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「 乱歩さ ~ ん .ᐟ.ᐟ 」
敦 が 社長室 に 入る 。
「 おお .ᐟ 敦くん じゃあないか 。 」
にこ っと 笑い 、 太宰さん から 受け取った クッキー を まじまじ と 見つめていた 。
「 僕 と 一緒 に 食べたいのかい ? それに 、 聞きたい事 が あるようだね ? 」
す 、 推理 された …… と 思った 。
「 はい 、 … 。 その 、 」
相手 が 良い って 言っているんだ 。
思い切って 聞いてみよう 。
「 す 、 好きな人 って いるんですか … ッ .ᐟ.ᐟ 」
そう 聞くと 、 乱歩さん は 顔 を 真っ赤 にし 、 驚いている 。
普段 閉じられている 両目 も 開眼 している 。
「 す 、 好きな人 … ねえ 、 恋愛 で ? 」
「 は 、 はい … 。 」
乱歩さん ごめんなさい 。
心の中 で 何回も 謝る 。
「 う ~ ん … いない 、 のかなあ ? 」
と 、 少し 考え 、 答えた 。
太宰さん 、 貴方 は 本当 に これでいいんしょうか … 。
多分 、 貴方 の 想い … すぐに バレてしまうと 思いますが ……… 。
「 太宰 、 お前 は 何で 態々 こんなのを 渡してきたんだ ? 」
敦 が 帰宅した後 、 後ろ に 気配 を 感じた 。
しかも 、 見知った顔 を した 人間 の 。
「 やっぱり 分かっていましたか 。 」
ニンマリ と 目 を 細め 、 「 まあね 」 と 答えた 。
「 気分転換 … ですかね 。 」
真意 は 恐らく 気づいているだろう 。
「 ふ ~ ん 」
興味なさそう だった 。
「 それで … お前 は 僕 に 何を 求めているの 。 」
嗚呼 、 矢張り 。
「 乱歩さん 、 絶対 に 惚れさせますから 。 」
それまで 、 誰のこと も 見ないでください 。