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「桜様何処に行ってたのですか?」宮司は心配そうに聞いた。
「妾の勝手じゃろ。」と欠伸をしながら祠に入った。
「相変わらず自由妖狐だな。」宮司は呆れながら箒を片付けに行った。
「宮司何じゃこの鏡は?」
「それはですね。」宮司が説明をしようと祠を開けると桜が居なくなった。
「痛た…。」
「また会ったわね。」見上げるとハートの女王が座っていた。
「お茶会の女か。」
「貴様失敬だぞ。」トランプの兵士が槍を突きつけた。
「客人だから許してやりなさい。」トランプの女王が桜に紅茶を渡した。
「かたじけないな。」
「桜の年齢を聞いていなかったな。」桜はふふっと笑い
「妾は2000歳じゃ。」と答えた。
「あら見た目に寄らないわね。。」
「妖狐じゃからな。」
エースの兵士が「狩の時間です。」と銃を渡した。
「狩とな妾は見るだけで良い。」
「フフ高みの見物とは良いご身分なのね。」トランプの女王は少しムッとした顔で笑った。
「お主の手前を見せて貰うか。」桜は女王を煽った。