「お疲れ様でした〜」
僕は24歳の人気シェフ”松岡 蒼空”
今日は早めに仕事が終わり帰る所だ
今日は家に帰って妻に美味しい料理を食べさせよう
「ヤベッ..食材足らないな……….めんどくさいけど、買い物行くかぁ…」
僕は足りない食材を食べる為にスーパーに足を運ぶ
…
…
…
良い食材を買った自分はスーパーを出て家に帰る
「あっ..やばい」
信号が点滅したので走って横断歩道を駆け抜ける
「危ない‼︎」
「え?」
誰かの叫び声を耳にして僕は倒れた
どうやら車に轢かれたみたいだ
まだ、五つ星を獲得してないのに…
まだ、親に恩返しもしてないのに…
まだ、妻に料理を振る舞って無いのに…
いろんな思いが頭の中に巡り視界が暗くなってゆく
♦︎ ♦︎ ♦︎
此処は何処だ?…
目の前が暗くてよくわからない
手足の感覚がなく、此処が何処なのかもわからない
俺が困惑しながら考えていると、1人の声が聞こえた
「やぁ..元気かい?」
その人物は仮面をつけていて、背が高い190センチ位だろうか
表情がよくわからないが、声的に男性だと分かる
「俺は神様‼︎..君の事を見ていたよ…大変だったね〜」
神と名乗る人物は薄笑いしながら僕の周りを歩き始める
「君の事を間違えて殺してしまってね…お詫びに転生させようかなって‼︎」
「だから君にはこのくじを引いて転生先を決めて欲しいんだ」
黙って聞くと変な話だ…
間違えて殺されて、お詫びに転生させてあげる
「嘘くさいけど..本当そうなんだよな…」
「何か言ったかい?」
神は首を傾げながら顔を見てくる
「いや、なんでも無い」
「言い忘れてた‼︎..ただの転生じゃつまんないから君にあるギフトをあげるようしておくよ」
「ん?おぉ..ありがとう」
僕の言葉を聞いた神はご機嫌にくじを渡してくる
「さぁさぁ..引いた、引いた」
俺は何かに負けたかの様になぜか悔しい
「俺は少し不満げにくじを引いた」
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