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皆さんどうも、るかです。
まわりのかたの物語がうますぎてモチベ爆上がり。
ということでいってらっしゃい。
zm side
なんや?どういうことや?一体何が起きたん…??
困惑がぐるぐると頭の中を埋め尽くし,言葉がうまく出なかった。
死体まみれの統領室。
呆然と立ち尽くしているグルッペン。
グルッペンの隣にいるはずの彼は、そこにはいなかった。
「グルッペンッ!!!」
彼の名を叫ぶと,統領はこちらをゆっくりと向いた。
「…zmに、外資系」
覇気のあるハスキーボイスは、不安気に揺れていた。
嫌な予感が、俺の心を煽る。
ごくり、と唾を飲み込んで、言葉を紡いだ。
「……とんとんは、どうしたん?」
自分でも驚くぐらいに、焦った声色だった。
何故か隣から、息を呑むような音が聞こえた。
「……トン氏は、」
グルッペンは、ぐっと、眉を顰めてから、
「敵国に攫われてしまった」
shp side
「………は?」
zmさんの困惑の声が、沈黙の会議室に、虚しく響いた。
「確かにグルッペンが戦えへんのはわかる!でも、でもなんでトントンが捕まるねん!??」
zmさんは相当パニックになったのか、
グルさんの胸ぐらを掴み、上下に動かして、必死に問いかける。
しかし、グルさんはそんなzmさんを咎めることなく、説明し始めた。
「トン氏と二人で統領室でいつも通りに過ごしていた」
「そうしたら、突然敵国が攻めてきたのだ」
「しかし、俺たちは気づけなかったんだ。内側の敵、つまりスパイによって」
「shaとknは任務、emは外交でrbrはその護衛」
「残っていたのはciとp神、俺とトン氏だけだった」
「なっ……!?ci、ciは大丈夫なんですかっ!?!」
ciは幹部といえども、戦闘要員ではない、
どちらかというと外交向きなのだ。
そう聞いても,グルッペンさんは静かに視線を下に落とすだけだった。
「パニックになった一般兵は使い物にならなくなって、あっという間に統領室まで侵入された」
「トン氏はまずいことに気づいて、
俺を隠し部屋に押し込んでから、自ら捕虜になりにいったんだゾ」
「〜〜〜〜ッッツ!!!」
淡々というグルさんに、怒りを感じたのかmzmさんは容赦なくグルさんの頬をぶん殴った。
怪我した方の手で殴ったからか、手の甲からは、血が流れ出ていた。
「もういい、あとは俺がなんとかする」
zmさんはそういって俺たちの方を一瞥すらせずに、歩いて行った。
「……見苦しいところを見せてしまってすまない、外資系」
zmさんが言ってから、グルさんは体を起こすと、俺へと頭を下げた。
「大丈夫ですよ、貴方がいなくなってしまったら、元も子もないんですから」
そう言って、手を差し伸べる、
実際に、グルさんが一番苦しい立場にいるのだろう。
統領である限り、勝手な意思で敵の前に行くことは許されない。
統領が死んで仕舞えば、その国はおしまいだからだ。
それよりも、こんな自分が憎い。
怪我だらけになってしまっても、トントンさんだけのために、あんなにも怒ったzmさんを、
少しだけ、ずるいな、と思ってしまった自分が。
嫌だった。
回覧ありがとうございました。
それじゃまた次回。
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