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推しを好き過ぎて死にそうっていう印なの
推しが大きく、人気になっていくにつれ
同担は増えるけど
同担拒否って言っておくことで自衛してるんだよ
だから悪いことじゃないんだよ
俺は推しが
桃）『やったぁ！、当選！』
推しの握手会に当選した。
俺の推しは歌い手の紫くん！
俺はいわゆる古参オタク
紫くんのフォロワーが1000人ぐらいから推している。
桃）『夢じゃないよね？？』
『やばい、楽しみすぎる！』
『楽しみすぎて死んじゃうかも……』
バカっ！ダメだよ死んだら！
死んじゃったらライブとか行けないじゃん！
神様ありがとうございます✨️✨️
桃）『( ﾟдﾟ)ﾊｯ!今日紫くんの配信！』
忘れてた！
今日はお知らせがあるんだった！
なんだろう？、嬉しいことかな？悲しいことかな？
こうやって推しに振り回されるのもまた、堪らない
ー配信ー
紫）『配信来てくれてサンキュ！』
はぁｯ♡、推しが生きてる、息してる
それだけでどれだけ尊いことか
紫）『今日は告知があるから最後まで見てくれよな』
見る、見るに決まってる
紫）『今日は雑談ってとこかな』
紫）『握手会の裏話聞きたい？』
桃）『聞きたい聞きたい！✨️』
こうしていつも届かない声をあげる
紫）『〜〜〜〜〜〜〜』
心地よい声
俺はこの声が大大大好きだ
俺もいつかこんなふうに誰かに推してもらうような存在になりたい
それは夢のまた夢だな笑
紫）『ということで、お知らせ』
なんだろうなんだろう
紫）『新ビジュのグッズ販売が決定しました！』
マジで？？、全部ビジュが良いんですけど？
紫）『買ってくれるよな？』
買う。全種類買うに決まってる！
やっぱり推しが尊い、
桃）『バイト頑張らなくちゃ』
推しのためなら何万円でも貢ぐ
そんな自分がまた、恐ろしい
桃）『はぁ、バイト疲れたぁ…』
明日はいよいよ紫くんの握手会！
楽しみすぎて夜寝れないかも……
桃）『( ˶>ᴗ<˶)ﾜｸﾜｸ』
水）『あれ？、桃くんどうしたの？』
桃）『わぁ！、水？』
この子は水
同じバイトのショt((
だよ☆
水）『で、どうしたの？』
桃）『聞きたい〜？』
水）『焦らさないでよ〜』
桃）『明日ね！推しの握手会なんだぁ✨️』
水）『良かったねぇ！、らんくん紫くん大好きだもんね！』
桃）『なんで紫くんってわかるの！？』
『もしかしてエスパー？？』
水）『な訳無いじゃん笑』
水）『桃くんのことなら何でもおみとうしだよ！』
桃）『も〜、またまた〜、』
水）『ほんとだってばぁ！( ｰ̀ н ｰ́ )ﾑｽｩ…』
そう言って水は頬を膨らませる
桃）『可愛いなぁﾖｼﾖｼ』
水）『もう！子供扱いしないでよ〜！』
桃）『ごめんって笑』
水）『じゃあ、またね！』
そういって水は手を振る
そして、少し遠いところから
水）『握手会楽しんできてね！』
桃）『！、うん！ばいばい！』
今日はいよいよ握手会！
お手紙も書いたし、身だしなみもOK！
痛バも持ってきたし、推しカラーで来た
昨日夜な夜な話す練習もしたし
完璧に準備してきたはず
なのに
推しに会えるんだよ！？！？
逆に緊張しないヤツおる？
いたら消すけど？？？（物理的に）
心臓バクバクする
手汗ヤバイかも
緊張しすぎてハゲそう
この、列に並んでいる、何もするこのがない時間が多分1番緊張している
順番が回ってくるまであと5人、4人とどんどん近ずいている
あと3人
2人
1人
紫）『君、名前は？』
推しだ、紫くんが生きてる
動いてる。
話してる。
桃）『桃、です…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
紫）『!?、大丈夫？』
鳴呼、やばい引かれる
桃）『あｯ、ごめんｯなさｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
紫）『大丈夫、』
紫）『手、出して？』
桃）『！、はいｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
手を握られた瞬間言葉では表せないほどの胸の高鳴りが俺を襲った
好き
大好き
桃）『あのｯ、いつも配信見てますｯ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』
桃）『声とか、あとラップとか…もう全部が大好きですｯ!!』
桃）『好きすぎて死にそうですｯｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ!!』
紫）『！、ははっ笑、ありがと』
あ。笑った
紫）『こんなに熱烈に愛を叫ばれたこと初めてだわ笑』
今、俺一人に話しかけてる
今、紫くんは、俺だけを見てる
それだけで、嬉しくてたまらない
桃）『あっ、手紙』
危な、興奮しすぎて渡すの忘れるところだった
紫）『ありがと、』
桃）『じゃあ、応援してます！』
そして俺は紫くんに手を振った
紫くんが生きてた
紫くん俺より身長低かったな
てか、生声やばい
紫くんの周りだけ空気が美味しかった気がする
紫くんいい匂いだったなぁ、
柔軟剤かな？
同じの使いたい…
嗚呼、本当に生まれてきてくれてありがとう
でも、会場の中のたくさんの行列
あの列に並んでいた人達はみんな、紫くんに会いに来てる…
モヤモヤするのは俺が同担拒否だから
同担拒否は悪いことじゃないよ
同担拒否はただの嫉妬だから
推しのこと好きなのは、恋の好きと一緒じゃないの？
俺は紫くんのことが大好き！
大好きな人を取られたくないって言う気持ちは持ってちゃダメなの？
俺は紫くんのことを推し続ける
だから、これからも同担拒否、頑張りますっ！
数年後
♪ｷｬ───────────♪
黄）『お客さんいっぱいや！』
水）『やばい、緊張してきたｯ!!』
赤）『お前も緊張するんだな笑』
水）『だって、ライブなんて初めてなんだもん！』
黄）『こうゆう時は手に3回人ってかいて…』
緑）『大丈夫だよぉ〜』
赤）『お前は能天気すぎだろ笑』
黄）『あ、そろそろ行かんと！』
紫）『ほら、行くぞ桃ｯ！』
桃）『！、うん！』
そう、今は、同じ歌い手、同じグループ
推しを1番近くでみれる特等席
嫉妬することも無い
これで紫くんと
何これ笑
初めてのノベルだから許して！！
てか、桃黄の同担☆拒否聞いたー？
尊すぎてハゲるかと思った！
という事で桃くん描いてみた！
雨留はちなみに同担拒否じゃないよー！
むしろ同担大歓迎！
じゃ、おつ雨留〜！
コメント
3件
緊張し過ぎてハゲるとは？ww 絵全然上手いじゃんかああああああ
