w「あ、元貴それそこに置いといてほしい!」
そう言い残し、僕にスマホを渡したかと思うと忙しなく向こうのレコーディングブースの方へ行ってしまった。机に置く時にロック画面がチラッと見えて、少し前に二人で行ったご飯の写真になっているのが分かり少し気分が上を向く。
そう。僕と若井のひみつ。
僕と若井が付き合っていることはやっぱりりまだ世間におおぴっらに言うことはできないし、バレたら大変なことになってしまう。涼ちゃんとマネージャーさんは知ってはいるけれど、その他には誰も話さない。だからこそ少しの背徳感と寂しさが入り混じるような、、たまにそんな気持ちになる。
自分のスマホのロック画面もこないだ行ったご飯のところにしちゃおうかななんて思い、おもむろにスマホを取り出す。
m「あ、明日」
10月31日…、ハロウィンか。
仮装とか、ライブでみんなですることはあっても個人的にしたことってないなぁ。若井はそういうの喜ぶのだろうか…。出来心で少し調べてみる。
検索の仕方が不十分なのか可愛らしい女の子のやつしか出てこない。
メイド、バニー、ポリス、ナース…、
どれも僕ができそうなものがあまりなさそうで少しへこむ。いっそ、若井に聞いてみよっかな。
そんなことを思っていると、スタッフさんと話し終えた涼ちゃんが僕の隣にやってきて、
r「やっほぉ、何見てたのー?」
m「ん、いやその、、コスプレ」
r「んぇ、//どしたの急に」
m「いや、明日ハロウィンじゃん。なんか個人的にやったこととかなかったなって思って、」
r「あーたしかにぃ。ライブとかラジオですることはあっても自分ではしないよねぇ。」
そう言い、涼ちゃんもスマホを覗いてきた。
r「あ、これとかいいんじゃない?笑」
そう言いながら、猫のコスプレを指さしてきた。そんなの、女の子が着るならまだしも僕が着て似合うようなものじゃない。たぶん、動物が好きだから選んだだけなのだろうけど。
m「…女の子が着るならいいだろうけどさ。りょうちゃん動物好きなだけでしょ?」
r「あ、バレた?笑」
でも、若井とかは結構好きだと思うけどなぁ〜
そんなことを最後にこそっと言い残し、またスタッフの方へ行ってしまった。
再びスマホの画面に視線を戻す。若井はこういうの、好きなんだろうか。
別にやると決めたわけじゃないけど、、
なんとなくの出来心で猫のコスプレをポチッと押した。明日には届くらしい。
僕もレコーディングの方へ呼ばれ、ソファを後にする。
日付も変わって、夜の9時。若井と家のソファでくつろいでいた。お互い何かを話すわけでもないけれど、それが不思議と心地よくてついまったりとしてしまう。そんな優しい静寂に割り込むように玄関の音が聞こえる。あれ、こんな時間に何か頼んだっけと思いながら荷物を受け取る。
m「あ、これ…」
そういえば頼んだっけ。すっかり忘れていた。今日がそのハロウィンなわけだけど、やっぱりこんなかわいらしいもの着れるはずないだろうに、昨日の僕は何を考えていたのだろう。そんなことを思いながら少しの間立ち尽くしていると、
w「あ、それなんだったー?」
m「いや、」
まずい。こんなのバレたら恥ずかしいなんてもんじゃない。適当に誤魔化さないと
m「機材!!こないだ言ってたやつ!」
w「ん、?ああ」
そんなこと話してたっけ、と言いながらも納得してくれたみたいでよかった。少し不自然だったかもしれないけれど、なんとかバレずに済みそう。若井はというと、そのままお風呂に行ってしまった。
m「これ…、どうしよう」
出来心とは言えこんなものを買ってしまった昨日の自分を少し恨む。何もせずに捨てるにはもったいないし、かと言って受け取ってくれる宛てもない。涼ちゃんに渡すか…?いや、さすがにドン引きされてしまう。しょうがないから一回だけ着てみようか、?
うん、それで終わりにしよう。
そう思い、封を開けてみる。
中には案の定ふわふわの猫耳やらしっぽやらが入っていた。ご丁寧にニーハイまで。
m「わっ、このしっぽ、、//」
その、なんていうか、、挿入れるタイプのやつらしかった。
せっかくだからちょっとだけ、、
m「やってみる?//」
m「ん、//ふぁっ、いやぁ//」
思っていたよりプラグが大きくて、お腹が少し苦しい。耳とかつけてると、余計に変な気持ちになってしまっていつもより興奮している自分に少し驚き呆れる。
m「あっ、んん//んぁ、らめ”ぇ//」
そんなことを言いながらも挿入れる手はやめられなくて、今どのくらい時間が経ったのかもすっかり忘れてしまっていた。
m「っあ”、//んん、や”ぁ、、ん”ッ//わかぃ//」
思うようにいいところに当たらなくて、寂しくなりその名を呼ぶ。ふわふわと回らない頭で何度もその名を口にするたびに、寂しい気持ちとは裏腹に気持ちが昂っていく。
夢中でぐりぐりと奥の方を突いてみたり、浅い方を擦り付けるようにしていると、
w「ぇ、…なにしてるの?」
m「ん”ぁ//んぅ、//」
って、え?
まずい、すっかり時間など忘れてしまっていた。もうこんなのどうしたって誤魔化しようがなくて、さっきとは違うところが変に熱い。
m「や、そのッ、みな”いれぇ//」
お願いだから忘れてくれと懇願するように告げる。その願いは叶うはずもないのだけれど。
w「あぁ、//今日、ハロウィン、、だから?そういうこと?//」
と、あっちもあっちでどうしたらいいものかと困っている様子だった。けれど決して目を逸らそうとはしなくて、どこか冷静な頭でやっぱり涼ちゃんの見立てに間違いはなかったのだろうかと思った。こんなっては仕方ない、なんとか軌道修正しなくちゃ、と冷静なのかおかしくなってしまった末路なのかよくわからない頭で考えた結果、、
m「わかぃ、//ぼくのことぉ、、おそっれ”ぇ//いますぐ、、♡おねがぃ///」
m「ん”ッん”ぅ、、あ”ッ//やら”ぁ///」
w「こんな、きもちよさそうなのに?」
そう言いながら、胸の突起をぐりぐりと捏ねてみたり、指で引っ掛けてみたりする。
ぎゅっと少し強めに摘むと、言葉とは裏腹に気持ちよさそうに鳴く。
m「ん”んッ、ら”ってぇ//んぁ、ぁ”//」
遡ること二時間ほど前、頼んだ覚えのない宅配が届いて元貴に聞いてみるとなんだかすごい勢いで説明するものだからどうしたものかと思いながらも、お風呂に行って戻ってきたら一人でかわいくシてるものだから驚いた。意外とこういうの好きなのかなぁ、なんて思いながらお望み通りたくさん触ってあげると、すぐに俺の下でぐずぐずになってしまった。
見つからないようにシてたんだろうな、って思うと不憫で尚のことかわいい。耳もしっぽもふわふわで、早く挿入れたい気持ちもあるけれど、取るのがもったいなくて焦らすように愛撫する。
m「ん”ッわかぃ、//おねが、ぃ//もぉ、いれ”てぇ、♡」
w「んー?まだ上だけだよぉ?」
もうそんなよくなっちゃったの?なんていいながら、かわいすぎてどうしたものかと思う。ハロウィンだから俺も仮装はしてないけど、ちょっといたずらしちゃおうかな。
w「じゃあさ、」
m「んぅ、あ”ッ//ん”ぁ♡」
ひとりでしてみてよ♡
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