると身長の高いメガネをかけた男の人と、身長の低いオレンジの服を着た人が部屋に入ってきた。
??「起きたんか、良かった」
???「熱中症で倒れとってんで?気ぃつけや?」
あ…やばい…怖い…
汗がどんどん出る…止まらない。
『ヒュッ…ハッハフッ.ハァッ…』
あぁ…また過呼吸起こしてもた…
また…気持ち悪がられる…
??「ちょ…大丈夫か!?」
???「し、しんぺい呼んでくる!!!」ドタドタッ
迷惑かけてもた…あかん、はよ止めな…はやくはやくはやく…
でもわいの気持ちなんて無視するかのように過呼吸は酷くなっていく。
『ヒュッ…カハッ…ハァッハッ…フッ…ハァッ』
??「大丈夫…大丈夫やからな、もうすぐでしんぺい来るから…」
大きい人はそう言いながらわいの背中をさする。
怖いけど…でもどこか暖かくて安心する。なんなんやこれ…今までなかったのに…。
???「呼んできたで!」
??「!!ありがとうロボロ!」
sn「トントン、ちょっとどいてくれる?」
tn「おぅ」
sn「聞こえる、?聞こえてたらて握ってくれる、?」
…怖いけど、やるしかない。ギュッ
sn「じゃあ俺の声聞きながらゆっくり吸って…吐いて…」
『スゥッ…フハッ…ハフッ…ハァッ…』
sn「ゆっくりね…ゆっくり」
『スゥッ…ハァッハァッ…ハァッ…』
sn「上手上手、もうちょっとやろうか」
『スゥッ…ハッハァッ…スゥッ』
sn「うん、もう大丈夫だよ」
rbr「良かった…」
ドタドタドタドタッ
??「起きたんか!?」
???「ゾムぅ…走ったらペ神に…ってあ…」
sn「廊下は走らないでって…いつも言ってるよね?」
zm「あっ…ごめ…」
sn「次やったら埋めるからね?(*^^*)」
zm「はい…」
sn「それより…君、名前言える?」
名前…言えない、声でーへんもん…
sn「…緊張してるのかな、?」
???「ん〜じゃあしんぺい!ここはこのシャオロン様に任せてーや!」
rbr「嫌な予感しかせーへんのやけど…」
sha「俺な、シャオロンって言うねん!ここの家に住んどる1人やで〜!よろしくな!!」
コクコク
どうにか頑張って分かってもらおうと首を縦に振る。
sha「名前知りたいんやけど、言えるか?言えるんやったら、縦に振って、無理なったら…ん〜普通に横に振ろ!」
フリフリ(横)
sha「そうなんか…文字書ける?」
フリフリ(横)
rbr「文字も書けへんのか…」
あ…迷惑かけてもたな…
わいが文字すらも書けへん無能やから…
tn「読む事は出来るか?」
コクコク(縦)
tn「ほな、あれ使おうや、五十音のやつ」
rbr「せやな、取ってくるわ」
sha「声出せへんのには理由あるん、?それともただただ出したくない?」
理由…怖いから…なんかな、
コクコク
sha「そうか…」
rbr「持ってきたで」
tn「これで自分の名前の文字順番に指してみ」
sn「し…ょ…っ…ぴ」
sn「ショッピ、くん?」
コクコク
sha「ショッピくんか〜名前教えてくれてありがとぉな!」
zm「風呂入りてぇな…」
rbr「いきなりやな…」
zm「いや〜ショッピくんも風呂入れてあげた方がええやろ」
tn「それはそやな…」
sn「じゃあトントン、俺は仕事に戻るから後はよろしくね」
tn「おう、ありがとうな」
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次回風呂から。
短編にする予定がめっちゃ長くなりそう
(´;ω;`)