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アリスは妖狐様

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アリスは妖狐様

2 - 第2話女王の狩見学前編

2025年03月11日

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「桜様何処に行ってたのですか?」宮司は心配そうに聞いた。

「妾の勝手じゃろ。」と欠伸をしながら祠に入った。

「相変わらず自由妖狐だな。」宮司は呆れながら箒を片付けに行った。

「宮司何じゃこの鏡は?」

「それはですね。」宮司が説明をしようと祠を開けると桜が居なくなった。

「痛た…。」

「また会ったわね。」見上げるとハートの女王が座っていた。

「お茶会の女か。」

「貴様失敬だぞ。」トランプの兵士が槍を突きつけた。

「客人だから許してやりなさい。」トランプの女王が桜に紅茶を渡した。

「かたじけないな。」

「桜の年齢を聞いていなかったな。」桜はふふっと笑い

「妾は2000歳じゃ。」と答えた。

「あら見た目に寄らないわね。。」

「妖狐じゃからな。」

エースの兵士が「狩の時間です。」と銃を渡した。

「狩とな妾は見るだけで良い。」

「フフ高みの見物とは良いご身分なのね。」トランプの女王は少しムッとした顔で笑った。

「お主の手前を見せて貰うか。」桜は女王を煽った。


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