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コメント
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あの…その… 救いは?
涼浬姓は藍芽、藍歌、粹螺の姓です。 養子的な粹都は3人の許可を得て涼浬姓を名乗っています
桜が綺麗ですね。
🐕️『最近は桜が綺麗ですよね。』
俺はそう云った。
親友の上司であり、うちの常連の少女に
🩵『確かにね~、もう春だ』
外の桜を見つめて少女は云った。
店の前には大きな桜の木が有る。
春には此の桜を見に色んなところから御客が集まって来る。
其の御陰で春じゃあうちの店は大忙しだ
🩵『……そういえば』
🐕️『はい?』
🩵『最近コットン、見ないけどどうしたの?』
🐕️『ぁッ………』
コットン。
其の人は俺の親友で、此の店のオーナーで、俺の想い人だ。
🐕️『……彼奴、は……』
🐕️『…狂眼病が、進行して…今、病院で…』
🩵『……そっか。』
少女は悲しそうにそう云った。
🐕️『あの病気、って…目自体に問題が有る、から…目を摘出して、別の目を移植しようって…病院と、話し合って、て…』
🩵『うん。其れで?』
🐕️『摘出は、リスクが大きくて、……下手したら、彼奴……し、死ぬかも………って…』
🩵『うん。』
🐕️『彼奴が…死ん、だり、成功したら……俺の病気、治せない、し……失敗したら……俺が…彼奴を殺すしか、無く、て……』
🩵『うん。』
🐕️『もう、どうしたら良いか……俺、判んなくて…………』
🩵『そっか。』
少女は最後迄俺の話を聞いて呉れた 。
嗚呼、客に弱音を吐くなんて、彼奴に怒られちまう。
ガタンッ
🐕️『……?どうしました…?』
少女が座席から突然立ち上がった。
🩵『はい、此れ。』
🐕️『……??、』
手渡されたのは名刺だった。
名刺にはこう書かれていた。
『何でも屋 灰色の星 会長 涼浬 粹都』
『電話番号 ~~~~~~~~』
🩵『なんか有ったら其れに連絡して来てよ。』
何時の間にか出入口の前に移動していた少女がこう云った。
🐕️『ぇ………良いんですか…?』
🩵『うん。初回サービスと世話に成ってる礼で最初は報酬無しにしといてあげるよ』
ニカッと、太陽のような温かい笑顔で少女は云った
🐕️『………はい、有り難う御座います。』
俺は隈の濃い顔で精一杯微笑んだ。
16年後
コットンが死んだ。
厭、
俺は豚箱行きには成らなかった。
緋音さんが国に云って揉み消して呉れたからだ。
其れもそうだろう。
コットンを殺せと云ったのは被害者自身なのだから。
彼奴は自分の命と引き換えに、自分の病を断ち切り、俺の病も治した。
彼奴は最後に確かこう云った。
『俺の分迄精一杯生きてくれよ、親友。』
嗚呼。御前の分迄爺に成っても元気に生きてやるさ。
そう云った。そう約束をした。
でも、守れそうにない。
殺眼病は最後に俺に後遺症を残していきやがった。
心臓癌らしい。
余命は後2年らしい。
🐕️『…彼奴の店、引き継いだのに。 』
かつて彼奴とやっていた店の前に立ち寄る。
未だ売り土地だ。
此の辺は昔の様な賑わった土地じゃなくなった。隠居する奴じゃなきゃ此の土地なんざ買わないだろう。
相変わらず其の土地の前には桜の木が花を咲かせていた。
🐕️『………相変わらず、綺麗なこったな。』
俺は桜から目を逸らして又歩き出そうとした
🐕️『ぇッ………』
其処には背丈の高い、ロングの黒髪の女性。
背中には天使の様な羽根に、頭には天使の輪。
顔の左は泣いている様な顔が描かれた紙で隠している。
🐕️『粹都、会長……?』
3年前からめっきり連絡がつかなくなった、少女……厭、女性がいた。
🪽『………おや、リアムか。』
顔に生気が無い。
確か、彼奴が死ぬ少し前に主と、彼女の御姉さんが亡くなって、
つい最近、彼女の御母様が亡くなった筈だ。
🐕️『御久し振り、です……』
🪽『うん、久し振り。』
全く笑わない。
ずっと無表情。
16年前の笑顔だった少女からは見る影も無い。
🪽『………桜、』
🐕️『へ、?』
彼女は桜の木を眺めそう云った。
🪽『……桜、綺麗だったね。』
🐕️『ぁ………』
俺は其の言葉を聞いて、
色々と、理解した。
🪽『…………』
返事を求めているような横顔を見て、
🐕️『………そうですね。』
俺はそう返事をした。
○o。.出演.。o○
🐕️…リアム・ストライカー
🩵・🪽……涼浬 粹都
桜が綺麗ですね。