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#〜夏喰🍉🎐の作品〜
夏喰🍉🎐
802
神聖💚
155
ティファール
20
注意⚠️ナチのお口が悪くなります。一話にある注意事項を読んで。何でもいけるって人だけどうぞ。蛇足と、ソナチ要素が今のところ一番多そうな回。そろそろ他国も出していきたいです。別のカップリング出すのも考え中。センシティブは、物語が大方終わってからかな?あんまり人気なさそうだったら辞めときます。コメントとかハートの数で考えてみようと思います。度々小説の修正をしてます。気づいたら変わってるかも。投稿は一旦終了。
ソ連side
犯人を部下に任せて、一旦席に深く二国は座った。ナチスは窓の外を静かに見つめている。疑問に思った事を聞いてみることにする。『何で、子供と判断したんだ?』
「…そういう犯罪が多いのを知っていたのと、乗客の足元をジロジロ見てた。大人じゃ椅子の下なんか隠れらんないだろうからな。それに乗客達の様子もだ。切迫詰まった大人が逃げていれば、もっとそれっぽい顔しているだろう、その点子供が走り回っても別に違和感なんて無いだろう。」
『子供については聞かないんだな?』その際ナチスはわかってるくせにと悪態をつく顔をする。
『お前が何を勘違いしてるか知らんが、子供は殺さない。情報は紙だったので確かに焼かせて貰うが、時季家族の元へ戻れる』
「信じろって?敵国だったくせに面白い冗談じゃないか。ずーっと考えても君が私を連れて行った理由がわからないんだ。唯一わかるのは理屈じゃないって事だけだ。いいかい、いい加減君は私を処刑台に連れて行くべきなんだよ」そうだろ、ソビエト。
『…お前にとって合理は全ての最適解で、そうだと盲信している。だが、合理の全て始まりは非合理から始まるものだ。お前の非合理は、祖国を守り、愛する仲間を自らの死をもってして救う事だ。そこから、お前の合理的な思考は生み出される。』
「そうだね、君はそれによって何も不利益を被らない。寧ろこの結末も君にとって最適解だ。」少し乱暴かもしれない。でも、こっちだってその命を粗末に扱われると腹が立つ。こっちの非合理はお前と酒を飲むことなので、だからこそ彼のか細い腕を掴み、ハッキリ言ってやらねばと思ったのだ。
『ははっ…最適解?俺の友達そして
愛している国が死ぬ事が?』
凍りつく様にナチスの体は強張り信じられないと言わんばかりに目が見開いた。キッとソ連を睨みつけようとする癖に、上手くできず、項垂れて目を閉じた。唇は震え、戦慄いて。碧い瞳が揺れた
「何か…罵倒してやろうと思ったのに、何も出てきやしない、くそこんな時に役に立たん脳みそめ、Verdammt‼︎何なんだ、救いなんて要らないんだよ、希望を…っ見せやがって……死刑台に上るのが怖くなるだろうが…」
小さい背中、傲慢さが溶けていく、彼の紛れもない本心に触れる。そんな様子を見てソ連は、込み上げてくる愛おしさを彼の掌を包み込むだけに留めた。
数刻後ー
嗚咽混じりの泣き事は、最早何も無かったかのように。彼は窓を眺め続けていた。彼が子供に対しての対応を疑う様な真似をしたのは、その子供がドイツ人だとわかっていたからだろう。
例えば鉄道の道なり、マフィア二人組の持ち物、そして言語が通じない故の届かないSOS。其れ等の根拠から推測なんて、ナチスにとっては朝飯前だっただろうから。
それはそうとして、そろそろ終着点に辿り着く頃合いだ。ナチスがこちらに目を向ける。その瞬間顔を赤く火照らせ、目には少し羞恥で涙が出ている。悔しげに此方を見つめるので、何かしたかと、首を傾げると窓に映る自分の顔を再認識して驚く、其処には確かに見つめているものを愛しているのが丸わかりなだらしない表情が其処にはあった。
コメント
3件
あなた様の作品と世界観、登場する国々や 表現の繊細な部分や細かさに圧倒されました。 貴方様の書き上げる物語が大好きです…!!!!応援してます…!!!
「救いなんて要らないんだよ、希望を…っ見せやがって」——この台詞、心臓を掴まれました。合理的なはずのナチスが、非合理な愛を突きつけられて凍りつく瞬間、震える唇も窓に映るだらしない表情も、全部が尊い。二人の距離がこれからどう変わるのか、本当に気になります…!